メスを使わない電気分解によるほくろ除去法は
レーザーよりもキメ細やかな治療が可能です。
ほくろを、電気エネルギーを利用して分解し削り取ります。
炭酸ガスレーザーとの違い(メリット)は、削り取る深さを術者の手先の感覚で微調節可能な点です。
レーザーがオートマティックに面で削り取るイメージなら、電気分解はマニュアル制御による除去です。
部分によって深く取ったり浅く取ったりすることが可能です。
もちろん、それにより皮膚に凹凸が生じることはありません。最終的に治癒が完了すると皮膚面は平らに仕上がります。
除去部はすぐに黒いカサブタとなり、10日前後でカサブタがはがれます。
剥がれた部分はしばらく赤みが続きますが、2~3ヶ月で赤みはひきます。
カサブタがはがれるまで、ほくろの大きさの肌色テープを貼っておきます。
肌色テープの上からメイクでカバーするなど、目立たなく見せることが可能です。
また、ほくろを完全に除去するのではなく「ほくろの膨らみだけ取りたい」という際には、電気分解やレーザーを使用したほくろデザイン除去治療がお勧めです。