耳たぶを大きくする整形（福耳整形・耳垂プロテーゼ）

当院では耳の整形についても多数の施術ラインナップを取り揃えており、ここ数年は関東圏だけではなく北海道や関西、九州エリアなど遠方からご相談に来られる方も増えています。ご相談内容もかなり多岐にわたっておりますが、多いのとしては以下が挙げられます。

・耳を立たせたい（立ち耳整形／耳起こし）
・耳を目立たなくしたい（立ち耳修正／耳倒し）
・耳たぶを小さくしたい（耳垂縮小）
・折れ耳を治したい（折れ耳修正）

特に若い方からは、小顔効果があるということもあり「立ち耳整形（耳を立たせる整形）」のお問合せが増えており、手術やフィラー（ヒアルロン酸注入）による施術をかなり行っています。その他にも様々なご相談を頂いておりますが、今回のブログでは「耳たぶを大きくしたい」とご相談に来られた方の症例をご紹介したいと思います。

耳たぶ（耳垂／じすい）を大きくする整形は「耳垂拡大術」と言い、巷では「福耳整形」とも呼ばれています。耳垂拡大術にはヒアルロン酸注入や脂肪注入、プロテーゼ挿入がありますが、当院ではしっかりと上下に長さを出すことができるためシリコンプロテーゼをお勧めすることが多いです。脂肪やヒアルロン酸も悪くはないのですが、耳垂の皮膚を下方に引き延ばす効果がやや弱く、耳たぶが「縦に伸びる」というよりも「耳たぶに厚みが出る」ことがしばしばあります。対してプロテーゼは固形物ですのでしっかりと皮膚を伸ばすことができ、また実際に患者様の満足度も高い施術となっております。

早速ですが症例を見ていきましょう。




上は、小さい耳垂（耳たぶ）をもっと大きくしたいとご相談に来られた28歳の女性です。できるだけ最大限まで大きくしたいというご希望でしたので、シリコンプロテーゼ挿入による施術を行うこととしました。

「最大限まで大きくしたい」というご希望とは言え、もちろん耳垂の皮膚はいくらでも伸びるわけではありません。欲張って大きいサイズのプロテーゼを入れると、挿入後に皮膚切開部からプロテーゼが外に飛び出してしまうこともありますので要注意です。患者様が希望する変化を出しつつも術後トラブルがないようにするには、シリコンの形状やサイズ加工を丁寧に調整する必要があり、また皮膚・皮下の縫合法においても工夫が必要となります。術前後の耳垂の変化を見てみましょう。



術後は3週間目の様子となります。この時点で、皮膚に強い赤みなどがなければ、シリコンのサイズ・形状は
適正と判断します。耳垂（耳たぶ）の上下長がしっかりと縦方向に伸張しているのがお分かりいただけるかと思います。

今回はプロテーゼによる耳垂拡大術（福耳整形）をご紹介しましたが、当院の耳の整形においてはマイナーな技法も含めると相当数のバリエーションがあり、通常であれば「そこまで気にはならないのでは？」というようなほんのわずかな耳の形・大きさの調整なども含め、患者様からいただく様々な耳のご相談に対して幅広く対応しています。

耳の形・大きさについては、実は子供の頃から気にしていた、という相談を頂くことも多いです。少しでも気になる点があれば、どうぞご相談下さい。
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