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目頭切開と二重切開法で目を最大限に大きく見せる

2016年07月04日(月) | カテゴリ: 美容外科, 二重整形・眼瞼下垂・目元
先週先々週と、目頭切開なしで埋没法のみによる平行型二重の症例を紹介しました。

今週は目頭切開と二重切開法によるライン拡大を同時に行った症例を見てみます。

下は、以前に他院にて二重埋没法の手術をしたものの
最近糸がゆるんでライン幅が狭くなってきたとのことで、
二重ラインの拡大と目頭切開を希望されて当院を受診された25歳の女性です。


元々正面から見て二重幅もある程度見えています。

また、目頭の蒙古ヒダもあまりかぶっていない(=赤い結膜がかなり見えている)ため
幅を拡大するだけで充分平行型二重とはなるのですが、
ラインの形うんぬんよりも、むしろ目を最大限大きく見せたいという希望であったため、
目頭切開もあわせて行うこととなりました。

また、かなり広いラインを希望されたため、埋没法では折り込みが浅くなったり
ラインが取れるのが心配とのことで二重ラインの方も埋没法ではなく、
全切開かつ筋肉切除、脂肪切除ありのフル切開で行うこととなりました。

切開手術は初めてとのことで、局所麻酔に加えて笑気ガスによる麻酔を併用しています。

笑気ガス麻酔を使うと、眠りはしませんが手術中の不安感が大幅に軽減されます。
イメージとしては、軽く酔ってハイになったような状態となりリラックスして手術を受けられます。

下が、手術直後の状態です。


目頭は、内田法のW字切開としています。
傷跡が小さいと言われるZ法の場合、しばしば後戻りにより変化がかなり小さくなって
しまうことがあるので、私はWでしっかり切ることを勧めています。

切開二重は、眼輪筋を充分に取って幅を広めにデザインするとこの程度の腫れは生じてしまいます。

眼輪筋の切除を省略して、縫合法を3点連結二重とすれば腫れは最小限に抑えることは出来ますが、
今回は本人の希望もあり最大限にラインがクッキリとする方法で手術を行っているため
腫れ・内出血は出ています。

そして、下は術後3ヶ月目の状態です。


術前に比べて、より目の大きさが強調され華やかな雰囲気の目元となっています

目頭切開の傷は、1ヶ月目くらいでは赤みが目立ったりすることがありますが
上の写真のように2?3ヶ月のうちにほぼノーメイクでも目立たなくなってしまいます。



切開手術というと、傷跡の目立ち方を気にする方もいらっしゃいますが、
まぶたの皮膚は血流が豊富で治癒力が高く、また薄くよく伸展するなどの理由から
目立つ傷跡になることはまずありません。
上の写真は目を閉じたところですが、二重の切開ラインの傷跡もほぼ目立ちません。

目頭に関しては、ごくまれに傷跡が赤く盛り上がって肥厚性瘢痕となるタイプの方もいますが
ケナコルト(ステロイドの一種)を月に1回のペースで2?3回傷跡に注射することで、
かなり目立たなくすることが可能です。

最近は、幅広で派手な広い二重を希望される方が以前に比べると少なくなりましたが、
上の写真の方のようにある程度、もともと開瞼力(目ヂカラ)のある方なら広い二重でも充分似合います。
ご興味ある方は、お気軽にご相談ください、お待ちしております。
当院の二重切開法の詳細はこちらです。
目頭切開の詳細はこちらです。

<本ブログの症例に関する情報>

治療名①:二重切開法 費用:220,000円
治療に伴う可能性のあるリスク・副作用:腫れ、内出血、皮膚の傷跡、ライン消失、左右差など
治療名②:目頭切開法 費用:220,000円
治療に伴う可能性のあるリスク・副作用:腫れ、内出血、皮膚の傷跡、左右差など
治療内容に関する問い合わせ先:お問い合わせフォームからどうぞ

監修者情報
美容外科・美容皮膚科 みずほクリニック院長

札幌医科大学・大学院卒業。米国フロリダ・モフィット国立癌センター勤務(ポストドクトラル・フェロー)後、札幌医科大学・形成外科 助教、北海道砂川市立病院・形成外科 医長、大塚美容形成外科入職(大塚院・金沢院・名古屋院など)を経て、2014年みずほクリニック開院。形成外科・美容形成外科での豊富なオペ実績とあわせ、レーザー治療や注入術へ対する独自理論を追求し、患者様の理想とする姿を目指し的確でスピーディな結果を出すことに意欲を注ぐ。
免許・資格:日本形成外科学会・認定専門医、日本美容外科学会・正会員、医学博士