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TOP/ ブログ/ 美容外科/  目の左右差を揃える(二重埋没法・眼瞼下垂治療)

2015.11.16

美容外科 二重整形・眼瞼下垂・目元

目の左右差を揃える(二重埋没法・眼瞼下垂治療)

人それぞれですが目の形は、左右対称であることはむしろ珍しく、
通常誰しも多少なりとも左右の形の違い(左右差)というものはあります。

たとえば左と右では

・皮膚の厚さ
・脂肪の厚さ
・二重のライン
・目を開く力(開瞼力)
・下まぶたの瞼縁のラインの形(切れ上がっている、水平、垂れ目など)
・眼窩を構成する骨格の形
・眼球の位置(上下方向、左右方向、前後方向)

など、様々な要素に左右差は存在します。

また、目の形自体ではありませんが、
眉毛の位置が左右で高さが著しく違ったりすると
それはそれで目の印象の左右差が目立つこともあります。

気にならないレベルであれば良いのですが、
パッと見た際にあからさまにバランスがよくないと、
「なんとかならないですか?」という相談を受けることがよくあります。

上に上げた要素のうちで、比較的頻度が多くかつ簡単に直せるものとして、
「二重ラインの調整」と「目を開ける力」を強化して開きを良くする治療があります。

ちなみに、上記のうち皮膚の厚さ、骨格、眼球の位置については
修正することは困難ですが、
脂肪の厚さであれば5mmの皮膚切開により脂肪を上瞼から抜いて、
厚みを軽減してスッキリ見せる「脱脂」という手技があります。

まずは、二重ラインから。

上は20代の女性です。

元々両目とも一重まぶたで、以前他院にて埋没法二重をしたことがありますが、
右のラインが取れてしまったとのことで、今はかなり左右非対称な状態です。

右側の再度の埋没二重を希望されました。

まぶたの皮膚が厚いタイプなので、通常の1点ずつ何点か留めてゆく方法だと
再度外れるであろうことが予測されたため、3点連結式の埋没二重を勧めました。


ここで二重埋没法の3点連結式について簡単に説明します。

通常の埋没法の3点留めの場合は「点(1か所)」で留めていきますが、
3点連結式の場合は、点ではなくラインを線で固定し、さらに糸と糸を強力に
ロックする留め方です。

3点連結式をはじめてから7年ほどが経過しましたが
いまだラインが取れて戻って来た方が一人もいません。

この方法の耐久性には絶対の自信があります。
「半永久埋没法」の名にふさわしいテクニックだと思います。

上は手術終了直後の状態です。

通常の方法に比べてわずかなむくみ程度の腫れが生じていますが
メイクで充分カバー出来るレベルです。(メイクは翌日より可能です。)

上は術後1ヶ月の状態です。

二重ラインの左右差が整いバランスの良さに満足して頂きました。
※二重整形後の腫れ対策などはこちらにまとめています


次は、二重ラインではなく「瞼を開ける力」の差をそろえて
目の形そのものを変える手術です。

いわゆる眼瞼下垂手術の一つである眼瞼挙筋腱膜短縮法により
目ヂカラを強化する方法です。

上は20代の男性です。

左目が右目に対して生まれつき目を開ける力(開瞼力)が弱く
左右のバランスが悪いことを気にされて来院されました。

黒目の縦幅を左右で比較すると
左が右に比べて黒目の面積が小さいことが分かります。

瞳孔から上瞼のフチまでの距離が充分あるので
保険診療の対象となるレベルの眼瞼下垂とは言えませんので、
自由診療つまり美容目的の治療として眼瞼下垂の切開手術を行いました。

手術終了直後の状態です。

若干の腫れはありますが、既に左の目ヂカラが強化されているのが分かります。

黒目の見えている面積で左右を比較して下さい。
(改めて今写真で見る、と実は若干外側が過矯正気味にも見えますね。。)

手術後1ヶ月目の状態です。

左右の黒目の見えている面積がほぼそろい、左右差が大幅に改善しました。

直後外側の上がり方が若干オーバーに見えていたのも
1ヶ月で自然なカーブに落ち着きました。
患者さん的にも結果に満足とのことです。


以上、二重ラインと開瞼力の左右差の調整手術についての症例紹介でした。

二重ラインにつきましては、1例目のような「一重を二重に」という例に加え
「狭い二重の幅を広げる」ことで左右差を目立たなくするバージョンもあります。

また、開瞼力の調整については、若い方の場合あまり腱膜を短縮しすぎると
目が閉じなくなってしまい目の表面が乾燥するなどのトラブルの原因となるため、
やむをえず短縮の糸を手術中に外したり緩めたりすることもあります。

若い方にこの手術を行う場合、効果がハッキリと出せるのは90%くらいです。

残りの10%の方にはあまり変化が出ないことがあります。

その場合は、手術中の判断で単純な切開二重術とさせて頂くことも希ですがあります。

当院の自由診療の眼瞼下垂手術は、
平成30年現在、両目20万円という価格で提供しています。

かなりお値打ち価格と言っていいでしょう。

興味のある方は是非一度ご連絡頂ければと思います。


※二重埋没法詳細はこちら
※眼瞼下垂治療詳細(自由診療)はこちら
※眼瞼下垂治療詳細(保険診療)はこちら

本ブログの症例に関する情報

治療名①:二重埋没法(3点連結)/片目 費用:77,000円(片目)
治療に伴う可能性のあるリスク・副作用:腫れ、内出血、皮膚の傷跡、後戻り、ライン消失、左右差など
治療名②:眼瞼下垂(自由診療)/片目 費用:275,000円(片目)
治療に伴う可能性のあるリスク・副作用:血腫、皮膚壊死、皮膚の傷跡、後戻り、左右差など
治療内容に関する問い合わせ先:お問い合わせフォームからどうぞ

※記載されている料金やリスク・副作用、施術内容はブログ投稿時の情報となります。最新の情報は変更となっていることもあるため、詳細は当院までお問合せ下さい。

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院長・監修者情報

みずほクリニック 院長 小松磨史(こまつ きよし) 美容外科・美容皮膚科 みずほクリニック院長

札幌医科大学・大学院卒業。米国フロリダ・モフィット国立癌センター勤務(ポストドクトラル・フェロー)後、札幌医科大学・形成外科 助教、北海道砂川市立病院・形成外科 医長、大塚美容形成外科入職(大塚院・金沢院・名古屋院など)を経て、2014年みずほクリニック開院。形成外科・美容形成外科での豊富なオペ実績とあわせ、レーザー治療や注入術へ対する独自理論を追求し、患者様の理想とする姿を目指し的確でスピーディな結果を出すことに意欲を注ぐ。免許・資格:日本形成外科学会・認定専門医、日本美容外科学会・正会員、医学博士 医師紹介はこちら

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