
上まぶたのたるみ取りは美容外科において非常にポピュラーな施術です。また治療のバリエーションが豊富な点も特徴で、当院では患者様のご希望と症状にあわせて、ケースバイケースで様々な術式のご提案をしています。
手術の場合は上瞼皮膚切除、埋没法二重術によるたるみ取り、眉下切開、こめかみリフト、前額リフト、眉上切開などをお勧めすることが多いですが、非手術では、サーマクールアイ、フラクショナルレーザー(瞼にも照射可能なLux1540もしくはリサーフィックス)、ピコレーザー、Qレーザー、再生医療系の注射治療などを行うことが多いです。
またたるみと同時に上まぶたに「くぼみ」が生じている際には、ヒアルロン酸注入を行えば5分程度の施術で改善することが可能です。上まぶたはヒアルロン酸の「持ち」がよいため、個人差はあるものの、効果は2~3年ほど続くことが多いです。
上まぶたのたるみの原因が皮膚の質感的な問題であれば、小じわ改善・肌質改善・ハリツヤアップといった効果があるレーザーなどの照射系治療が良いですが、まぶたの皮膚が伸びてしまい上まぶたに被さっている状態の場合は、やはり手術で皮膚を切除してしまうのがベストです。
但しここで注意点があり、一定の年齢以上の方については上瞼皮膚切除、埋没二重、眉下切開などいずれの方法でたるみ取りを行っても、目尻付近の皮膚がうまく持ち上がり切らないケースが比較的多くみられます。
これは加齢によってまぶたを開閉する力(開眼力)やこめかみ・額を引き上げる筋力が落ちてしまったことが原因で、手術で物理的にまぶたの余剰な皮膚を取り除いても、筋力低下によって目尻側のまぶたがしっかりと持ち上がらず、逆に、今まで以上に目尻側のまぶたのたるみが相対的に目立つようになってしまったという予期せぬ結果に終わってしまうことがままあります。これは、年配の方の上まぶた治療で陥りがちなピットフォールの一つと言えるでしょう。
それゆえ当院では、中年以降の方に上まぶたのたるみ取りの治療を行う場合、必ず事前に「目尻付近の皮膚のかぶり」が気になっていないかを診察にて確認しています。そして、もしこの部分が気になるようであれば、こめかみ切開リフトを合わせて行うことを勧めることが多いです。
今回は、上まぶたのたるみ取りとこめかみリフトを併用した40代女性の症例をご紹介しつつ、本件についてより具体的に解説してみたいと思います。

上の写真は上まぶたの皮膚のたるみが気になるとして相談に来られた49歳の女性です。
このような場合、皮膚切除やタッキング法(埋没法二重で余った皮膚を上方に折り返す技法)も悪くはないですが、まぶたの皮膚にもともと厚みがある方の場合、これらの方法を行うと、術後にまぶたがさらに厚ぼったくなってしまうことが懸念されます。さらに、あまり大きく目元の雰囲気が変わることには抵抗を感じる、目尻側の皮膚の被さりも気になる、というご意見でしたので、今回は眉下切開とこめかみ切開リフトの併用で施術を行うこととしました。早速術前後の変化を見てみましょう。

術後は6か月目の様子です。上まぶたのたるみがリフトアップされており、黒目の縦幅における露出度が以前よりも大きくなっているのが分かります。目尻側も、こめかみリフトを併用したことでしっかりとたるみが改善されています。ご本人からは、視野が広くなりモノが見やすくなったこと、また見た目的にも目元が全体的にスッキリしたというご感想をいただきました。
今回の施術では、眉下切開は眉のすぐ下、こめかみリフトはこめかみの生え際付近を切開して施術を行っています。術後半年の写真では、こめかみの生え際部分に多少うっすらとピンク色のラインが残っていますが、あと半年程度で次第に消えていくでしょう。眉下切開による傷跡も、ご本人的には気にならないレベルとのことでした。
上まぶたのたるみ取りとこめかみリフトの併用は、一定の年齢以上の方において特にお勧めしたいコンビ治療です。
>上まぶたのたるみ取り(眉下切開)の詳細はこちら
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本ブログの症例に関する情報
治療名:①眉下切開 ②こめかみリフト 費用:①220,000円 ②220,000円 リスク・副作用:腫れ、内出血、傷跡、感染、左右差、後戻り、ケロイド、肥厚性瘢痕など 施術内容に関する問い合わせ先:お問い合わせフォームからどうぞ
※記載されている料金やリスク・副作用、施術内容はブログ投稿時の情報となります。最新の情報は変更となっていることもあるため、詳細は当院までお問合せ下さい。
