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皮膚のできもの・しこり(腫瘍)除去
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皮膚のできもの・しこり(腫瘍)除去

皮膚に生じたできもの・しこり(イボ・ほくろ・アザ等)を
レーザー、電気分解、手術などの方法で取り除きます。

皮膚に生じたできもの(イボ、ほくろ、アザ等)やしこりを取って欲しいというリクエストは、美容外科・美容皮膚科・形成外科・皮膚科といったスキントラブルを扱う科のいずれにおいても最も多い治療の一つです。触ると硬くボコッとしているものやブニブニと柔らかいものなど、一口にできもの・しこりといってもその外観と性状は様々な特徴を持ちます。見た目上の問題もさることながら、痒みや炎症・痛み、異物感のような何らかの症状を伴う場合もあり、そのようなケースでは早めに対処解決することでQOL(生活の質)を向上させます。

皮膚のできもの(医学用語ではできものを「腫瘍」といいます)のやしこりの中でも、比較的メジャーなものをざっと挙げてみましょう。

上記のようなものが日々の診療においてよくご相談を受ける機会の多いものですが、この他にも特殊ケースやマイナーな腫瘍も含め、ほとんどのものに当院では治療対応可能です。

できものやしこり(腫瘍)の除去方法について

できものやしこり(腫瘍)の除去には様々な治療法がありますが、当院では炭酸ガスレーザー、エルビウム・ヤグレーザー、Vビームレーザー、電気分解法、高周波メス、レーザーメスなど、レーザー機器を含め除去手段を豊富に取りそろえており、腫瘍の種類や部位などにあわせて毎回症例ごとに治療法を使い分けています。

また、形成外科でもある当院では、手術による除去治療も得意としています。これは切縫手術と言って、腫瘍を根こそぎメスで切り取り、極細の針糸を用いて形成外科の縫合テクニックにより傷を丹念に縫い合わせます。(部位によっては顕微鏡下でより精密に行うこともあります)
皮膚縫合技術という点、つまりいかに最終的な傷跡が目立たぬように仕上げるかにおいては、形成外科認定専門医として、他科出身の美容外科医より確実に“一日の長あり”と自負しております。

目元のできもの・しこり(腫瘍)へのレーザー治療は可能?

よく患者様から、「目のそばのできもの(ほくろ・いぼ・しみ)にレーザーを当ててとることは出来ますか?」というご質問をいただくことがあります。
このような場合、レーザー治療用の専用コンタクトを患者様に医師が装着し、目のキワぎりぎりであっても照射を行っております。使用する専用コンタクトは、レーザー光をほぼ100%遮断することが出来るため、レーザーによって視力に支障をきたすことなどもなく安全に除去することが可能です。
また、どうしてもレーザーによる除去が心配な際には、電気分解や高周波メス、もしくは手術による除去を検討してもよいでしょう。手術で除去しても、形成外科の縫合テクニックで丁寧に縫えば、目元の皮膚は傷跡の治りが比較的早いので傷跡が長く目立って残るということはまずありません。

できもの・しこり(腫瘍)の除去手術における一番のメリット

様々なレーザーによる除去治療もある中で、当院では切縫手術によるできもの・しこり(腫瘍)除去を勧める場合にはいくつかの理由がありますが、根の深いできもの・しこり(腫瘍)であっても、1回で取りきることが出来る(=再発がほぼない)点が最も大きな利点です。その他、レーザー治療では除去できず、そもそも手術以外の方法ではとりきることができないタイプのできもの・しこり(腫瘍)もあります。

できもの・しこり(腫瘍)切縫手術のデメリット

1回でほぼ確実に取り切りることができ、術後の再発も少ない切縫手術ですが、デメリットとしては術後のダウンタイムがレーザー治療よりも長い点が挙げられます。手術による傷跡が目立たなくなるまでに半年から1年ほどかかることもあります。
また術後まれに切縫を行った部位に腫れや内出血が生じることがあります。これらは通常1か月ほどで消退しますが、万が一、術後の経過などで気になる点があった際には当院までご連絡ください。

できもの・しこり(腫瘍)の切縫手術の応用術

できものやしこり(腫瘍)の切縫術の応用として以下のような手術法があります。

ほくろ
完全に除去するではなく、サイズを小さくしたり、高さを低くするなどの「デザイン除去」が可能。 (デザイン除去には、手術ではなく電気分解で削り取る方法もあります。)
アザ
扁平で面積が大きな黒アザや茶アザの場合、1回でとりきろうとすると皮膚に余裕がないため縫い合わせることが出来なことがあります。このような場合には一度で除去せずに2回から3回に手術回数を分けて取りきる「分割切除(連続切除)」による手術を行います。

特にデザイン除去手術は当院以外ではほとんど行っているクリニックがないためか、ネット等で調べて当院を探し出された方が遠方からも多数来院されています。

切縫手術によるほくろデザイン除去の注意点

なお、ほくろの面積や高さを減らす手術(デザイン除去)には、2つの注意点があります。

①サイズを小さく出来る限界は、直径で3mmくらいまで
ほくろの色味がある部分の皮膚組織は非常にもろく、3mm以下のサイズになると、傷を縫う目的で針糸を掛けた時にほくろがまっぷたつに裂けて割れてしまい、結果的に望んでない形に仕上がることがあります。
経験上、ほくろが裂けない限界サイズは直径で3mmくらいまでであり、これ以上に小さくすることは難しい点を事前にご理解いただければと思います。
②術後10日ほどは保護テープを貼らない
手術後は7日目に抜糸を行いますが、この前後(術後10日間ほど)は、ほくろを保護する目的でテープを貼ってはいけません。ほくろの部分の皮膚は、正常の皮膚と異なり周辺の組織との癒着が生じるまでかなりの時間を要します。術後、傷同士がすでにくっついているように見えても、まだ非常に弱い癒着の状態なので、テープなどを貼ってそれを取り替えようとして剥がすと、テープと一緒にほくろが取れてしまったというトラブル事案が過去に発生したことがあります。
これでは、小さくして残す予定だったほくろが完全除去になってしまい、当初の目的が達成出来なかったことになります。その方は慌てて、ほくろを元の位置に戻したそうですが、もはやほくろがその部位に再びくっつくことはありませんでした。デザイン除去(サイズ縮小手術)を受けられる方は、この点をくれぐれもご注意をお願いします。

施術の特長

あらゆる種類のできもの・しこり(腫瘍)に対応
当院は形成外科でもあるため、一般的によく見られる、ほくろ、いぼ、膨らんだしみはもちろんのこと、皮膚面には出ていない皮下のできものやしこり(粉瘤、脂肪腫、血管腫、骨腫など)の除去治療も得意としています。サイズ的にも10cmを越えるような巨大な皮膚腫瘍・皮下腫瘍でない限りは、入院不要であり外来の日帰り手術(手術時間は1時間以内)で対応可能です。
治療手段が豊富
オーソドックスな炭酸ガスレーザー、エルビウム・ヤグレーザーなど皮膚表面を削るレーザーの他、メラニン(褐色色素=茶色、黒)の色抜きに適したレーザーや、赤い色味、青い色味などの色抜きに適したレーザーも多数取り揃えています。またレーザーで取りきることが出来ないタイプのできもの・しこりには切除縫合という手段を用意しています。形成外科の皮膚縫合のテクニックを用いて、極限まで細かく傷を縫い合わせ、術後に傷跡ができる限り目立たなく仕上がるようにしています。
傷跡に対するケアも充実
レーザーによる除去であれ、手術による除去であれ、術後に傷跡が必ずなくなるとは言えません。術後、わずかに残った傷跡や、体質的に傷跡が目立って残りやすい方にも対応出来るように、当院では傷跡を目立たなくするためのレーザー治療も用意しています。例えば、白い傷跡で目立つものに対してはフラクショナルレーザーを、赤みのある傷跡にはヘモグロビンに反応するレーザーを用いて赤みを薄くしてゆきます。傷跡が盛り上がってくるなどのトラブルに対しては、ステロイド注射を1ヶ月ごとに数回打つこともあります。

効果目的

  • ほくろ除去
  • イボ除去
  • アザ除去
  • しみ除去
  • 黄色腫除去(眼瞼黄色腫除去)
  • 血管腫除去(赤いぼ除去)
  • その他皮膚腫瘍の除去(粉瘤など)
  • 皮下腫瘍除去(脂肪腫、骨腫など)

症例写真

できもの・しこり除去(眼瞼黄色腫・切除手術)

ドクターによる症例解説

術前

両上瞼の内側に、楕円状の扁平な黄色い出来物が数年前からでき、このところ出来物が目立ってきたので除去して欲しいとして当院に来院された41歳の女性です。

術前デザイン

レーザー除去は再発リスクがあるため、当院では皮膚腫瘍の除去は基本的に手術を推奨しています。腫瘍を囲むように、紡錘形に切開線のデザインをして、メスで皮膚ごと切除して縫合します。

術後1ヶ月目

二重ラインの乱れなどもなく、瞼の皮膚も引きつれなく仕上がっています。傷跡も既に目立ちません。

術後1ヶ月目

閉眼の状態で左右近接して撮影しました。この距離でも傷跡はほぼ分かりません。

症例に関する情報

治療名:できもの・しこり除去(眼瞼黄色腫・切除手術)  費用:88,000円(両側)
治療に伴う可能性のあるリスク・副作用:皮膚の傷跡、傷口の化膿など
施術内容に関する問い合わせ先:お問い合わせフォームからどうぞ

施術の流れ(レーザー除去の場合)

※レーザー除去は、極端に外来が混雑していなければ当日施術がほぼ可能です。

  1. カウンセリング
  2. 術前の写真撮影(記録を残します)
  3. 麻酔:外用麻酔クリームもしくは局所麻酔注射を用います。(どちらか1つか両方を組み合わせます)
  4. レーザーを皮膚腫瘍に照射します。(1種類もしくは2種類以上のレーザーを組み合わせます)
  5. 照射部位に軟膏を塗布します。
  6. テープは貼る場合と貼らずにカバー剤を塗布して上からお化粧をしてお帰り頂く場合があります。

施術の流れ(手術による除去の場合)

※手術による除去では、初診当日の手術は原則行っていません。

  1. 手術当日は、局所麻酔注射を腫瘍(出来物)とその付近に注射します。
  2. 切縫手術を行います。(手術時間は通常30分~1時間程度/日帰り)
  3. 術後はガーゼとテープで傷をカバーしてご帰宅頂きますが、これは出血対策であり、翌日からはガーゼとテープを外して、テープだけとします。テープを貼ることにどうしても抵抗があるのなら、テープ無しでも問題ありません。
  4. 通常術後7日目に抜糸を行います。(目元の腫瘍などで術後5日目に行う場合もあり)
  5. 術後1ヶ月目、3ヶ月目、6ヶ月目の傷跡等のフォローとして、再診をお勧めしていますが、必須ではありません。

料金

できもの・しこり(腫瘍)の
除去治療
レーザー除去 1個 5,500円~55,000円
(腫瘍の種類、サイズ、個数による)
手術による除去 1個 55,000~数10万円
(腫瘍の種類、サイズ、個数による)

※レーザー除去:1回から3回など(再発状況による)

※手術による除去:通常1回(連続切除の場合は2回から3回)

施術情報

  • 所要時間
    レーザー除去:目安10分(腫瘍の数とサイズによる)
    手術による除去:30分~1時間(腫瘍の数とサイズによる)
  • ダウンタイム
    レーザー除去:カサブタが取れるまでに10日ほど。1ヶ月目に赤み・くすみなどが生じ、これらが薄くなるまでに3ヶ月から6ヶ月程度を要する。(個人差あり。)
    手術による除去:切開の傷跡において1ヶ月目に赤み・硬さ・目立ち方などがピークに達し、その後3ヶ月から6ヶ月ほどで徐々に目立たなくなってゆく。(個人差あり)
  • 施術の痛み
    レーザー除去:局所麻酔注射を使用する場合は、注射による痛み。局所麻酔注射を使用しない時は、輪ゴムで強くはじく程度の痛み。
    手術による除去:局所麻酔注射を打つ際の、注射による痛み。
  • 通院
    レーザー除去:1ヶ月目の再診、その後必要に応じて3ヶ月目、6ヶ月目などの再診。
    手術による除去:手術日(初回カウンセリングを行った後、改めて別日に手術予約を行っていただきます)と、1週間後の抜糸日、1ヶ月目の再診と最低4回の通院が必要です。さらに定期フォローとして、3ヶ月目、6ヶ月目など傷跡をチェックする場合もあります。
  • 麻酔
    レーザー除去:外用麻酔(麻酔クリーム)、局所麻酔注射を必要に応じて使います。
    手術による除去:局所麻酔注射を使用します。
  • 持続性
    手術の場合、再発はほぼありません。
    レーザー除去の場合は再発の可能性があります。再発した場合、施術後3ヶ月目以降6ヶ月目などに2回目の施術を行います。(2回目以降の施術も原則的には有料です。)
  • 洗顔
    翌日より可能
  • シャワー・入浴
    翌日より可能(傷の状態が落ち着くまでは湯船よりシャワーが望ましい)
  • メイク
    当日可能

Doctor

院長・監修者情報

みずほクリニック 院長 小松磨史(こまつ きよし) 美容外科・美容皮膚科 みずほクリニック院長

札幌医科大学・大学院卒業。米国フロリダ・モフィット国立癌センター勤務(ポストドクトラル・フェロー)後、札幌医科大学・形成外科 助教、北海道砂川市立病院・形成外科 医長、大塚美容形成外科入職(大塚院・金沢院・名古屋院など)を経て、2014年みずほクリニック開院。形成外科・美容形成外科での豊富なオペ実績とあわせ、レーザー治療や注入術へ対する独自理論を追求し、患者様の理想とする姿を目指し的確でスピーディな結果を出すことに意欲を注ぐ。免許・資格:日本形成外科学会・認定専門医、日本美容外科学会・正会員、医学博士 医師紹介はこちら

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