
先週のブログ(耳たぶを大きくする福耳整形)に引き続き、今週も「耳シリーズ」として耳の症例写真を紹介したいと思います。今回は、対耳輪(アンチヘリックス)の整形術です。
>先週のブログはこちら(耳垂プロテーゼ)
「対耳輪(ついじりん)」とは、耳のY字になった部分(カタツムリ形とも言われます)の軟骨の隆起部分を言います。この部分が前から見た際に外側に大きく突出しているケースが意外にあり、気にされている方からのご相談を比較的よくいただきます。

対耳輪が突出する原因には大きく2つあり、生まれつき(先天性)飛び出てしまっている方の他、立ち耳の修正手術を行った際に、立ちあがった耳を強く後方に倒したことで、術後に対耳輪が外側に飛び出してしまうことがあります。このような際も、先天性で突出している場合と同じように対耳輪の修正術を行うことで突起を改善することができます。
今回のブログでは、生まれつき対耳輪が突出している方の症例をご紹介したいと思います。

上は、対耳輪が飛び出たような形をしているため、この部分の突出を治してほしいとご相談に来られた50代の男性です。この方は今までに耳の整形を行った経験はなく、生まれつき対耳輪が突起しているケースになります。治療法は至ってシンプルで、対耳輪の上の皮膚を切開して軟骨を露出させ、その後 余剰な軟骨を切除します。軟骨を切除することでこの部分の皮膚にも余りが生じるので、皮膚も同時に切除をしてから縫合します。施術は30分程度で終了となります。早速、術前後の変化を見てみましょう。

術後は施術から1か月目の様子です。術前に比べて、ノーマルな見た目になったことを非常に喜んでいらっしゃいました。
このように、大きな変形とまでも言えないものの耳の形をほんの少しだけ整えるというリクエストが当院では非常に多く、全国からお問い合わせを頂いております。耳の形やサイズなどに気になる点がある方は、是非一度ご相談頂ければと思います。
>当院の耳整形術一覧はこちら
本ブログの症例に関する情報
治療名:対耳輪修正術 料金:両耳 220,000円 リスク、副作用:腫れ、内出血、感染、血腫、左右差、知覚鈍麻など 施術内容に関する問い合わせ先:お問い合わせフォームからどうぞ
※記載されている料金やリスク・副作用、施術内容はブログ投稿時の情報となります。最新の情報は変更となっていることもあるため、詳細は当院までお問合せ下さい。
Doctor
院長・監修者情報
みずほクリニック 院長 小松磨史(こまつ きよし) 美容外科・美容皮膚科 みずほクリニック院長
札幌医科大学・大学院卒業。米国フロリダ・モフィット国立癌センター勤務(ポストドクトラル・フェロー)後、札幌医科大学・形成外科 助教、北海道砂川市立病院・形成外科 医長、大塚美容形成外科入職(大塚院・金沢院・名古屋院など)を経て、2014年みずほクリニック開院。形成外科・美容形成外科での豊富なオペ実績とあわせ、レーザー治療や注入術へ対する独自理論を追求し、患者様の理想とする姿を目指し的確でスピーディな結果を出すことに意欲を注ぐ。免許・資格:日本形成外科学会・認定専門医、日本美容外科学会・正会員、医学博士 医師紹介はこちら
