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わき汗ボトックス治療を行ったものの効果がなかった方へ

当院にご来院される患者さまから、「他院でわきのボトックス注射をしたものの効果が全くなかった」といった言葉をいただくことが実はかなりあります。

これはボックス注射という治療法の欠陥というわけではなく、術者の注入技術の問題といえるでしょう。

ボトックス注射の効果が実感できなかったというケースの大半が、

  • 間違った層(深さ)にボトックスを入れられた
  • 正しい層でも神経終末の存在する部分にしっかりと入れられてない

のいずれかが原因です。それぞれについてもう少しだけ詳しく解説します。

間違った層(深さ)にボトックスを入れられた

これはイメージしやすいかと思います。完全に効果がなかったという場合は、皮膚ではなく皮下脂肪層に入れられた可能性があります。

正しい層でも神経終末の存在する部分にしっかりと入れられてない

きちんと皮膚下層に入れたとしても、汗の分泌を調整する神経終末が存在する部位(深さ)は個人差があるため、ボトックスを神経終末がある層にしっかりとまんべんなく注射していないと効果はありません。

ですので通常皮膚にボトックス注射を行う際には、神経終末がある層全体をカバーできるように浅い層から深い層まで針先をスライドさせながら連続的に打つように心がけることがポイントです。

こうすることで「効果がない」「効き目が弱い」といったことを避けることができます。

なお、上記のような術者の手技の問題の他に考えられるボトックスが効果がなかった事例としては、患者さまが繰り返し何度も連続的にボトックスを打ち続けることで体内にボトックスへの抗体が形成されてしまっている可能性があります。

一般的に抗体を作らないようにするためには、年間総量を200単位程度に抑えることが重要とされています。通常のボトックス注射では1回100単位を使用しているため1年に使用可能な量は2回までとなります。

わき汗ボトックス注射の持続期間が3か月から6か月程度ですで、できるだけわき汗を抑えたいと考えている場合には、汗が出やすい時期を計算して例えば5月くらいと9月くらいに2回打つ、などと計画を立てるとよいのかもしれません。

どうしても抗体ができるのが心配という際には、抗体を作りにくいタイプのゼミオンをお勧めします。ドイツ製のボトックスで、美容外科・美容皮膚科の医師にも愛用者が多い製剤です。

ゼミオン

なお診察の結果、わき汗治療において原発性腋窩多汗症(重度)と診断された際には保険が適用となり、わき汗ボトックス治療の場合は29,000円程度、手術(反転剪除法)の場合は片側21,000円程度が自己負担となります。
保険診療の場合は治療前に書類のやり取りが煩雑になったりするのですが、患者さまからしますとやはり保険適用という安心感があるようです。なお当院の自由診療によるわき汗ボトックス医療も、実はそれほど大きく価格は変わりません。よろしければ検討してみていただければと思います。

Doctor

院長・監修者情報

みずほクリニック 院長 小松磨史(こまつ きよし) 美容外科・美容皮膚科 みずほクリニック院長

札幌医科大学・大学院卒業。米国フロリダ・モフィット国立癌センター勤務(ポストドクトラル・フェロー)後、札幌医科大学・形成外科 助教、北海道砂川市立病院・形成外科 医長、大塚美容形成外科入職(大塚院・金沢院・名古屋院など)を経て、2014年みずほクリニック開院。形成外科・美容形成外科での豊富なオペ実績とあわせ、レーザー治療や注入術へ対する独自理論を追求し、患者様の理想とする姿を目指し的確でスピーディな結果を出すことに意欲を注ぐ。免許・資格:日本形成外科学会・認定専門医、日本美容外科学会・正会員、医学博士 医師紹介はこちら

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