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鼻スジを細くする鼻整形「鼻骨骨切り・幅寄せ」の症例

2024年04月16日(火) | カテゴリ: 鼻整形
鼻の整形では「鼻を細く見せたい」というリクエストをいただくことが多いですが、「鼻を細くする」目的で行う施術は、大きく分けて以下の3つに分けられます。

1.鼻先を細くする方法
2.鼻スジを細くする方法
3.鼻先の少し上(supratipと呼ばれる部分)を細くする方法

上の3つの方法のうち、当院では1つ目(鼻先を細くする)の施術を希望される方が最も多く、その次に2つ目(鼻スジを細くする)、そして最後に3つ目(鼻先の少し上を細くする)という順番になっています。

今回は2つ目の「鼻スジを細くする方法」で鼻をほっそりとさせた鼻整形術の症例をご紹介したいと思いますが、まずは鼻スジを細くする鼻整形術についてもう少しだけ詳しくご説明いたします。


「鼻スジを細くする」鼻整形術として当院で行っている施術は、現在以下の2つが中心です。

●鼻骨骨削り術
●鼻骨骨削り術+鼻骨骨切り・幅寄せのコンビ治療

鼻骨骨削り術というと、一般的には「鼻スジの中央」にできたコブ状の膨らみを削るために行う(いわゆるワシ鼻削り)ことが多いですが、今回のように鼻スジを細くする目的でこの施術を行う際には、「鼻スジの外側」をヤスリで削り取って鼻スジの横幅を狭めるという手技を行います。

この手技単独でも鼻スジを細くすることは充分に可能なのですが、もともと鼻スジがかなり太い方や、できるだけ細くしたいという方については、鼻骨骨切り・幅寄せ手術を併用することで対応しています。

そして今回の症例では、鼻骨骨削り術と鼻骨骨切り・幅寄せのコンビ治療を行っています。それでは症例を見ていきましょう。





上の写真は鼻スジの太さを気にしてご相談に来られた24歳の女性です。

鼻スジの横にある鼻骨外側の出っ張りをヤスリで削るだけでも十分な変化を出せると判断しましたが、今回の方は「できるだけしっかりと細くしたい」と大き目の変化を希望されたため、鼻骨骨切り・幅寄せ手術も同時に行うこととしました。以下にて術前後の変化をご紹介します。





施術では鼻の穴を切開した後に骨ノミを挿入し、鼻骨を3ラインで縦に切って可動性を得て充分に動くような状態にした上で、鼻骨を中央方向に幅寄せしました。上は術後1ヶ月目の状態です。鼻スジがしっかりと細くなっているのがお分かりいただけるかと思います。

なお、鼻骨骨削り術や鼻骨骨切り・幅寄せ術を行うと、相対的に鼻先の太さが目立ってしまうことがあります。このような際には、太く見えてしまっている鼻先も併せて細くする(鼻尖縮小など)ことで、全体的にシャープな鼻にすることができます。鼻スジから鼻先にかけた鼻全体を華奢に見せたい方や、鼻をスラっとしたスマートな印象にしたいという際には、鼻スジ・鼻先を同時に細くする方法もお勧めです。

>鼻骨骨削り術の詳細はこちら
>鼻骨骨切り・幅寄せ術の詳細はこちら

<本ブログの症例に関する情報>

施術名:鼻骨骨削り+鼻骨骨切り・幅寄せ術  費用:440,000円
リスク・副作用:腫れ、内出血、血腫、感染、左右差、皮膚面の凹凸など
施術内容に関する問い合わせ先:お問い合わせフォームからどうぞ



監修者情報
美容外科・美容皮膚科 みずほクリニック院長

札幌医科大学・大学院卒業。米国フロリダ・モフィット国立癌センター勤務(ポストドクトラル・フェロー)後、札幌医科大学・形成外科 助教、北海道砂川市立病院・形成外科 医長、大塚美容形成外科入職(大塚院・金沢院・名古屋院など)を経て、2014年みずほクリニック開院。形成外科・美容形成外科での豊富なオペ実績とあわせ、レーザー治療や注入術へ対する独自理論を追求し、患者様の理想とする姿を目指し的確でスピーディな結果を出すことに意欲を注ぐ。
免許・資格:日本形成外科学会・認定専門医、日本美容外科学会・正会員、医学博士