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糸リフト(スレッドリフト)による頰のたるみ取り

2021年12月06日(月) | カテゴリ: たるみ(美容皮膚科), たるみ(美容外科)
当院では、たるみ・しわなどのご相談を
30代、40代以上の女性から頂く機会がとても多いです。

ご提供出来る治療手段としては、
レーザー、注射系、手術までかなり幅広いメニューを取り扱っていますが、
溶ける糸によるリフトアップ施術は大変お勧めです。

というのも、「短時間の施術」で「ダウンタイムが少ない」上に、
「一度の施術」で「自然なライン」に頬、コメカミ、首などのたるみを
引き上げることが出来るからです。

ウルセラ(HIFU)、6Dリフトといった照射系治療によるしわ・たるみ治療も良いですが、
糸リフト(スレッドリフト)ではこれらでは得がたいような引き上げ効果が得られます。

糸リフト(スレッドリフト)の施術法としては、単純に糸を皮下に入れて
糸についているフック状の部分で皮膚を嚙んでおくだけでも相応に引き上がりますが、
さらにしっかりと上げたい方のために当院では2種類のオプションを加え、
合計3パターンの手術としています。

1. オーソドックスなシルエットリフト
頬で皮下に糸を入れるだけの方法

2. マックスリフト
頬から皮下に入れた糸を、中継して側頭部の髪の毛の中を1cmほど切って
側頭筋膜に固定する方法(1よりさらにしっかり上がる)

3. ポニーテール・リフト
頬で皮下に入れた糸を、中継して側頭部から頭頂部まで通して
左右の糸を頭頂部で結んで引き上げる。(最大限に引き上がる)


いずれの方法も、腫れや内出血がほぼないか、
最小限のレベルで施術を終えることが出来ます。



上は、頬のたるみが気になるとして当院を受診された51歳の女性です。

切開を伴うフェイスリフト手術のようなダウンタイムありの治療は希望されず、
また照射系のたるみ治療は過去に受けたものの結果が物足りなかったとして、
今回はシルエットリフト(糸リフト)によるたるみ治療を希望されました。

このように糸リフトは、照射治療、注射治療と
切開手術治療の中間に位置づけされる治療方法と認識してもらえればと思います。



上は、施術直後の正面写真です。

片側に2本ずつ、ほうれい線外側とマリオネットライン外側を
引き上げるようにして糸を皮下に埋入しました。

術直後でも、腫れ、内出血はほとんど目立ちません。

今回は単純に皮下に入れただけで、
コメカミや頭頂部を固定源とする引き上げなどは行っていません。

口元が少しゆがんで見えるのは局所麻酔によって一時的に麻痺しているからであり、
2~3時間もすれば回復します。(一瞬しゃべりにくくなることもあります)



そして上は、施術後約1ヶ月を経過した時の正面写真です。

フェイスラインの形が細くシャープになり、
顔が一回り小さくなったかのような効果が得られているのではないでしょうか。

見た目上の劇的な変化とまでは言えませんが、患者様の満足度は大変高かったです。

糸リフト(スレッドリフト)は、このようにさりげなく自然に
頰や首、コメカミなどのたるみを取りたい方に特にお勧めの若返り治療です。

30分という短時間であっという間に終わる上に、
一度の施術で効果を実感できる点も魅力的なポイントです。
当院の糸リフト(スレッドリフト)詳細はこちら


<本ブログの症例に関する情報>

施術名:糸リフト・スレッドリフト(シルエットリフト)
費用:片頬4本 220,000円(両頬で合計8本)
治療に伴う可能性のあるリスク・副作用:腫れ、内出血、左右差、傷跡、感染(化膿)など
施術内容に関する問い合わせ先:お問い合わせフォームからどうぞ




監修者情報
美容外科・美容皮膚科 みずほクリニック院長

札幌医科大学・大学院卒業。米国フロリダ・モフィット国立癌センター勤務(ポストドクトラル・フェロー)後、札幌医科大学・形成外科 助教、北海道砂川市立病院・形成外科 医長、大塚美容形成外科入職(大塚院・金沢院・名古屋院など)を経て、2014年みずほクリニック開院。形成外科・美容形成外科での豊富なオペ実績とあわせ、レーザー治療や注入術へ対する独自理論を追求し、患者様の理想とする姿を目指し的確でスピーディな結果を出すことに意欲を注ぐ。
免許・資格:日本形成外科学会・認定専門医、日本美容外科学会・正会員、医学博士