監修者情報
美容外科・美容皮膚科 みずほクリニック院長
札幌医科大学・大学院卒業。米国フロリダ・モフィット国立癌センター勤務(ポストドクトラル・フェロー)後、札幌医科大学・形成外科 助教、北海道砂川市立病院・形成外科 医長、大塚美容形成外科入職(大塚院・金沢院・名古屋院など)を経て、2014年みずほクリニック開院。形成外科・美容形成外科での豊富なオペ実績とあわせ、レーザー治療や注入術へ対する独自理論を追求し、患者様の理想とする姿を目指し的確でスピーディな結果を出すことに意欲を注ぐ。
免許・資格:日本形成外科学会・認定専門医、日本美容外科学会・正会員、医学博士
美容外科・美容皮膚科
形成外科・一般皮膚科
〒171-0014
東京都豊島区池袋2-2-1
ウイックスビル4階
【最寄り駅】
JR池袋駅西口C6出口徒歩1分
不定休 10時~19時
※学会等で休診となる場合があります
03-3987-1161
受付 10時~19時
(土日祝対応)
術前
当院オリジナルの小顔整形4点フルセットによる輪郭形成術(小顔整形)を行った43歳の女性の症例です。一般的な頬骨、エラ(下顎角)、おとがい(顎先)の3か所とあわせて、下顎下縁(フェイスライン下部)において、下顎下縁切除と下顎外板剥がしを行っています。下顎下縁にも操作を加えることで、①よりシャープなVラインを形成 ②自然で滑らかなフェイスラインを形成 することが可能になります。本症例の小顔整形4点フルセットでは、具体的には以下施術を行っています。
・頬骨(頬骨骨切り術、頬骨体部削り+弓部削り)
・おとがい(おとがいVライン形成)
・エラ(下顎角骨切り)
・下顎下縁(下顎下縁形成、下顎体部外板外し)
術後
術後は施術から3か月目の状態です。写真でも顔全体がしっかりとサイズダウンしているのがお分かりいただけるかと思いますが、より具体的に各部位ごとに見ていきます。
①頬骨:頬骨の外側への張り出しと前方への突出感が大幅に減少しています。頬骨が外側に張り出していると正面から見た際に顔の横幅が大きく見えるため、この部分(頬骨弓部)の骨削りを行うことで小顔効果を得ることができます。さらに頬骨体部を骨切り・骨削りすることで、頬の前方向への突出を改善することができ、これによって斜めから見た際も女性らしい滑らかなフェイスラインに仕上がっています。
②おとがい:顎先(おとがい)はおとがい形成術によって、昨今流行のシャープなVラインにしています。術前はどっしりとして重たさのあった顎先が、術後は軽くなっているのがお分かりいただけるかと思います。
③エラ~フェイスライン:エラ(下顎角)とあわせて下顎下縁(フェイスライン)を切除したことで、耳元から顎先付近まで滑らかで自然なラインに仕上がっています。一般的な輪郭3点セットは下顎下縁に操作を加えませんが、この部分(フェイスライン)の骨切りや骨削りを行わないと、小顔効果が半減する他、フェイスラインが凸凹したラインになってしまうこともあります。なお今回は、下顎下縁の骨切りとあわせて下顎体部外板外しも行っています。下顎体部外板外しは、下あご(口元の横くらいの部分)の左右幅をシャープにする効果があるため、より一層小顔効果を実感することができます。以下にて今回の手術で操作した部位と手技名を示します。