鼻翼溝(びよくこう)とは、小鼻の横から鼻尖の外側にむけて刻まれるライン状の溝のことで、一般的には「小鼻のミゾ」などと呼ばれることが多い場所です。鼻翼溝の長さや深さには個人差があり、生まれつき溝が深いという方もいらっしゃいますが、後天的なものには「鼻尖形成を行った後に鼻翼横が極端に窪んで鼻翼溝が目立つようになった」というものがあります。
実際に当院では、このような他院修正のご相談を頂くことがしばしばあるのですが(特に、とある大手美容クリニックが実施している3D法鼻尖形成を受けた方からの相談が多いです)、今回はこちらの症例についてご紹介してみたいと思います。

上は、10年ほど前に大手美容クリニックで鼻尖形成手術を受けたという33歳の女性で、術後に鼻翼溝が凹んで目立つようになったので、この機会に治したいとご相談に来られました。
このような場合、あくまで当院の方法にはなりますが、クローズアプローチで凹んでいる部分の皮下組織を剥離して剥がし、耳介軟骨を皮下に挿入するようにして移植して、溝の凹み感や影を薄くしています。以前はオープンアプローチで皮膚の下にマットレス縫合を施すことで凹みを消すようなことも行っていたのですが、耳介軟骨を移植するほうが確実な効果を得やすいということもあり、最近はこちらの方法で行うことが多くなってきております。
とはいえ、溝がかなり深く刻まれており、凹みの形状を軟骨移植だけで矯正しにくいといった際には、皮下にマットレス縫合を加えてて凹面を凸面に変化させつつ、耳介軟骨移植も併用するという場合もありうるでしょう。
今回の方はそれほど溝が深くはなかったためクローズ法単独で施術を行っております。早速術前後の変化を見てみましょう。

術後は1カ月目の様子です。術前にみられた鼻翼溝の深い影と陥没感をうまく消し、凸凹感のない自然な皮膚面に仕上げています。ご本人からも術後の仕上がりにご満足をいただきました。
鼻先を細くする施術として人気の鼻尖形成術ですが、実はこの施術は他院修正のご相談が比較的多く、「鼻先が細くなりすぎてピンチノーズになった」「鼻の穴がコンセントのように狭くなりすぎた」「鼻翼溝が深くなった」といったものが挙げられます。そしてこのようなトラブル相談は、何も特定のクリニックや特定の施術に限ったことではなく、非常によく見られるケースです。クリニックによっては鼻翼軟骨を切断する方法で鼻尖形成を行っているところもありますが、この方法は「やりすぎ感」が出ることがあるため、基本的に当院では行っておりません。
さらに当院の手術では、術中の仮縫いの段階で一度患者様に上半身を起こしていただき、手鏡などを使ってご自身の目で仕上がりのラインを確認していただくというステップを踏んでおります。もしこの時点で「鼻先が細すぎる」「鼻の穴が細すぎる」と感じることがあれば、鼻先に追加修正を加えて、理想に近い仕上がりになるように調整を行っています。
また、手術を受けた際にはよいと思い「ご本人の意思」で細い鼻先にしたものの、時間が経つにつれて鼻先の形を変えたくなったという際も、鼻先の細さ・尖り感を緩和することは可能です。気になる点があればご相談ください。
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本ブログの症例に関する情報
治療名:鼻唇溝修正 費用:220,000円 リスク・副作用:腫れ、内出血、感染、血腫、左右差、皮膚面の凹凸、皮膚面の傷跡、色素沈着など 施術内容に関する問い合わせ先:お問い合わせフォームからどうぞ
※記載されている料金やリスク・副作用、施術内容はブログ投稿時の情報となります。最新の情報は変更となっていることもあるため、詳細は当院までお問合せ下さい。
