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みずほクリニック院長ブログBlog

だんご鼻解消、鼻を高くするなど鼻の整形について

2015年10月05日(月) | カテゴリ: 美容外科, 鼻整形
みずほクリニックでは、鼻の美容治療に力を入れています。

鼻に関して患者さまからのご要望が多いものとしては、

1.鼻を高くしたい
2.だんご鼻を治したい(鼻先を細くしたい)
3.鼻を細く見せたい(鼻全体を細長くしたい)
4.曲がった鼻をまっすぐにしたい(わし鼻など)
5.小鼻を小さくしたい


上記がトップファイブです。

私は形成外科・美容外科の30年間のキャリアを通じて、
「美しくしたい」という美容整形のための治療はもちろん
他院における美容整形後の修正治療や、骨折治療、斜鼻変形(鼻の曲がり)、
事故後の変形治療、先天性鼻変形の治療など、全て合わせると
現在まで2000件以上の症例をこなしてまいりました。

ですから鼻のオペについては正直特別な思い入れがあります。


今回は、上記それぞれのリクエストに対して
どのような治療があるのか主なものをまとめて解説します。

<鼻を高くしたい>

鼻の整形のご相談で最も多くいただくリクエストですが、
「高くしたい部位」によって治療方法は異なります。

○目と目の間(鼻根/びこん)から
 その下方に続く尾根の部分(鼻背/びはい)を高くするなら、

注射 →ヒアルロン酸注射もしくはレディエッセ注射(のり状の人工骨を注入)
手術 →シリコンプロテーゼの挿入

ダウンタイム(腫れ・内出血)が心配という方には注射治療(注入術)がオススメです。

但し、注射治療では腫れはほぼありませんが
針で刺している限り内出血はゼロとは言えません。

しかし仮に皮膚に青みがさしたとしても、メイクでカバーは可能なレベルです。

注射の欠点としては、高さに限界があることです。

かなり高くするために入れすぎると一定量以上では高くならずに、横に広がり始めます。
(注入物が横方向に逃げる)

皮膚の伸びるキャパシティには限界がありますので当然のことですが、
ここを理解しておかないと間延びした太い鼻に仕上がってしまいます。

患者さんたちがよく、映画「アバター」の登場キャラのようだと表現する、
「高いけれども幅が広く極めて不自然に見える鼻」になります。

同じ注射でも、鼻の横への広がりにくさという意味では、
ヒアルロン酸よりもレディエッセの方がよりシャープに仕上がるとされますが、
それとてやはり限界はあります。

いわゆる白人やハーフモデルのような彫りの深い顔立ちを目指すなら、
むしろ固形物のシリコンプロテーゼを入れるほうがずっときれいに仕上がります。


○全体的にシャープな鼻筋を通すなら、

プロテーゼレディエッセヒアルロン酸

の順に有利と言えますが、
ヒアルロン酸にはヒアルロン酸独自の良さがあります。

ヒアルロン酸注射の場合、術中は鏡で確認しながら少しずつ注入を行い納得していただいた時点で注入を終了しますが、
後日、やはり気が変わり戻したいとなった時に、分解酵素「ヒアルロニダーゼ」を注射することで
30分以内に元の形状に戻すことができるという利点があります。

レディエッセの場合、残念ながらこのような修正は効きません。
(プロテーゼは抜去により元の鼻の形状に戻すことは可能です)

なお、だんご鼻を解消したいなど鼻先に関しても「注射で高くできませんか?」という
ご相談をよく受けますが、残念ながら鼻先の皮膚はそれほど伸展性が豊富な組織とは言えないため、
注射で高くすることは基本無理です。

無理に量を入れると横に広がってしまい確実にだんご鼻を作ってしまいます。

「鼻先もヒアルロン酸で高くすることができます」とうたって行っているクリニックも結構ありますが、
実際にはほとんどヒアルロン酸を注入しておらず
施術を受けた患者さんに感想を聞いても「全く変わらなかった」という
感想の方が今まで全例なので、決してお勧めできる治療ではございません。


また鼻に打つ注射は、痛みに弱い方の場合はそれなりに痛みを感じる場合があります。

このような時は、笑気ガス麻酔を鼻から吸って
気持ちを落ち着かせるとかなり楽に注入が可能です。

当院でもご希望なら笑気ガス麻酔の使用が可能ですのでご希望の方はお申し出ください。
(酔っ払って、気分がハイになった感じになり不安感が消えます)

効果の持続期間は、

プロテーゼ:半永久
レディエッセ:1年半から2年、
ヒアルロン酸(ジュビダーム・ウルトラプラス*):1年から1年半

です。

*ジュビダーム・ウルトラプラスは日本国内唯一の厚労省認可の正規品です。

それぞれの特徴をまとめると下の表のようになります。



以前の形成外科時代は、鼻の整形の整形の際に肋軟骨や腸骨などで鼻を高くすることも行っていました。

ですが、シリコンの方が体の他所に傷をつける必要がなく
挿入物の加工の自由度が高いので細かい調整が効き、かつ軟骨・腸骨などの採取時間が省略できるので、
実はずっと有利だという結論に美容外科で10年以上修業を積んだ後にようやく達しました。

昔は「人工物より感染がおこり辛いから」という理由で軟骨・腸骨を使っていましたが、
実際シリコンを使い始めてから自分の症例で感染が起きたことは今まで一例たりともありません。

自己組織移植にこだわっていたかつてのあれは、いったい何だったのだろうか?と思い返して
今は反省している次第です。

この他、鼻を高くする方法で、分解吸収されない注入治療のエンドプロテーゼ・エンドプラストなどもありますが、
ヒアルロン酸と異なり溶けない(溶かせない)ないため修正が効かない点や、
形の微調整が他の注入治療に比べて極めて難しく不自然に仕上がるリスクが高いためお勧めできません。
さらに取り出しには切開手術が必要なことも不利な点です。



<シリコン・プロテーゼはI型か?L型か?>

美容外科を始めた当初は、L型のシリコンプロテーゼをメインに
使っていましたが最近はI型をメインに使っています。





患者さん側の意見としては
「L型だと角の部分で鼻先が前に出せるので、よいのでは?」という考えもあるかと思いますが、
L型を挿入する場合角の部分は薄く削って加工して入れるので角の部分では実際には鼻先を高くすることはできません。

この部分を削らずに挿入すると鼻先の部分の皮膚が裏から圧迫されて赤くなったり、
最悪皮膚を突き破ってプロテーゼが出てくることがあります。
(その昔、日本の美容外科黎明期にはよくあった)

つまり、どうせ角の部分は削って薄くするなら
L型の鼻柱に入る部分はあってもなくてもいいということになります。





かつてはこの部分があることで、プロテーゼが鼻の中で曲がったりせず
まっすぐに固定されるだろうと考えられていた時期もありました。

ですが術後の固定をしっかりすれば、I型でも術後に曲がるということはまずありません。

それではなぜ鼻が曲がって見えることがあるかというと、
元々の土台となる鼻が微妙に曲がっているところへプロテーゼを乗せるため
曲がりが強調されて見えることがほとんどです。

その際は、まっすぐに見せるために
プロテーゼの形を非対称に加工して挿入するなどの工夫が必要となってきます。

また、L型ではどうしてもsupratipと言われる
鼻先のわずかに上の部分がふくらんで見えることがあるのも不利な点です。

たとえその部分を薄く加工してもうまく誤魔化せないことがありますが、
この話は少々ややこしくなるので別の機会にお話します。

(しかし一方I型は、この部分を薄く加工することで目立たなくできます。)

さらにもう一つのLのデメリットとしては、最初にプロテーゼを挿入して後で、
後日鼻先ないし鼻柱部に操作を加えようとした時に上記青丸の部分が邪魔になるので
いったんプロテーゼを取り出さなくてはならないという点が挙げれらます。

I型なら青丸の部分が無いわけですからプロテーゼを取り出す必要がありません。

これは、手術によって生じる腫れを最小限に抑えることにつながり有利です。

よってそのような諸々の点を考慮して、当院ではL型ではなくI型をお勧めしています。

L型の唯一の利点としては、角の部分でわずかに(本当にほんのわずかに)
鼻先を前に出すことが可能ということくらいです。

しかしこれを行うと既に上に述べたリスクが必ずあります。
(※ご希望によりL型の選択も可能です)

以上は、あくまで私が長年の経験の中で出した個人的結論です。

かつて所属した大塚美容形成外科でもIを好むドクターと
Lを好むドクターは当時半々くらいだったと思います。

<だんご鼻をなおしたい>
だんご鼻の修正とは、鼻先付近に限定して細く見せる手術となります。

既出ですが、ここは注入物で高くしたり細く見せたりすることは出来ませんので
基本的に手術のみでの対応となります。


1.鼻尖修正 (鼻先が太く見える)
2.鼻中隔延長
3.鼻尖耳介軟骨移植



上記三つを組み合わせることで、マックスの効果を得ることが出来ますが、

既に鼻が高い方(or 鼻が大きい方)でもうこれ以上高さは必要ない場合や、
どれか一つの手術でやって欲しいとなると鼻尖修正が最も優先順位が高く、
次に必要に応じて順番に鼻中隔延長、鼻尖耳介軟骨移植を加えてゆきます。

ただし鼻中隔延長、鼻尖耳介軟骨移植は自動的に鼻先が高くなる施術で、
高くすることで細くも見せるというテクニックとなるため高さが不要の方にはお勧め出来ません。

単純に鼻を高くするだけの手術なら、たいていの美容外科のクリニックで行っていますが
鼻尖修正単独で結果を確実に出せるクリニックはそうそうありません。

鼻中隔延長や鼻尖耳介軟骨移植を組み合わせることなく、
鼻尖修正のみで結果を出すにはそれなりのコツと技術が必要なので
しかるべきレベルの医療施設で長期間トレーニングを積んだドクターでなくては無理です。


鼻尖修正は、

・鼻先を構成する軟骨(鼻翼軟骨)が開いている。
・鼻先の外側の皮下組織が余ってだんごのように膨らんでいる。

などが原因で「鼻先が太く見える」症状(だんご鼻)に対して行う手術です。

鼻先外側の皮下組織を切除して取り除き、鼻翼軟骨を糸でしばって引き締めます。

切開は、鼻の穴の中の粘膜のみを切開する方法と
追加で鼻柱部の皮膚をメスで切って完全に鼻柱から鼻先までの皮膚をめくって
組織をフリーな状態として行う方法があります。

それぞれのアプローチ法は、前者がクローズドと後者がオープンと呼ばれます。

なお鼻先の手術では(鼻尖耳介軟骨移植以外は)オープンのアプローチ法が絶対にお勧めです。

1番の理由は、クローズドで行うよりもオープンで行う方がより確実な効果が得やすいからです。

日本人の場合、鼻先付近の皮膚は厚く硬いことが多くだんご鼻になりやすい傾向があります。

逆に軟骨がしっかりした構造をしていることは珍しいこともあり、
オープンでのアプローチによって皮膚軟部組織をいったん完全にフリーとして
組織の再構築を行うことで結果を出します。

クローズドだと、皮膚軟部組織がまだフリーになっていない
固定された箇所がまだあるため形状を再構築する際の自由度が下がり
思ったほど効果がでないことがままあります。

この傾向は、鼻尖修正で特に顕著に見られ、鼻中隔延長、鼻柱軟骨移植でも同じことが言えます。

本当は、鼻尖耳介軟骨移植でも出来ればオープンが望ましいという考え方です。
(※ご希望に応じてクローズド・アプローチも行っております)

鼻柱を切った皮膚面の傷跡については、
3ヶ月ほどでほとんどわからなくなるため全く問題にはなりません。


鼻中隔延長は、鼻の穴と穴のしきりの部分を構成する軟骨を
耳からの軟骨移植で伸ばす手術です。


伸ばす方向によって鼻の形を変えることができ、
前に伸ばすと鼻先が前に出ますし、下に伸ばすと鼻柱部が下に伸びます。


さらに鼻尖耳介軟骨移植の軟骨を追加することで
鼻先のポイントにアクセントをつけます。


鼻尖修正手術の症例を示します。
鼻先の太さ、いわゆる「だんご鼻」を気にされて当院を受診された20代女性の患者さんです。

またこのような鼻のケースでは「大きい鼻を小さくしたい」という表現をされる方もよくいますが
よくよくお話を伺うと実は鼻先の部分を気にされているケースが多いです。




左が手術前、右が手術後2週間後の状態です。



「えつ?!何が変わったかよくわからない!!」



という方のために、鼻先の両外側の溝に補助線を入れて見ましょう。





さらにこれでもまだ、「分かりづらい!」という方のために下から撮影。




鼻先の幅と鼻の穴の形の変化に注目すれば、効果は一目瞭然です。

このように鼻先の手術というのは微妙に変化させることも可能であり、
微妙であるがゆえに他者にばれないように作ることもプロの腕の見せ所の一つです。

大きな変化を望むならもっと分かりやすく治療を行うことも可能ですが、
鼻先ではあまりやり過ぎると、付随していろいろな問題が発生するため考えものです。

特にこの手術の場合、鼻先を絞りすぎると、鼻先より少し上の部分がふくらむ
Poly beak 変形(オウムのくちばしの先のような鼻)になってしまうため要注意です。
鼻翼軟骨の上方を切除するなどの処理すれば防止できると
よく教科書にも記されていますが、それとて実際には限界はあります。


<鼻全体を細く見せたい>

鼻全体を細く見せるためにすることは、以下のような治療があります。


1.鼻筋の尾根を作る/鼻根から鼻背にかけてを高くしつつ、可能なら鼻先も高くする
2.鼻先が太いなら、鼻尖修正手術(鼻先を細くする手術)
3.小鼻が横に広いならその部分の皮膚を切除する
4.鼻骨骨切りで、開いた鼻骨を折って絞り横幅を細くする


これら4つを全て組み合わせて行うことも可能ですが
気になっている部位に応じて、1つのみ行うこともあります。

「1.鼻筋の尾根を作る」は、いわゆる鼻筋を通す手術であり

ヒアルロン酸注入レディエッセ注入プロテーゼ挿入によって行います。

ヒアルロン酸、レディエッセは入れ過ぎると横方向に広がり
逆に鼻が太くなるので入れる量には確かに限界はありますが、ほとんどの場合で充分満足して頂いています。

しかし、さらにより鼻を細く見せるという意味ではプロテーゼの方が有利な面はあります。

固形物なので、横方向に広がってしまうことが一切なく
鼻の尾根の部分を細くすっきりと見せるのに一番良い方法です。

さらに、鼻先に関しては耳の軟骨(耳珠もしくは、耳の裏から採取する耳甲介軟骨)を
加工移植する方法でポイントを前に出すことで高くします。


「2.鼻先を細くする手術」については、

既に上に記してある鼻尖修正手術(だんご鼻の修正)がそれに相当します。


「3.横に広がった鼻の小鼻を小さくする手術」は
小鼻(鼻翼)が横に広がっている場合に、小鼻の皮膚を切除して細く見せます。
鼻翼縮小手術ないしは、小鼻縮小手術と呼ばれる手術です。

内側切除法と外側切除法があり、外側切除のほうがより効果が高いです。

より多くの組織を除けるという点と、組織の回転移動のテクニックが使えるからです。

外側切除は、傷跡が外に見えるから内側でやって欲しいというリクエストを
たびたび頂きますが、外側切除の縫合創は鼻翼溝に一致させて縫い込みますので
傷跡が目立って残ることはあり得ません。

より高い効果を得るといういみでは外側切除のほうが私はお勧めです。

なおこの手術は、鼻先が太い方の場合要注意です。

小鼻の横幅が皮膚切除で縮まって狭くなると、鼻全体のパーツとして見た場合、確かに細くは見えますが
鼻先の幅と小鼻の幅の比較した場合の比率で言うと鼻先の比率は上がってしまうため
鼻先の太さが目立つケースがしばしばあります。

このように、一カ所を変更すると他のパーツとのバランスが
不利な方向に向かう場合があり、気をつけなくてはなりません。

漠然と「鼻が太い」ということを気にされていても、
それが全体のシルエット(輪郭)なのか、実は鼻先なのか、鼻筋が太いのが気になるのか、

さらに鼻筋と言った場合も、尾根の高さが低い場合もあるし、
実は高いのだけれども裾野(頬から鼻への立ち上がり)の部分が広くて
(鼻骨が開いていて)鼻が太く見えるだけなのか、など様々なケースがあります。

カウンセリングの中でより具体的にどの部分が本当は気になるのかを見極め、
各パーツとのバランスを総合的に考えながら手術方針を立ててゆきます。



「4.鼻骨を骨切りし横幅を狭くする(鼻骨骨切り)」は、
鼻の骨が横に開いてしまって鼻が太く見える方のための手術であり、
鼻の骨にノミを入れてハンマーで鼻の骨を折り人工的に骨折させて
鼻の骨の開きを細くした状態としてギプス固定することで鼻の横幅を細く見せる手術です。


<曲がった鼻スジをまっすぐにしたい>

曲がった鼻の状態を専門的には「斜鼻/しゃび」と言います。

形状面から鼻骨が曲がっているタイプ、鼻中隔軟骨は曲がっているタイプ、
鼻翼軟骨、外側鼻軟骨が曲がっている、ないし左右非対称なタイプなどがあり
原因によって先天性か後天性(外傷性)というようにも分けられます。

鼻骨(いわゆる骨の部分)の曲がりであれば、
細くする手術同様鼻骨にノミを入れて骨折させて曲がりを矯正しギプス固定しますし、
鼻中隔であれば鼻中隔軟骨の湾曲している部分をメス・ハサミを用いてくり抜いて
曲がっている側から、矯正させたい方向へ糸で軟骨のしきりを引き倒すように
縫合することで矯正します。

鼻筋の曲がりのへこんだ部分に耳の軟骨や、
鼻中隔をくり抜いた時に生じた軟骨を移植することで
微妙な曲がりを修正するなど微調整を加えるテクニックもあります。


<小鼻を小さくしたい>

鼻翼縮小手術については、
「3.鼻を細く見せたい(鼻全体を細長くしたい)」の部分で触れたので
そちらを参考にして下さい。

以上、外来でよく相談を受ける5つのリクエストについて、
簡単ですがまとめて見ました。


また、あわせて以下は麻酔について一言。

<鼻の手術の麻酔>

手術中に高さや形を、上体を起こして鏡でご自身で確認して頂く都合上、
どうしても意識をはっきりさせておく必要があるため局所麻酔で行うのがベストですが
痛みに対してどうしても不安がある場合は静脈麻酔(点滴麻酔)も使用可能です。

注入系の治療の場合、笑気ガス麻酔が大変有効ですが、
切開系の手術の場合、鼻にガスマスクを当てると手術の邪魔になるため
静脈麻酔を使用することとなります。

全身麻酔まではさすがに必要なことはなく、
逆に手術中の確認が出来なくなってしまいますので行っていません。

長くなりましたが、鼻の整形は簡単そうで実は奥が深い治療法です。
鼻だけではなくお顔全体のバランスを見ることはもちろん、
術後の仕上がりを事前にある程度予想できるだけの症例実績がないと
難しい治療法だとご理解ください。

当院の鼻整形に関する詳細はこちらです。
「鼻の整形を失敗させないポイント」もまとめてみました。


<本ブログの症例に関する情報>

治療名:鼻尖修正手術 費用:220,000円
治療に伴う可能性のあるリスク・副作用:血腫、皮膚壊死、皮膚の傷跡、色素沈着、皮膚の陥凹、後戻りなど
治療内容に関する問い合わせ先:お問い合わせフォームからどうぞ

監修者情報
美容外科・美容皮膚科 みずほクリニック院長

札幌医科大学・大学院卒業。米国フロリダ・モフィット国立癌センター勤務(ポストドクトラル・フェロー)後、札幌医科大学・形成外科 助教、北海道砂川市立病院・形成外科 医長、大塚美容形成外科入職(大塚院・金沢院・名古屋院など)を経て、2014年みずほクリニック開院。形成外科・美容形成外科での豊富なオペ実績とあわせ、レーザー治療や注入術へ対する独自理論を追求し、患者様の理想とする姿を目指し的確でスピーディな結果を出すことに意欲を注ぐ。
免許・資格:日本形成外科学会・認定専門医、日本美容外科学会・正会員、医学博士