小鼻の横幅を縮めることで
鼻を小さく見せる小鼻形成術です。
小鼻が横方向に広い、いわゆる”獅子鼻”を標準的な幅にする目的で行います。
小鼻は、正式には鼻翼と呼ぶためこの手術の正式名称は鼻翼縮小手術です。
傷跡のラインが小鼻外側の溝にほとんど隠れてしまうので、切開を伴う手術であるにもかかわらず傷跡が目立たないのがこの手術のメリットです。
小鼻の横幅を縮めることで
鼻を小さく見せる小鼻形成術です。
小鼻が横方向に広い、いわゆる”獅子鼻”を標準的な幅にする目的で行います。
小鼻は、正式には鼻翼と呼ぶためこの手術の正式名称は鼻翼縮小手術です。
傷跡のラインが小鼻外側の溝にほとんど隠れてしまうので、切開を伴う手術であるにもかかわらず傷跡が目立たないのがこの手術のメリットです。
当院では、効果をしっかり出すことができる外側切除法にて手術を行っています。
外側切除法だと傷跡が目立つことを心配される方もいらっしゃいますが、外側切除法の際の縫合ラインは「鼻翼溝」という鼻翼基部(鼻翼の根元)部分にあわせるため、傷が目立つことはありません。逆に内側切除法で行うと、きちんとした効果を出しきれないこともあります。
小鼻縮小の様々な術式 | ||
1)外側(がいそく)法 ![]() Joseph法 ![]() |
2)内側(ないそく)法 ![]() Seltzer法 ![]() |
イラストの赤いラインの部分が「鼻翼溝」で
ここに縫合ラインをあわせるため
傷跡は目立ちません。
小鼻縮小術は、小鼻の横幅を縮めて鼻全体を小さくみせる小鼻形成術ですが、鼻の形などによっては小鼻外側の皮膚を切除しても、分かりやすい変化が出にくいこともあります。
そこで当院では、切除後の小鼻皮膚(皮弁)を鼻の内側に巻き込むように移動させながら縫合する「回転皮弁法」による手法を取り入れています。
回転をかけながら縫合することで、よりはっきりとした効果が得られるだけではなく、回転をかけることで鼻柱部がわずかに下方に出るためスッキリした細長い鼻に見えるというメリットがあります。
◆鼻翼縮小術(小鼻縮小術)外側切除
![]() 術前 |
![]() |
![]() 術後 |
![]() 術前 |
![]() |
![]() 術後 |
術前
鼻が大きいのが気になるとして当院を受診された25歳の女性です。
特に小鼻の横方向(外側方向)への張り出しが大きく、鼻の穴も横に広がっているため笑った時に小鼻が横方向に広がり、鼻の穴もさらに目立つようになるとのことで小鼻縮小術を行うことになりました。
「小鼻が大きい鼻」と一口に言っても実は様々なタイプがありますが、写真のような形状の方の場合には小鼻縮小手術で大きな改善が期待出来ます。
術後
小鼻皮膚の外側切除術を行い手術後2ヶ月目の状態です。小鼻縮小術は、大きく分けて外側皮膚切除と内側皮膚切除に分かれますが、当院はしっかりと変化が出る外側皮膚切除を勧めています。
特に下から見た時の鼻の穴の形の術前術後の変化にご注目ください。よく外側皮膚切除は傷跡が目立つなどという主張もクリニックのホームページに書かれているようですが、上の手術結果の写真を見て分かるように傷跡が目立つということは基本的にありません。
今までに実際に外側皮膚切除を行って傷跡が目立ったと言うのなら、まず間違いなく術者の縫合技術に問題があるか、傷の治る過程で一部縫合創が開いてしまったなど何らかのトラブルが発生したという原因が主に挙げられます。
<症例に関する情報>
治療名:鼻翼縮小術(小鼻縮小術)・外側切除法 費用:200,000円
治療に伴う可能性のあるリスク・副作用:傷跡、縫合創の離開、左右の非対称性など
施術内容に関する問い合わせ先:お問い合わせフォームからどうぞ
◆鼻翼縮小、鼻尖修正、鼻柱延長※鼻をスリムに見せるコンビネーション
![]() 正面・術前 |
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![]() 正面・術後1ヶ月目 |
![]() 右斜め方向・術前 |
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![]() 右斜め方向・術後1ヶ月目 |
![]() 鼻下方向・術前 |
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![]() 鼻下方向・術後1ヶ月目 |
正面
正面から見た鼻の重い雰囲気を軽くしつつスリムに見せたいという希望の24歳の女性です。
術前(左)、術後1ヶ月目(右)です。
小鼻の横方向の広がりを抑える目的で鼻翼縮小を行い、かつ鼻先の丸さを軽減してシャープな雰囲気にすることを目的として鼻尖縮小を行っています。ここまではオーソドックスですが、さらに鼻柱部分を下方に延長しておりこれによって鼻全体のパーツとして縦横比を縦長に見せることでよりスリムな印象を与えます。
どこかの距離を延長すると相対的に他の部位の距離が短縮して見えるということが、鼻の手術を計画立案する上での最も重要な基本原理となります。
右斜め方向
右斜め方向から見た変化で、術前(左)、術後1ヶ月目(右)です。
鼻柱の変化をオレンジの矢印で示しましたが、鼻の上下の長さが延長されていることが分かります。また別の見方をすると、上唇と鼻柱との距離が短く縮まったと見ることも出来、そのような目的で行うこともある手技です。
この症例のように明かな変化を出すには、鼻柱切開なしのクローズアプローチでは難しく、鼻柱切開ありのオープンアプローチであれば、大きな変化を出すことも逆に微妙でわずかな変化とすることも可能です。つまり、オープンアプローチのほうが選べる鼻の形状の自由度が高いということになります。
鼻下方向
鼻を下方向から見た状態で、鼻先の変化を示しています。術前(上)、術後1ヶ月目(下)です。
鼻尖修正による効果として、鼻先が細くなるだけでなく若干の鼻先を高くする効果も同時に得られていることが分かります。外側切除で行っていますが、縫合線を鼻翼溝に一致させることで傷跡はほぼ分かりません。
このように鼻翼縮小、鼻尖修正、鼻柱延長(鼻柱下降)の3つの手技をコンビネーションとして組み合わせることで、全体的に鼻をスリムに細く見せることが出来ます。3つの手技は相性が大変よく相乗効果が得られることが分かります。この相性という考え方は重要であり、手技の組み合わせおよび元の鼻の状態によってはお互いのよい所を打ち消しあう相性の悪い組み合わせもあるため要注意です。
<症例に関する情報>
治療名:鼻翼縮小、鼻尖修正、鼻柱延長(鼻中隔延長) 費用:600,000円
治療に伴う可能性のあるリスク・副作用:術後の腫れ、内出血、皮膚の傷跡、左右非対称、感染、血腫
施術内容に関する問い合わせ先:お問い合わせフォームからどうぞ
◆小鼻縮小
![]() 術前 |
![]() |
![]() 術後 |
術前
いわゆる「しし鼻」と言われるほど小鼻の大きいわけではありませんが、横方向への張り出した小鼻のカーブ(形)が気に入らず、笑った時にそれがさらに目立つということで小鼻縮小術(鼻翼縮小)を希望された20歳の女性です。
術後
外側切除法(Weir法)にて、小鼻を縫い縮めました。大きな変化とは言えませんが、このように皮膚の切除幅を加減することで、写真で見てかろうじて分かるくらいの変化にとどめることも可能です。
元からかなり小鼻が大きい方を除いては、あまり幅広く皮膚を切除しすぎると鼻の穴の形が三角形にとがった形状となり、正面から見た時の鼻の穴がより見えるようになってきます。小鼻縮小を希望される方は、正面から見たときの鼻の穴の目立ちを気にされるケースが多いため、やり過ぎるとかえって鼻の穴が目立ち逆効果になってしまうため要注意です。
<症例に関する情報>
治療名:小鼻縮小 費用:200,000円
治療に伴う可能性のあるリスク・副作用:腫れ、内出血、皮膚壊死、皮膚の傷跡、後戻りなど
施術内容に関する問い合わせ先:お問い合わせフォームからどうぞ
もっと知りたい方はこちら
小鼻縮小(鼻翼縮小) | 200,000円 |
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※記載料金は予告なく変更することがございます。またカウンセリング・診察時にご提示したお見積について、有効期間は提示日より3か月とさせていただきます。