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上まぶたのくぼみにヒアルロン酸注入が人気です

2016年11月07日(月) | カテゴリ: 上まぶたのくぼみ・たるみ, 二重整形・眼瞼下垂・目元
近頃当院では、上まぶたのくぼみを気にされて来院される患者さんがかなり増えつつあります。

くぼみの様子は、下のようなイメージの方です。


目元が老けて見えてしまう原因は、上まぶたに限って言うならば

・たるみ(皮膚のゆるみor余り)
・しわ
・くぼみ(へこみ)
・眼瞼下垂
・しみ

などが主な原因として挙げられます。

これらのうち、くぼみ(へこみ)については単独で存在することもありますが、
実際には、上まぶたの皮膚のたるみやしわ、そして三重まぶたや広過ぎる二重ライン、
眼瞼下垂などとセットで存在することが多いため、ますます目元が老けて見えてしまうのが
困りものです。

上まぶたにくぼみが生じる原因は、
眼球を保護するクッションのように目の周りを取り囲んでいる眼窩脂肪が
加齢とともに痩せることが直接の原因です。

若い頃から既にくぼんでいる方もいますが、
額が前に出た、いわゆる彫りの深い方の場合は上まぶたのくぼみが顕著に見られます。

そして、この眼窩脂肪は上まぶたのパーツと下まぶたのパーツが眼球の周りでつながっているため、
上まぶたにくぼみがある人は、ほとんどの方で下まぶたにもへこみ、つまりくまが一緒にあります。

*くまにもいろいろな種類がありますが、
ここでは組織のボリューム不足によるくまのことを指します。

上まぶたのへこみに加えて、
下まぶたにもへこみがあることでいっそう目元が老けた印象になってしまいます。

冒頭の写真の患者さんなどは、まさに、上下ともにへこんでしまっている典型例です。
顔の老化現象の特徴の1つとして、このように皮下組織のボリュームが
全体的に減ってゆくということが挙げられます。

そして注意しなくてはならないのは、表情のクセとして眉毛を挙上する習慣のある方の場合
上まぶたのくぼみが年齢とともに悪化する傾向があります。

眉毛の挙上グセにより額に若い時から横しわがある方は、
そもそもそれだけでも老けた印象ですが、だんだんと上まぶたも同時に落ちくぼんでゆくので、
意識してそのような表情の動作をしないように気をつけるべきです。

ところで、上まぶたのくぼみが治療によってほぼ完全に治るということ自体を知らない人が案外多く、
美容外科・美容皮膚科などでいったんは相談したものの、その場所だけは特殊部位として
治療出来ないとして断られるケースが多いと聞きます。

しかし実は、手術などに頼らずにかなり簡単にこの症状を改善する方法があります。

それが、上まぶたへのヒアルロン酸注入です。

足りなくなった組織のボリュームをヒアルロン酸注射で補うことで
手軽に上まぶたのくぼみやたるみの悩みが解決してしまいます。

くぼみの治療には脂肪注入などもありますが、ご自身の体の他部位から脂肪を採取するため
脂肪吸引手術が別途必要なことや、太い針でなくては脂肪を注入することが出来ないため、
術後目立つ内出血を起こしてしまうなどのデメリットがあり、上まぶたの脂肪注入は
以前に比べ今やもはや不人気です。

これに対し、なんと言っても腫れや内出血などのダウンタイムがほぼないという手軽さが、
ヒアルロン酸注入による治療が人気の理由です。
施術後仕事を休む必要など全くありませんし、施術直後に化粧も出来てすぐに人に会うことも出来ます。

上まぶたのくぼみへのヒアルロン酸注入では、
脂肪注入の時よりもはるかに細い針で注入を行うという点と、
上まぶたの血管の解剖を熟知した医師であれば血管をよけながらヒアルロン酸を眼窩脂肪内に
入れることが出来るので、腫れ・内出血をほぼゼロに抑えることが可能です。

しかしながら、うまく入れるには確かに一定のコツがあるため、
決してどのクリニックでも出来るという手技ではありません。

実際の症例を見てみましょう。
再び、冒頭の患者さんに戻ります。47歳の女性です。





上が、ヒアルロン酸注入前。下が注入後2週間後の様子。
※ジュビダーム・ウルトラ(アラガン社)/右:0.2cc、左:0.2cc を使用


上と下を比較すると、目元の印象で10歳くらいの若返り効果は確実にあるように見えます。

ちなみに、この部位のヒアルロン酸注入はあまり量を必要としないため、
余った分を下まぶたにも少し入れており、クマもわずかに改善しているのがお分かりでしょうか?

これは、少々分かり安く見せるため極端な例を出しましたが、
もっと微妙なヘ凹みも改善希望の患者さんは多いです。

下は、もう少し若い年齢の32歳の女性の目元です。





上が施術前、下が施術後2週後の状態です。
※ジュビダーム・ウルトラ(アラガン社)/右:0.15cc、左:0.15cc を使用

一例目の方に比べると、わずかな線状の影が上まぶたに見える程度ですが、
やはりこのような影はないほうが、目元が若く見えます。

しかし、こちらも完全に消え去り満足度の高い治療となりました。

上まぶたのくぼみへのヒアルロン酸治療がとてもお勧めな理由を下記にまとめます。



1.ヒアルロン酸注入の際、意外なことに痛みが他の部位の注入治療に比べるとほぼない。
 (麻酔クリームなども必要ありません。)
2.腫れ・内出血がほぼでない。
3.持ちが異様に長い。(1回の注入のみで数年単位のスパンでもってしまうことも)
4.注入に使うヒアルロン酸の量がほんのわずかなので、余ったヒアルロン酸を他部位に回せるのでお得
(下まぶたのくま、法令線、マリオネットなどに入れています)
5. 確実に効果が出せる。(ケースにより効いたり効かなかったりはあり得ない)
6. 施術時間は、たったの5分程度。


などのメリットがあり、手術に頼らず目元を若返らせるのに
これほど手軽で、安価で効果的な方法は他にないのではないでしょうか?

目の上のくぼみやたるみが気になる方は、是非一度当院にご相談ください。
「長年の悩みがこんなに簡単に治るとは!」と皆さんおっしゃいます。
ヒアルロン酸による上まぶたのたるみ治療はこちらです。
その他のヒアルロン酸による上まぶたのくぼみ解消の症例①
その他のヒアルロン酸による上まぶたのくぼみ解消の症例②

<本ブログの症例に関する情報>

治療名:上瞼のくぼみ治療(ヒアルロン酸注入) 費用:88,000円
治療に伴う可能性のあるリスク・副作用:腫れ、内出血、アレルギー、左右差、眼瞼下垂症状、塞栓症など
治療内容に関する問い合わせ先:お問い合わせフォームからどうぞ

監修者情報
美容外科・美容皮膚科 みずほクリニック院長

札幌医科大学・大学院卒業。米国フロリダ・モフィット国立癌センター勤務(ポストドクトラル・フェロー)後、札幌医科大学・形成外科 助教、北海道砂川市立病院・形成外科 医長、大塚美容形成外科入職(大塚院・金沢院・名古屋院など)を経て、2014年みずほクリニック開院。形成外科・美容形成外科での豊富なオペ実績とあわせ、レーザー治療や注入術へ対する独自理論を追求し、患者様の理想とする姿を目指し的確でスピーディな結果を出すことに意欲を注ぐ。
免許・資格:日本形成外科学会・認定専門医、日本美容外科学会・正会員、医学博士