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耳珠(じじゅ)形成術(鼻整形による軟骨移植後の再建手術)
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耳珠(じじゅ)形成術(鼻整形による軟骨移植後の再建手術)

耳珠(じじゅ)形成術(鼻整形による軟骨移植後の再建手術)耳珠(じじゅ)形成術(鼻整形による軟骨移植後の再建手術)

耳珠(じじゅ)形成術は
耳(耳珠)からの軟骨移植によって鼻整形を行った後に
直線的に平坦化した耳珠を
新たに造り直す修正・再建術です。

鼻先に高さを出す鼻整形術などでは、施術部位にボリュームを出すための材料として耳の軟骨を使用することが多くあります。採取する軟骨は、主に耳甲介(耳甲介舟もしくは耳甲介腔)・耳珠(じじゅ)となりますが、当院では耳珠軟骨を使用することが多いです。

耳珠(じじゅ)形成術

上のイラストも参考にしていただければと思いますが、耳珠(じじゅ)は耳の穴に覆いかぶさるかのようにある軟骨で、イヤホンなどをする際に無意識に引っ掛けている耳の軟骨です。

鼻整形を行う際の移植軟骨として私が耳珠をよく使用する理由は、耳珠は厚みがあって比較的フラットな軟骨が取れるためです。強度の面でも、初回の手術であれば鼻中隔延長術などにも十分に耐えられます。そのため、移植先の鼻については完成度の高い美しい仕上がりになるのですが、移植元となる耳については多少のデメリットが発生します。耳珠から軟骨を採取することで、術後に耳穴の前部分のライン(通常は突起がある部分)が直線的で平坦な形状に変化してしまうことがある点です。また耳道の硬い支持組織部分が失われることで耳珠がソフトになり、イヤホンが外れやすくなったりすることもあります。

これらの耳におけるデメリットを解消する方法として、当院では耳珠の再建(造り直し)として耳珠形成術をしばしば行っています。これは、耳の裏側から耳甲介の軟骨を採取し耳珠に移植することで、耳珠の形状を元に戻すと同時に、機能面を回復させるというものです。当院では鼻の整形手術が大変多いこともあり、このような再建術も定期的に行っています。

<耳珠形成術の手術イメージ>

耳珠形成術の手術イメージ

耳軟骨ではなくシリコンインプラントでも代用可能

耳珠再建時の材料としては、当院では耳甲介の軟骨を裏面から採取して使用することが多いですが、もし耳珠以外に傷をつけたくなければ、シリコンインプラントを加工して耳珠部分の皮下に入れることも可能です。人工物であっても充分に外耳道に支持性をもたせ、耳珠に凸のラインを造ることは可能ですのでお気軽にご相談下さい。

施術の特長

手術は1時間程度、ダウンタイムも少ない手術
耳珠(じじゅ)形成術は30分~1時間程度の手術のため、日帰り・局所麻酔で対応が可能です。術後の腫れ・内出血なども非常に少なく、ダウンタイム時間も1~2週間程度と短い点が特徴です。手術当日以外はガーゼ保護なども不要のため、翌日から普段通りの生活を送っていただくことができます。
イヤホン装着がスムーズになるなど「機能面」も回復する
耳珠軟骨を採取すると、耳珠付近にあった外耳道皮下の硬い支持組織がなくなるためこの部分の皮膚が柔らかくなり、イヤホンが外れやすくなるというデメリットがあります。このような際に耳珠形成術によって改めて耳珠に軟骨を移植することで、イヤホンが外れやすいという不便さを解消することができます。
耳の穴が小さくなるのを予防する
耳珠軟骨を採取すると、外耳道の支持性が弱くなることで外耳道が縮んで小さくなることがあります。手術後にこのような傾向が見られた場合は耳栓を入れるなどで外耳道の縮小化を防止することも可能ですが、小さくなる前に軟骨を再挿入することで事前に予防することができます。

症例写真

鼻整形後の耳珠(じじゅ)再建手術(耳珠形成)

「耳縮小術(忘れ耳整形・耳輪舟状窩切除法)」の症例写真・ビフォーアフター

ドクターによる症例解説

術前

鼻先を高くする施術の際に、耳珠からの軟骨移植を行った26歳の女性です。術後に耳珠後方の凸ラインが直線的になり、平坦になったことを気にして再建のご相談に来られました。

術後

術後4.5ヶ月目の状態です。平坦化した耳珠の表と裏の境界部(尾根部分)を切開して皮下ポケットを作成し、同側の耳甲介を耳裏側から採取して軟骨を移植しました。耳珠の後方に綺麗な凸ラインが復活しています。あわせて、術前に取れやすかったイヤホンも外れにくくなったとのことです。

症例に関する情報

治療名:耳珠形成術 費用:片耳 220,000円 治療に伴う可能性のあるリスク・副作用:腫れ、内出血、血腫、感染、傷跡、左右非対称など 施術内容に関する問い合わせ先:お問い合わせフォームからどうぞ

効果目的

  • 軟骨移植による鼻整形後などの耳珠(じじゅ)の再建
  • イヤホン装着時のトラブル改善

施術の流れ

  1. 洗顔
  2. 術前の写真撮影
  3. 耳とその周囲を消毒します。
  4. デザイン:皮膚ペン(スキンマーカー)で耳珠と耳介後面の皮膚面にマーキングを行います。
  5. 耳に局所麻酔注射を打ちます。
  6. 耳介後面(耳甲介)から軟骨を採取します。
  7. 耳珠を表と裏の境界部(尾根の部分)で皮膚切開します。
  8. 軟骨を入れるポケットを皮下剥離で作ります。
  9. 途中何回か、皮膚を仮縫合した状態で上体を起こし御自身で鏡を持って見てもらい、耳珠の形・角度・プロフィールなどを入念にチェックしてもらいます。必要があれば微調整を行います。
    *この時点でほとんど腫れはありませんので、正確に完成形をシュミレーションすることが出来ます。
    *鏡で見て自身で横顔が確認しづらければ、スタッフが横からカメラで写真を撮影して術中にカメラの液晶画面で見え方を確認することも可能です。
  10. 皮膚を糸で縫合して傷を閉じます。
  11. 20分ほど安静室にて休憩し、その後出血が止まっていることを確認してご帰宅いただきます。

料金

耳珠形成術 片耳 220,000円

※記載料金は予告なく変更することがございます。またカウンセリング・診察時にご提示したお見積について、有効期間は提示日より3か月とさせていただきます。

施術情報

  • 所要時間
    1時間
  • ダウンタイム
    腫れが落ち着くのに1~2週間程度
  • 手術時の痛み
    局所麻酔注射による痛み
  • 手術後の通院
    7日目(縫合部の抜糸/鼻栓を自宅にて御自身で抜去いただき、ギプス除去と抜糸を7日目にまとめることも可能です)、1か月目
  • 麻酔
    以下の4つのパターンから選択可能
    局所麻酔注射
    局所麻酔注射+鎮痛点滴
    局所麻酔注射+静脈麻酔
    全身麻酔
  • 持続性
    半永久的効果
  • 洗顔
    翌日より可能
  • シャワー・入浴
    術後1週間はシャワーのみが望ましい
  • メイク
    手術終了直後より可能

Doctor

院長・監修者情報

みずほクリニック 院長 小松磨史(こまつ きよし) 美容外科・美容皮膚科 みずほクリニック院長

札幌医科大学・大学院卒業。米国フロリダ・モフィット国立癌センター勤務(ポストドクトラル・フェロー)後、札幌医科大学・形成外科 助教、北海道砂川市立病院・形成外科 医長、大塚美容形成外科入職(大塚院・金沢院・名古屋院など)を経て、2014年みずほクリニック開院。形成外科・美容形成外科での豊富なオペ実績とあわせ、レーザー治療や注入術へ対する独自理論を追求し、患者様の理想とする姿を目指し的確でスピーディな結果を出すことに意欲を注ぐ。免許・資格:日本形成外科学会・認定専門医、日本美容外科学会・正会員、医学博士 医師紹介はこちら

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