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みずほクリニック院長ブログBlog

採用面接について(面接の際に重視している点)

2019年05月26日(日) | カテゴリ: 美容医療コラム
今回は、前回のブログ(当院が求めるスタッフ)の続きとして、
「採用面接で重視している点」ついて書いてみようと思います。

現在のところ、当院ではすでに人数的には十分な数を確保出来ていますが、
余裕をもって人員を配置したいため、受付・看護師ともにスタッフ募集の
求人広告を出稿しています。 (2019年5月現在)

給与・待遇面ともにかなりよい条件であるため
1回応募をかけると受付・看護師あわせると毎回100件以上の申し込みを頂きます。

求人広告や当院ホームページの募集ページからお申し込み頂いた後は、
まず今までのご経歴から美容皮膚科・美容外科の経験者かどうかを確認しています。

以前は新卒や未経験の方も採用していたのですが、
現在はありがたいことに患者様の数がどんどん増え日々多忙を極めているため、
経験がある方のみの採用とさせていただいております。

求人広告の応募条件にもその旨をしっかり記載してあるのですが、
毎回未経験者からの申し込みが全件数の約半数程度見られます。

書類の確認、合否のご連絡などにもスタッフの対応に時間がかかりますので、
できれば応募条件はよく読んでからお申し込み頂きたいと思います。
(あるいは「とりあえずダメもとで応募してみよう」的な感じなのでしょうか…)
なお他院でのご経験については、2年以上ある方を経験者とさせていただいています。

また、通院いただいている患者様から当院で働きたいというリクエストを頂くこともあり、
実際に採用となったケースもあります。

このように申し出て頂くのはお気持ちとしては大変ありがたく深く感謝しておりますが、
あくまで他院の美容系クリニックの現役スタッフや経験者でない限り
採用させて頂いてはおりませんので、その点はご理解頂ければと思います。

そして次の段階として、採用基準を満たしている方(2年以上の経験者)に連絡を取り、
改めて履歴書をお送りいただいています。

この時に、職務経歴書が履歴書についていなかったり、内容がほとんど書かれていない、
連絡先など基本的な事項が抜けている、写真がカラーコピーであったりなどしますと、
応募へ対する熱意がないように感じ、少し残念な気持ちになります。

せっかくご応募いただいたのに申し訳ないですが
この書類選考の段階で採用面接不可となる方もいらっしゃいます。

職務経歴や志望動機などがきちんと記載されている方については面接を行っています。
この書類審査の段階で、100人前後の応募者が20名くらいに絞り込まれます。


実際の面接においては、まずは第一印象を重視しています。

ほとんどの方はスーツなどを着てまとまった髪型で来院されますが、
中には過去の事例として以下のような方もいらっしゃいました。

・Tシャツにサンダルといった、リゾートスタイルの出で立ちの方。
・そこまでゆかなくても、完全に普段着の方。
・普段着とも言えないのですが、胸元が異様にあいているなど着方に違和感のある方。
・買い物袋をたくさんぶら下げて、ショッピング帰りについでに立ち寄った雰囲気の方。

採用面接ですのでそれにふさわしい常識的な装いというのがあるはずですが、
なかなかそうもいかないことが多々あります。

また服装に限らず、開始時間に遅刻しても来る方、
さらには約束した日時にそもそも現れない方もかなりいらっしゃいます。

面接の際には、頂いた履歴書・職務経歴書の内容について質問をしたりしますが、
それだけではなかなかその方の個性や能力を推し量ることが出来ませんので
それ以外にもいくつか質問をさせていただいております。

特に美容外科・美容皮膚科の場合は、
他科のクリニックよりもコミュニケーション力が大変重要なポイントになります。

ちょっとした会話の中で患者様の潜在的なニーズを掘り出すのも
スタッフの重要な役割であり、それには患者様と会話する力が必須とされます。

「人の話を聞くのが得意」という自己PRを記載されている方もいらっしゃいますが、
美容クリニックの場合、患者様のニーズにあわせてこちらから提案やアドバイスを行うような
シチュエーションが多々あるため、ひとつの事象に対して豊富なアイデアや選択肢を
提示できるようでないと患者さんのニーズを積極的に掘り起こすことは難しいかもしれません。

美容医療に関する知識が充実していることももちろん大事ですが、
人が好きで、人と接したり会話をするのが好きというコミュニケーションへの積極的な姿勢が、
看護師であれ受付・カウンセラーであれ美容クリニックには必要なスキルになるでしょう。

コミュニケーションに対して受け身な姿勢でいると、
日々の業務においても自然とそのような対応になってしまうことがあるようです。

そのため、日々の院内の業務においても
自分からどんどん気がついて積極的に行動してくださる方や
業務とあわせてプラスアルファの付加価値を生み出せる方を採用する方向で考えています。

当院は少数精鋭の個人院ですので、一人ひとりが患者様に対して
常に最高のサービスを提供しようという気持ちをもって接することが大切になります。
同じ志をもって、一緒に盛り上げてくださる方をお待ちしております。

>採用情報の詳細はこちらです。
採用情報


監修者情報
美容外科・美容皮膚科 みずほクリニック院長

札幌医科大学・大学院卒業。米国フロリダ・モフィット国立癌センター勤務(ポストドクトラル・フェロー)後、札幌医科大学・形成外科 助教、北海道砂川市立病院・形成外科 医長、大塚美容形成外科入職(大塚院・金沢院・名古屋院など)を経て、2014年みずほクリニック開院。形成外科・美容形成外科での豊富なオペ実績とあわせ、レーザー治療や注入術へ対する独自理論を追求し、患者様の理想とする姿を目指し的確でスピーディな結果を出すことに意欲を注ぐ。
免許・資格:日本形成外科学会・認定専門医、日本美容外科学会・正会員、医学博士