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ウルセラによる顎下引き締め

2021年01月25日(月) | カテゴリ: たるみ(美容皮膚科)
当院では、脂肪吸引治療に力を入れていますが
特に顔・首の脂肪吸引のリクエストがなぜかかなり多いです。

患者様を集めるために特に広告費を掛けたりプロモーションはしていないのですが、
現状問い合わせ件数は謎に高く維持されています。

おそらくは、この時期コロナ禍の影響もあって在宅ワーク、リモートワーク
あるいはマスク着用などの影響もあり、この機会をうまく利用して
ダウンタイムの期間に当てようとして需要が高まっているものと予想します。

また、コロナを心配して普段行っていたジム通いを控えたり
あまり外で積極的に活動することがなくなり、
体重が増えるいわゆる「コロナ太り」を気にしてご相談に来られる方もいます。

但し、そうは言っても手術に対して抵抗を感じる方もやはりいらっしゃいます。

そのような方には、脂肪溶解レーザー、脂肪溶解注射などもお勧めですが、
ウルセラ(=HIFU ハイフ)も顔・首の脂肪を引き締める上で大きな効果を期待出来ます。

ちなみに、糸のリフトで顎下を引き締め欲しいというリクエストも時々頂きますが
頰などに比べて顎下を糸リフトで引き締めるのはかなり難しいです。
(大手美容外科勤務時代に昔随分やりましたが、正直あまり芳しい成果ではなかったです)




上は、顎下の脂肪とたるみを気にされて当院を受診された52歳の女性です。

脂肪吸引のような、侵襲のある手術をすることなく改善効果が欲しいとのことで
顎下にウルセラをかけてみることとなりました。




2ヶ月後の状態を示します。

実際まるで脂肪吸引を行ったかのような変化が出ていますが、
ウルセラ1回照射のみので得られた効果です。

この方は、再診時ご本人様から
「正直変化がよく分からないので写真を撮って変化を見せて欲しい」と言われたため
撮影したところ上のような大きな違いが得られていることが判明しました。

ウルセラの場合、脂肪吸引などとは異なりある日一気に脂肪がなくなるのではなく、
2−3ヶ月などゆっくりと時間をかけて徐々に引き締まってゆくのでともすると
改善効果を感じにくかったりすることもあります。

この方の場合も
「娘には顎下が痩せて変わったと言われたけれど、本当でしょうか?」
と半信半疑の様子でしたので、
写真をお見せしたところ驚愕の声を上げていらっしゃいました。

特に、この患者様のように50歳を越えた方に脂肪吸引を行うと、
顔に限らずボディ・四肢で脂肪吸引を行った際においてもたるみが生じたり、
凹凸、シワなどが皮膚面に生じるリスクが高いため
レーザーによる脂肪溶解を当院では推奨しています。

なお顔に関しては、レーザーによる脂肪溶解は原則出来ないため、
ウルセラがこのようなリスクを避けるのに非常に良い治療手段です。
(顎下は、レーザーによる脂肪溶解は可能です。)

現在美容医療市場には、
ウルセラ(=HIFU・ハイフ)の類似品と言って良い製品があふれかえっていますが、
1回の照射でこれほどの変化を期待出来るものはいまだないはずです。

しかし類似品はウルセラよりも本体および消耗品がかなり安価なために、
現在類似品の方を入れているクリニックのほうがむしろ多くなってしまい、
そのようなクリニックにおいてオリジナル本家のはずのウルセラが
「あれはもう古い!」などと言われ誤った宣伝をされてしまっているという
現実があり非常に残念です。

昔から「悪貨が良貨を駆逐する」という言葉がありますが、
これがまさにその典型例と言って良いでしょう。

当院は、HIFUに限らずいわゆる「類似品」と呼ばれる類いのマシンは
妥協せず一切置かないことを誇りとして運営を行っている数少ないクリニックの一つです。
類似製品のマシンによる施術にはくれぐれもご注意頂きたいと思います。
当院のウルセラ治療詳細はこちら

<本ブログの症例に関する情報>

治療名:ウルセラ(顎下引き締め)  費用:77,000円(税込)
治療に伴う可能性のあるリスク・副作用:腫れ、内出血、鈍痛、熱感、左右非対称、知覚鈍麻など 施術内容に関する問い合わせ先:お問い合わせフォームからどうぞ


監修者情報
美容外科・美容皮膚科 みずほクリニック院長

札幌医科大学・大学院卒業。米国フロリダ・モフィット国立癌センター勤務(ポストドクトラル・フェロー)後、札幌医科大学・形成外科 助教、北海道砂川市立病院・形成外科 医長、大塚美容形成外科入職(大塚院・金沢院・名古屋院など)を経て、2014年みずほクリニック開院。形成外科・美容形成外科での豊富なオペ実績とあわせ、レーザー治療や注入術へ対する独自理論を追求し、患者様の理想とする姿を目指し的確でスピーディな結果を出すことに意欲を注ぐ。
免許・資格:日本形成外科学会・認定専門医、日本美容外科学会・正会員、医学博士