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【世界にひとつだけ】オーダーメイド鼻プロテーゼによる隆鼻術の症例

2022年10月24日(月) | カテゴリ: 鼻整形
鼻スジを高くする、鼻スジを細くするといった鼻整形の際に
プロテーゼ挿入による施術は以前から多く行われていますが、
「オーダーメイドプロテーゼ」という施術があることをご存知でしょうか。

通常の鼻プロテーゼ手術は、
既製品(既に出来上がったプロテーゼ)を手術中に加工して
皮下ポケット(骨膜下ポケット)に挿入する方法が一般的です。

対してオーダーメイド鼻プロテーゼは、
事前に3D CTを専用施設で撮影し、そのデータを元に
「個人の鼻骨の形状に合わせたプロテーゼ」をオリジナルで作成し、
それをそのまま、もしくは多少加工をして挿入するというものです。

下の写真は既製品のプロテーゼ(向かって右)と
オーダーメイドプロテーゼ(向かって左)を比較したものです。




オーダーメイドプロテーゼは、プロテーゼの下側(=骨と接する部分)が
それぞれ微妙に異なる波状に凸凹しているのがお分かりいただけますでしょうか。

一人ひとりの患者様の鼻の骨格にぴったり合うように、
このようなカスタマイズされた状態でプロテーゼが納品されます。


プロテーゼ挿入による隆鼻術は
以前から美容医療にて使用されているスタンダードな整形術ですが、
過去に他院でプロテーゼを挿入されて年数が経過した患者様から、

・鼻先(鼻尖)が赤く腫れてきた
・鼻先(鼻尖)の皮膚が薄くなってきた
・鼻スジにプロテーゼのラインが浮き出てきた気がする

といった他院修正のご相談をいただくこともありました。

このような問題も、オーダーメイドプロテーゼであれば極力回避することができるでしょう。

※プロテーゼ挿入によるトラブルについて上に記載しましたが、
これらは「プロテーゼの問題」ではなく「医師の技術力」によるトラブルのため、
挿入前に医師が正しいサイズに調整をし、正しい位置に正確に挿入していれば
通常であれば問題なく長年にわたって長期使用することができるものです。
(少なくとも当院では、開院以来このようなトラブルは起きておりません)

話を戻します。

オーダーメイドプロテーゼの場合、CTによる事前撮影などもあるため
プロテーゼを作るまでに3週間から1ヶ月などのお時間はかかりますが、
世界にひとつだけの自分の鼻骨の形状に合わせたプロテーゼを作ることで、
挿入後のズレや曲がりを今まで以上に防ぐことが可能です。

今回はオーダーメイドプロ―テーゼを挿入された方の症例をご紹介します。




上は、鼻スジと鼻先が低いためこの部分を高くしたいため、
オーダーメイドプロテーゼによる隆鼻術をご希望とのことでご相談に来られた27歳の女性です。

クリニック近く(池袋西口駅前です)のCT撮影専門院で画像データを撮影後、
プロテーゼを製造している業者に画像を送り、患者様専用のプロテーゼをオーダーメイドで作成しました。

鼻根から鼻スジにかけてをプロテーゼで高くしつつ、
鼻先は鼻中隔延長で高さを出します。

術前と術後を比較します。
左が術前、右が術後(1年後)の状態です。






手術後に抜糸を済ませた後はしばらくお見えになりませんでしたが、
術後1年目に、久しぶりに別件で当院に来られたので写真をとらせて頂きました。

詰め物感のない、ごくごく自然な仕上がりです。

ちなみに、国内からの発注にてオーダーメイドプロテーゼを作っているのは
2022年現在、私の知るところによればまだ1社だけのはずです。

つまり、どの美容クリニックで「オーダーメイドプロテーゼ術」を依頼しても、
仕上がってくるオリジナルプロテーゼは同じ会社で製造されているため
同一のクオリティになるということです。

しかし価格はと言うと、クリニックによってかなりまちまちです。

都内でのオーダーメイドプロテーゼの平均相場は70万円~100万円くらいのようですが、
当院では全く同じものを462,000円(税込)でご提供しています。
(上述した通り、オーダーメイドプロテーゼのクオリティは他と同じものです)

オーダーメイドプロテーゼを試してみたいけれども
価格的に躊躇されていた方も、まずは一度ご相談ください。
>オーダーメイド鼻プロテーゼ術詳細はこちら
>鼻中隔延長術詳細はこちら

<本ブログの症例に関する情報>

施術名:オーダーメイドプロテーゼ(隆鼻術)、鼻中隔延長術
費用:オーダーメイドプロテーゼ 462,000円、鼻中隔延長術 220,000円
治療に伴う可能性のあるリスク・副作用:腫れ、内出血、感染、左右非対称、血腫など
施術内容に関する問い合わせ先:お問い合わせフォームからどうぞ

監修者情報
美容外科・美容皮膚科 みずほクリニック院長

札幌医科大学・大学院卒業。米国フロリダ・モフィット国立癌センター勤務(ポストドクトラル・フェロー)後、札幌医科大学・形成外科 助教、北海道砂川市立病院・形成外科 医長、大塚美容形成外科入職(大塚院・金沢院・名古屋院など)を経て、2014年みずほクリニック開院。形成外科・美容形成外科での豊富なオペ実績とあわせ、レーザー治療や注入術へ対する独自理論を追求し、患者様の理想とする姿を目指し的確でスピーディな結果を出すことに意欲を注ぐ。
免許・資格:日本形成外科学会・認定専門医、日本美容外科学会・正会員、医学博士