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赤あざのレーザー治療
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赤あざのレーザー治療

赤あざ・赤み・毛細血管は、きれいに消すことが出来きます。
最新の光治療機を用いた治療で長年の悩みを解決しませんか?

赤あざ、赤ら顔、毛細血管など、皮膚の赤みの改善に高い効果を発揮する照射機器が当院にはあります。光治療機のアイコン(米国サイノシュア社)です。
都内では、スターラックスの名前で既に多数のクリニックで導入され実績の確立されたマシンですが、そのスターラックスの機能を改良してさらに進化させた次世代のバージョンがアイコンです。
かつては赤あざ、赤ら顔、毛細血管拡張には色素レーザー(ダイレーザー)による治療が一般的でしたが、光治療機アイコンは、従来のダイレーザーを上回る効果を発揮するように新たに設計開発されました。
また、まれに存在するアイコンのみの治療では反応が弱い赤あざ、赤みに対しては、補助的にロングパルスのヤグレーザー(サイノシュア社・エリート)を組み合わせて用いることもあります。

「赤あざ」とは

赤あざは、皮膚の毛細血管が異常増殖して増え、それらの血管が拡張した部分に血液が通常より多く流入することで表面から赤く見えるのが共通の本態です。正式な医学用語では「血管腫」と総称されます。
代表的なものに単純性血管腫(ポートワイン血管腫)、苺状血管腫(ストロベリーマーク)、正中部母斑(サーモンパッチ)、海綿状血管腫などがあります。
単純性血管腫は、血管腫の中では最も高頻度に見られるもので平たく厚みのない赤いあざとして認められます。その色調は、明るいピンク色から濃い紫、暗赤色まで様々ですが概して色むらがなく均一なのが特徴的です。原因不明で生まれつき見られ自然に消えることはありません。加齢とともに薄くなることもありますが、逆に色が濃くなったり、厚みを増すケースもあります。顔面・頸部に多く見られますが四肢にも発生することがあります。
苺状血管腫は、皮膚の毛細血管が増殖することで生じるものです。名前の通り表面が苺のように赤く盛り上がって見えます。生まれてすぐか、あるいは生後数週間以内に生じ、生後3から6ヶ月ごろまでに増大し、数年の経過で赤みが抜けてしぼんでゆきます。7歳までに75%の苺状血管腫が自然治癒するとされますが、その後にもし残るようなら照射治療をお勧めします。但し、目鼻口耳などの顔のパーツや関節部など特別な部位に生じたものについては、後遺症が残る可能性があるため出来るだけ早めの治療が必要となります。

「赤ぼくろ」について

赤あざに関連して、赤ぼくろと言われるものの治療も行っております。これもまた、血管腫の一種ですので、赤あざの仲間と見ることも出来ます。
正式には「老人性血管腫」と呼ばれ簡単に除去が可能です。ロングパルスのヤグレーザーを照射することでほとんどの場合、1回照射でとりきれます。

「毛細血管拡張症」について

皮膚面生じる赤い線状のスジとして認められます。ご相談を受けるもので多いものに頬に生じるものや、小鼻の横の溝(鼻翼溝)の赤みとして見られるものなどがあります。
これらも、ロングパルスのヤグレーザーの照射により改善します。照射回数は1回で取りきれることもありますが複数回の照射を必要とするケースもあります。

施術の特長

ダウンタイムが短い
あざを含めて、赤い色の色素異常の治療は光治療であれレーザー治療であれ、ダウンタイムは短く、かさぶたが生じるタイプの治療でも7日から10日のうちに剥がれ落ちます。その間メイクである程度カバーすることは可能です。
あらゆるタイプの赤に効く
光治療機(IPL)アイコンは、赤あざに加え、赤ら顔、毛細血管拡張などあらゆるタイプの赤みに対してマルチに効果を発揮します。基本的にこれらは、異常な血管の増殖・拡張などにより血流が局所的に増加することで赤く見えますので、ヘモグロビンに吸収されて余剰の血管を破壊できれば症状が改善するという仕組みは共通だからです。
複数の治療機の組み合わせでより高い効果
当院には、赤に強い光治療機アイコンに加えて血管性の病変に最適なレーザーであるロングパルスのヤグ・レーザーがあります。アイコンによる光治療とこのレーザーをケースによっては組み合わせることで、より高い治療効果を得ることが出来ます。

効果目的

  • 単純性血管腫
  • 苺状血管腫
  • 赤ら顔
  • 毛細血管拡張症
  • 赤ぼくろ(老人性血管腫)

症例写真

右頬と上唇部の赤あざ(血管腫)のレーザー除去

ドクターによる症例解説

術前

生まれつき右頬と上唇部に非常に目立つ濃い色の赤あざのある23才の女性です。単純性血管腫(Porwine stain)と呼ばれる真皮内の血管を主成分とするあざであり、赤い色は血液の色です。通常、表面は平坦なことが多いですが、まれに盛り上がっているタイプもあります。色味の濃さはアザによって様々ですが、このくらい濃いとさすがにメイクで隠すことは難しく、レーザーによる除去治療が望ましいと言えます。
赤みに対する専用の治療マシンとして、最もスタンダードなVビームレーザー(Vビームパーフェクタ)による治療を開始しました。条件は、最初の4回を口径10mm径スポット、パルス幅3msecとし出力は4Jから7Jで、そして次の3回を口径10mm径スポット、パルス幅1.5secとして出力は8Jから10Jで1ヶ月毎に照射しています。
パルス幅は短くなればなるほどより強い治療となります。短時間に全エネルギーを圧縮して組織内に打ち込むイメージです。逆にパルス幅を広く(長く)とれば、エネルギーを分散させて打つのでよりゆるやかな治療ということになります。まずは緩やかな条件からスタートし、だんだん色が薄くなってくると反応が落ちてくるので、徐々により厳しい(強い)条件に上げて治療するのが通常です。

術後

7回照射後の状態を示します。1ヶ月ごと7回の照射を行いましたので約7ヶ月の治療ということになります。完全除去にまではまだ至っていませんが、患者さんからは「メイクでのカバーがかなり楽になったのでやってみて良かった」とのコメントを頂きました。
なお当院には、赤み・赤あざ・毛細血管拡張など皮膚の赤みに対する治療器が充実しており、このほかロングパルスのヤグレーザーや赤み治療に強いIPL(アイコンおよびフォトフェイシャルM22)があります。現段階ではVビーム単独の治療結果ですが、この後他のマシンも組み合わせてさらなる改善を期待して治療を進める予定です。しみや肌質改善治療など美容皮膚治療全般に実は当てはまることですが、異なる波長、異なる機種を出来るだけ数多く組み合わせれば組み合わせるほどよりよい結果が得られる傾向があります。逆に言えば単独治療ではある程度の限界があるとも言えます。

症例に関する情報

治療名:Vビームレーザー(Vビームパーフェクタ)による赤あざ除去  費用:1回 22,000円
治療に伴う可能性のあるリスク・副作用:血腫、皮膚壊死、皮膚の傷跡、ケロイドなど
施術内容に関する問い合わせ先:お問い合わせフォームからどうぞ

赤アザ治療・アイコン

ドクターによる症例解説

術前

左頬から下まぶた、鼻にかけて生まれつきの赤アザを認める20代の男性です。
単純性血管腫のため、アイコンの光照射による治療の良い適応です。
色の白い方なので、出力を強くして打つことが出来るのが治療上有利に働きます。

術後

3回照射後の状態です。まだ治療途中ですが明らかに赤い色の消退が見られます。
照射直後にはかさぶたが出来ますが、かさぶたが剥がれると赤みが薄くなります。
もっと回数を掛ければさらに赤みを薄くすることが可能です。

症例に関する情報

治療名:切開法  費用:220,000円
治療に伴う可能性のあるリスク・副作用:血腫、皮膚壊死、皮膚の傷跡、後戻り、再発、左右差など
施術内容に関する問い合わせ先:お問い合わせフォームからどうぞ

もっと知りたい方はこちら

赤あざなどに関するブログはこちら

施術の流れ

  1. クリーム麻酔orテープ麻酔に必要に応じて局所麻酔注射を組み合わせます。
  2. レーザーを照射します。
  3. クーリング:皮膚面を冷タオルで5分ほど冷却して終わります。

料金

光治療 or レーザーによる
赤あざ、赤み、毛細血管、赤ぼくろ除去
1回から10回 1回 22,000円

※記載料金は予告なく変更することがございます。またカウンセリング・診察時にご提示したお見積について、有効期間は提示日より3か月とさせていただきます。

施術情報

  • 所要時間
    30分
  • ダウンタイム
    かさぶたが生じる治療:7日から10日でかさぶたが脱落
    かさぶたが生じない治療:1日の赤み
  • 手術後の通院
    1回から10回
  • 麻酔
    塗り薬麻酔、テープ麻酔、局所麻酔注射
  • 持続性
    個人差あり
  • シャワー・入浴
    当日可能
  • メイク
    当日可能

Doctor

院長・監修者情報

みずほクリニック 院長 小松磨史(こまつ きよし) 美容外科・美容皮膚科 みずほクリニック院長

札幌医科大学・大学院卒業。米国フロリダ・モフィット国立癌センター勤務(ポストドクトラル・フェロー)後、札幌医科大学・形成外科 助教、北海道砂川市立病院・形成外科 医長、大塚美容形成外科入職(大塚院・金沢院・名古屋院など)を経て、2014年みずほクリニック開院。形成外科・美容形成外科での豊富なオペ実績とあわせ、レーザー治療や注入術へ対する独自理論を追求し、患者様の理想とする姿を目指し的確でスピーディな結果を出すことに意欲を注ぐ。免許・資格:日本形成外科学会・認定専門医、日本美容外科学会・正会員、医学博士 医師紹介はこちら

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