「M字リップ」は皆さんもご存じかと思いますが、イメージはこの施術と一緒で、「鼻の穴の上縁」と「鼻の穴の間にある柱の下」を「M」のラインにすることで、鼻先に立体感(動き)を出すという施術です。鼻先のラインに曲線が生まれることで鼻に軽さを出すことができる他、のっぺりとしたお顔に立体感が出るといったメリットがあり、具体的には以下2つの鼻整形術を組み合わせることで「M字」のラインを形成します。
①鼻孔縁挙上
鼻孔縁(びこうえん)とは「鼻の穴の外側のライン」のことを言います。鼻孔縁挙上術とは、鼻の穴の上側のラインに高さがない(=鼻の穴が小さくて横に広がっている)際に、この縁を上方向に引き上げることで鼻の穴に高さを出す施術です。
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②鼻柱延長(鼻柱下降)
鼻柱(びちゅう)とは「2つの鼻の穴の間にある柱のような部分」のことを言います。鼻柱延長術とは、鼻柱が引っ込んでいる際に下方向に引き延ばすことで鼻柱のラインを整える施術です。
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この2つの鼻整形術を組み合わせることで、鼻の穴と鼻柱のラインを「M字」に仕立て、立体感と軽さを鼻先に出します。
M字ノーズの施術は完全に当院オリジナルの術式となるのですが、今回は実際にM字ノーズを行った方の症例をご紹介したいと思います。
上は、鼻翼基部に対して鼻柱が引っ込んでおり、また鼻孔縁のアーチが平坦なため、鼻先が全体的にのっぺりとした印象を気にしてご来院された女性です。鼻の穴と鼻柱のラインについてイメージが付きやすいように補助線を引いた写真(右)も掲載しております。
この方のように鼻先のラインが横一直線に近い状態だと、鼻先周りは平坦に見える上になんとなく重たく感じることがしばしばあります。このような際に今回ご紹介する「M字ノーズ(鼻孔縁挙上+鼻柱延長)」を行うことで、鼻先のラインを曲線状に変化させます。術前の変化をご紹介します。
AFTERの写真は、術後1か月経過した様子です。横一直線だった鼻下のラインが、前後に湾曲したカーブ状のM字ラインに変化しているがお分かりいただけますでしょうか。これによって、鼻先の印象が術後は軽くなり、なんとなく柔らかい印象も与えてくれているかと思います。
以下は、補助線付きの写真も含めた術前後の写真です。補助線があると、術前後の鼻先(鼻の穴と鼻柱のライン)に変化が生まれているのがより分かりやすいのではないでしょうか。
今回は、モニターさんの希望で鼻部分のみのご紹介となりますが、このような鼻先の変化が生まれることで、顔全体も同様に柔らかく軽い印象になることが多いです。M字ノーズは完全当院オリジナルの鼻整形術となりますので、ご希望の際にはお気軽にご相談ください。
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本ブログの症例に関する情報
治療名:M字ノーズ(鼻孔縁挙上+鼻柱延長) 費用:440,000円 治療に伴う可能性のあるリスク・副作用:腫れ、内出血、感染、血腫、左右差、皮膚面の傷跡など 施術内容に関する問い合わせ先:お問い合わせフォームからどうぞ
※記載されている料金やリスク・副作用、施術内容はブログ投稿時の情報となります。最新の情報は変更となっていることもあるため、詳細は当院までお問合せ下さい。
Doctor
院長・監修者情報
みずほクリニック 院長 小松磨史(こまつ きよし) 美容外科・美容皮膚科 みずほクリニック院長
札幌医科大学・大学院卒業。米国フロリダ・モフィット国立癌センター勤務(ポストドクトラル・フェロー)後、札幌医科大学・形成外科 助教、北海道砂川市立病院・形成外科 医長、大塚美容形成外科入職(大塚院・金沢院・名古屋院など)を経て、2014年みずほクリニック開院。形成外科・美容形成外科での豊富なオペ実績とあわせ、レーザー治療や注入術へ対する独自理論を追求し、患者様の理想とする姿を目指し的確でスピーディな結果を出すことに意欲を注ぐ。免許・資格:日本形成外科学会・認定専門医、日本美容外科学会・正会員、医学博士 医師紹介はこちら