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【鼻整形】「ご希望のライン」に確実に近づけますのでご相談ください。

2022年08月01日(月) | カテゴリ: 美容外科, 鼻整形
鼻の整形術に対する患者様のご要望は実に様々で、
「しっかりと見た目にもわかるような変化を出したい」という内容から
「他の人には気づかれない程度のごくわずかな変化にしてほしい」というものまで
幅広いご相談をいただいております。

いずれのケースにおいても当院では、
必ず【何かしらの変化】を患者様に実感していただける手術を心がけています。

大きな変化であれ小さな変化であれ、
施術をお受けいただく際に同じように手術費用を頂戴しておりますので、
全く何の変化がないということは絶対にあってはいけないと考えているからです。

・・・と、このようなごく当然のことを改めて記載したのには、
もちろん理由があります。


先日、美容医療の有名サイト(日記投稿サイト)の担当者の方と
打ち合わせをしていたところ、

「鼻整形のビフォーアフターの投稿写真は、実はほとんど形が変わってないものが多い」

という話が出たからです。

改めて投稿されている日記の術前後の写真を見てみましたが、
たしかにほぼ変化がないものがほとんどでした。

しかし驚くきべきことに、その写真に対するご本人の感想の部分には
むしろすごく鼻が変わって良くなったのようなことが書かれていたのです。

もちろん美的感覚や捉え方は様々ですので
人によっては大きな変化が出ていると感じられることもあるとは思いますが、

改めていくつか他の日記投稿を確認しましたが同じようなケースが多く、
プロの目から見ると、残念ですが術前後における変化は正直ほぼゼロと言っても
過言ではないような写真がほとんどでした。

ここで改めて日常に診療を思い起こすと、

昨今は他のクリニックで鼻整形術を行った方の修正術も多く受けておりますが、
「思っていたよりも極端な鼻になってしまった」というご相談より
(もちろん過整形のご相談もあると言えばありますが・・・)
ほとんどのご相談が「手術を受けたけども鼻に変化が出なかった」
という相談であるということに改めて気づかされました。

上述の有名サイトの担当者が言っていたことと、完全に一致しています。

ちなみに
「他院手術で変化が全く感じられなかった」という相談で多い手術としては、
糸の鼻整形、鼻尖形成(鼻尖修正、鼻先縮小)、
鼻翼縮小、鼻尖耳介軟骨移植、鼻骨骨切り幅寄せなどが挙げられます。

このようなケースが多いからではありませんが、
もともと当院では「必ず何かしらの変化を出す」ことを開院以来のモットーとして
施術を行っており、結果についても多くのケースでご満足をいただいております。

(もちろん「変化の度合い」については患者様との話し合いで決めてまいります)

今回は、比較的しっかりと鼻の変化を出したいというご希望の
患者様の症例を一つご紹介します。





上は、鼻先が上を向いていて短いため(=いわゆる短鼻)、
鼻を前下方に伸ばして長く見せ、かつ鼻先の太さを改善し、
全体的に細くシュッとした鼻のラインにしたいとご相談に来られた27歳の女性の症例です。

この方については
鼻中隔延長と鼻尖修正(鼻先修正)のコンビネーション手術を行うこととしました。







上が術前、下が術後1.5ヶ月目の状態です。

上に向いていた鼻先が前下方に伸びて、十分な上下長を確保することが出来ました。
また鼻先の太さも改善し、細いラインに仕上げています。


鼻先の長さの延長量(距離)と鼻先の角度は、横から見るとより分かりやすいです。







上から術前、下が術後1.5ヶ月目です。


この方は比較的大き目の変化をご希望でしたのでそのように仕上げておりますが、
もっとマイルドな変化にしたい際にはそのように調整することも可能です。

当院では手術中に実際に患者様に鏡で修正後の鼻の状態を見てもらい、
気になる箇所があればその場でさらに作り変えてゆきます。

延長距離や角度を少し変えるだけで全く異なる鼻のイメージになりますので、
このように手術中に患者様の声を実際に聞きながら、
まさにオーダーメイドで鼻整形術を行っています。

また、手術の際の麻酔についても少しだけ補足します。

この部分については、私の昔からのこだわりというか持論であることは
私の鼻関係のブログを一度でも読んだことのある人はもうご存知かと思いますが、
鼻の整形術で使用する麻酔は局所麻酔が基本となります。

全身麻酔や静脈麻酔下の意識朦朧状態では術中確認のしようがなく、
これでは真のオーダーメイド手術とは言えません。

術中に、患者様の希望をもとに即興かつ一瞬で形を変えていくには、
それだけの技術力とスピードと勘(経験)が要求されます。
(もちろん手間もかかります)

また術中に患者様に確認いただく際に、
麻酔によって鼻スジや鼻先がパンパンに腫れてしまっていては
術後のイメージとは全く異なる状態になってしまうので確認の意味がなく、
麻酔使用時であっても手術中にほぼ腫れを作らず、
必要箇所だけに操作を加えることが術中確認・修正を行う際の
必須条件になります。

※それゆえか、手術中に患者様が鼻の状態を確認したいと言っても
拒否するクリニックがほとんどのようです。


話を症例紹介に戻します。

鼻先の変化は、斜め前からも分かりますが、
より分かりやすく見てみる際には下から見るのもよいでしょう。







上が術前、下が術後1.5か月目の状態です。

術前は、下から見た際に丸くドーム状(半円状)の形状だった鼻先が
三角形の形に変化しているのがお分かりいただけるかと思います。

今回は比較的変化が大きい方の鼻の症例をご紹介しましたが、
当院が鼻の整形術において常に重視している点について改めてまとめたいと思います。

1.手術中にも、患者様ご自身に鼻の状態をご確認いただきます。
(ご希望がある際には追加で修正作業を行います)

2.変化の程度に差はあれど、必ず変化を実感できる手術を行います。
(術後に「何も変わってない」ということはあり得ません)

この2点を確実にお約束し施術を行っています。
>当院の鼻中隔延長術詳細はこちら
>当院の鼻尖修正(鼻先修正)詳細はこちら

<本ブログの症例に関する情報>

施術名:鼻中隔延長、鼻尖修正(鼻先修正)  費用:鼻中延長330,000円、鼻尖修正(鼻先修正)220,000円
治療に伴う可能性のあるリスク・副作用:腫れ、内出血、感染、血腫、左右非対称、皮膚壊死、皮膚面の凹凸など
施術内容に関する問い合わせ先:お問い合わせフォームからどうぞ

監修者情報
美容外科・美容皮膚科 みずほクリニック院長

札幌医科大学・大学院卒業。米国フロリダ・モフィット国立癌センター勤務(ポストドクトラル・フェロー)後、札幌医科大学・形成外科 助教、北海道砂川市立病院・形成外科 医長、大塚美容形成外科入職(大塚院・金沢院・名古屋院など)を経て、2014年みずほクリニック開院。形成外科・美容形成外科での豊富なオペ実績とあわせ、レーザー治療や注入術へ対する独自理論を追求し、患者様の理想とする姿を目指し的確でスピーディな結果を出すことに意欲を注ぐ。
免許・資格:日本形成外科学会・認定専門医、日本美容外科学会・正会員、医学博士