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TOP/ ブログ/ 美容皮膚科/ 目の下のクマ/  下瞼たるみ取り手術(ハムラ法)の応用による下瞼黒ずみ治療

2021.05.10

目の下のクマ

下瞼たるみ取り手術(ハムラ法)の応用による下瞼黒ずみ治療

当院の下瞼たるみ取り手術(ハムラ法)は、
たるみだけではなく「皮膚の色味」も改善されるように工夫をしています。
下瞼たるみ取り手術(ハムラ法)詳細はこちら

下瞼の色味とは、一般に「色グマ」と言われる
黒い色だったり、赤黒いような肌の色などのことを指します。

ハムラ法は、クリニックや医師によって
技法にかなりの違いがあり多くのバリエーションが存在しますが、
根幹となる共通部分は以下の3点です。

1 下瞼のたるんだ皮膚の皮膚切除
2 眼窩脂肪を下瞼のへこんだ位置へ移動固定してクマを消す。
3 眼窩外側骨膜を固定源として眼輪筋を引き上げ、引き締める。


この3点がその主たる要点です。

なお、上記3つの手技により改善されるのは
下瞼の凹みによるクマ、皮膚のたるみ・ゆるみ、
しわ、目袋(Baggy eye, Baggy eyelid)であり、
これらだけでもかなりのメリットのある治療法なのですが
「下瞼の色素沈着」自体を改善する方法はないものかと常々考えてきました。

昔は、下瞼のたるみ改善手術を行う前には必ず、
「下瞼の色味、つまり赤や青、黒みがかった色の成分は改善しませんからね」
ということを患者様に念入りによーく説明し、了解を得てから手術を行っていました。

そうしないと、術後に「皮膚の色味が改善していない」という
ご相談を新たに頂くことになるからです。

しかしここ10年ほど前から、
手術手技にマイナーチェンジを重ね続け進化させてゆく過程で、
ハムラ法によって下瞼の皮膚の色味が改善した症例をいくつか経験するうちに、
どこをどう処置をすれば、下瞼の色素沈着(色むら・クマ)を
改善させられるかというコツが徐々にわかってまいりました。

下瞼の色味は
本来ハムラ法で改善させられる問題箇所ではないのですが、
長く繰り返し手術を続けていると、手技はゆっくりとですが確実に進歩して行きます。

そしてこのニュー・バージョンのハムラ法手術を、
当院では「下瞼黒ずみ取り手術」という独立させた手術メニューとして
ご提案させていただいております。

ハムラ法から派生させた亜型手術という形になります。

先日行った患者様において、
ハムラ法による下瞼の色味改善が比較的分かり安い
手術結果がございましたので以下にてご紹介します。




上は、下瞼のたるみ、凹凸感、クマ、しわを気にされて
当院にご相談に来られた44歳の女性です。




ハムラ法手術に黒ずみ取り手技をプラスした
下瞼黒ずみ取り手術を行い、3ヶ月後の様子を示します。

アプローチは、皮膚面からゆく表ハムラです。

瞼の裏の結膜面からゆくのが裏ハムラですが、
裏ハムラでは黒ずみを消すことは出来ません。

下瞼にしみもあるため若干分かりづらいですが、
術前にあったしみのバックグランドの皮膚の黒い色味が
明るい色に改善してトーンアップしているのが分かりますでしょうか。

従来のハムラ法でも改善可能な下瞼のたるみ、
小じわ、凹みによるクマももちろん十分改善されていますが、
それとあわせて「肌の色味の変化」に注目して頂きたいと思います。

このように当院の下瞼黒ずみ取り手術(ハムラ法の応用)は、
従来のハムラ法にさらに独自の手技を追加し調整を行うことで
「下瞼の色素沈着(色グマ)」をも改善出来る点が、
従来のオーソドックスなハムラ法手術と異なる点です。

かつては、下瞼に生じた色素沈着はレーザー、手術を含めて
どのような方法でも改善がなかなか期待出来ずに、
ご相談に来られた患者様には
「現代の医療技術では治療不可能」としてお伝えするほかなく、
それを聞いた患者様もガックリと肩を落としてお帰り頂いておりましたが、
今現在は、このような形で改善することができるようになりました。

下瞼の黒ずみでお悩みの方は是非一度当院までご相談にお越しください。
当院の下瞼のたるみ取り手術(ハムラ法)詳細はこちら


本ブログの症例に関する情報

治療名:下瞼たるみ取り術/ハムラ法(下瞼の黒ずみ取り手術) 費用:440,000円 
治療に伴う可能性のあるリスク・副作用:腫れ、内出血、傷跡、眼瞼外反、感染など 
施術内容に関する問い合わせ先:お問い合わせフォームからどうぞ

※記載されている料金やリスク・副作用、施術内容はブログ投稿時の情報となります。最新の情報は変更となっていることもあるため、詳細は当院までお問合せ下さい。

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院長・監修者情報

みずほクリニック 院長 小松磨史(こまつ きよし) 美容外科・美容皮膚科 みずほクリニック院長

札幌医科大学・大学院卒業。米国フロリダ・モフィット国立癌センター勤務(ポストドクトラル・フェロー)後、札幌医科大学・形成外科 助教、北海道砂川市立病院・形成外科 医長、大塚美容形成外科入職(大塚院・金沢院・名古屋院など)を経て、2014年みずほクリニック開院。形成外科・美容形成外科での豊富なオペ実績とあわせ、レーザー治療や注入術へ対する独自理論を追求し、患者様の理想とする姿を目指し的確でスピーディな結果を出すことに意欲を注ぐ。免許・資格:日本形成外科学会・認定専門医、日本美容外科学会・正会員、医学博士 医師紹介はこちら

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