思い起こせば、形成外科の専門医を取得後、美容外科を専門として大手クリニックに勤め始めたのは2004年頃でしたが、当時は顔のたるみの治療と言えばフェイスリフトが中心でした。大手美容外科の本院で、週に1,2本のペースで手術が入っていた記憶があります。
しかし時代の流れとともに、美容医療のトレンドは「非侵襲」の治療へシフトしていき、最近はフェイスリフトの手術は業界全体で見ても以前よりかなり件数が減ってきています。そういった流れもあり、以前はフェイスリフト専門と謡っていたいたクリニックの中には、現在は手術ではなく「糸リフトによるたるみ取り」のPRに力を入れているところもあります。
フェイスリフト手術の件数が減少していく中で、ここ10年ほどの間に急激に伸びてきているのが機械施術によるたるみ・引き締め治療です。当院でもウルセラ(HIFU)、サーマクール(高周波)、ソフウェーブの3つのタイトニング・マシンを稼働していますが、おかげ様で多数のお問い合わせをいただいております。
ウルセラ、サーマクールは以前から医療従事者も注目するツートップとして君臨していましたが、最近は「真皮中層へのアプローチ」という新たな切り口で登場した後発のソフウェーブも、業界において大変高く評価されています。当院においても、日々の診療で3つのマシンの特性を活かして施術を行っていますが、どのマシンも期待を裏切らない結果を出してくれていると実感しています。
…少々余談になりますが、タイトニング・マシンやレーザーは定期的に機能や仕様に変更が入ることが多く、そのたびに「新しいバージョンがリリースされました!」といったアップデート情報を公開されているのを目にしますが、個人的には、新たに市場に登場したマシンが必ずしも常に最高の性能というわけでもないのでは?と勘ぐってしまうところが多少なりともあります。
もちろんこれはあくまで私の憶測にはなりますが、トレンドが目まぐるしく変わる美容医療業界においてファンを獲得し続けるには、定期的にバージョンアップを繰り返すなどで注目度をあげていかないと、生き残ることがなかなか難しいのかもしれません。
ただ逆に言うと、トレンドの移り変わりが早い美容医療の業界において、長きに渡って「患者様からも医師からも支持され続けているマシン」というのは、効果や性能、安全性などの各指標において確かに優れたマシンであることが多いです。こういった歴史ある実績豊豊富な医療機器は、タイトニング・マシンに限らず様々な分野において同様に存在するわけですが、歴史が長いから時代遅れだ、ということは決してなく、長く愛されているのには相応の理由があるという点を、ぜひ皆様にも知っていただければと思います。
特に3つのマシンの中でもサーマクールは、改良に改良を重ね続け、今は4世代目(サーマクールFLX)となった長い歴史と多数の実績を有するマシンになるのですが、長きに渡ってこのマシンをご指名で来られる古参の美容医療マニアの方をはじめ、若い方でもこのマシンを熱心に支持してくださる患者様が多数おられます。私自身もサーマクールの性能や効果には高い信頼を置いており、たるみ治療を希望される患者様にお勧めすることが多くあるのですが、今回はサーマクールで輪郭・頬のたるみを改善した方の症例をご紹介したいと思います。
上の方は、頬や輪郭のゆるみが気になり始めたとご相談に来られた37歳の女性です。まだ30代ということもあり強い下垂が生じているわけではありませんが、将来のたるみケアとしての予防的な治療をご希望でしたので、サーマクールによる施術を行うこととしました。術前後の変化を見てみましょう。
術後は、照射から1か月目の様子です。施術では、ゆるみが気になる両頬を中心に、こめかみ、額なども含めて全顔300ショットの照射を行っています。
術後は、術前に比べて顔が一回り小さく引き締まったような印象に変化しているのではないでしょうか。特に口元・顎付近は、フェイスラインが写真でも分かるほどにしっかりと引き締まっており、あたかもジョールファット除去か下顎の骨切りでも行ったかのようにも見えます。1回の施術でここまでしっかりとした変化が出せるのは、やはり歴史と伝統に裏打ちされたサーマクールならではの実力と言えるのではないかと思います。
頬や輪郭の脂肪やたるみが気になるものの手術は避けたいという方はもちろん、将来的に生じるたるみの予防にもなる治療を探している方には、一度の施術でも効果を実感しやすいサーマクールは大変お勧めしやすい施術となります。ぜひお気軽にご相談下さい。
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※なお補足として、当院では近日中に、新たなタイトニング・マシンとしてオンダ・プロを導入予定です。オンダ・プロはイタリアの老舗レーザーメーカーDEKA(デカ)社が開発したマシンなのですが、当院ではすでにDEKA社製のマシンとしてスマートサイドドット(マドンナリフトが有名な炭酸ガスレーザー)を導入しており、このメーカーのマシンにおける切れ味の良さはすでに体感済みです。オンダ・プロは昨今SNSでかなり人気のようですが、実績豊富なメーカーが開発したマシンですので、恐らく今回も良い結果を出してくれるのではないかと今から楽しみにしています。こちらも症例が上がり次第、みなさまに共有していきたいと思います。
本ブログの症例に関する情報
治療名:サーマクール 費用:全顔300ショット 154,000円 リスク、副作用:腫れ、内出血、熱傷、痂皮形成、左右差、色素沈着、色素脱失、水疱形成など
施術内容に関する問い合わせ先:お問い合わせフォームからどうぞ
※記載されている料金やリスク・副作用、施術内容はブログ投稿時の情報となります。最新の情報は変更となっていることもあるため、詳細は当院までお問合せ下さい。
