みずほクリニックTOP » ブログ » 美容皮膚科 » その他の美容皮膚科 » 赤ら顔、赤あざ治療には光治療アイコン(ICON)
みずほクリニック院長ブログBlog

赤ら顔、赤あざ治療には光治療アイコン(ICON)

2015年08月31日(月) | カテゴリ: その他の美容皮膚科
当院の光(IPL/フォトセラピー)治療機のアイコン(ICON)は、
一般的なフォトフェイシャルの効能とされる

1.しみ・くすみを取り美白する
2.毛穴を引き締める
3.皮膚にハリ・ツヤを与える

などの効果に加えて
血管腫、赤ら顔の治療に対しても強力な効果を発揮します。




上の図は、アイコンから発射される光の吸収特性を示します。

二つの山があり(二峰性)、短い波長側の左の山が
皮膚の浅い層のヘモグロビン(赤)とメラニンに良く吸収されることを示し、
また右の山が深部のメラニンとヘモグロビンに吸収されシミの元である
メラニンと赤い色の原因の余分な血管を破壊して消し去ります。

赤あざの治療だと、キャンデラ社のVビームが有名ですが、
「顔全体が赤い」など、いわゆる赤ら顔に強いマシーンというのは
世の中にそうそうありません。

そして当院のアイコンは実は赤あざにも強いですが、
ぼやんとした顔全体に広がる赤みを治すのも得意です。

毎回だいたい3回くらいの照射で成果を上げています。



上の写真は、
赤ら顔に対してアイコンで治療を行った40代の女性です。

元々頬全体と額に赤みがありましたが、10年以上前に鼻先に強い赤みが出現し、
特にこの部分が目立ち化粧でももはや隠せないということを悩まれて
当院を受診されました。

左が初診時の写真で、
右がアイコンを比較的強めの出力で5回照射したところです。


1ヶ月ごとに5回の照射なので、
だいたい6ヶ月くらいはかかっています。

鼻先にわずかな赤みが残りますが、
ノーメイクで施術前と後、左右を比較すると
頬全体に広がる赤みや鼻先の濃い赤みがかなり取れています。

この写真を患者さんに見せると、
「右の写真はメイクしてますよね?」とよく言われますが、実はノーメイクです。


鼻先にごくわずかな赤みが見えるのでまだ完璧な結果とまでは言えませんが
これなら充分メークで隠せるレベルではないでしょうか?

副次的な効果としては、顔全体の肌に美白効果があり、
また毛穴も引き締まり肌質がとてもよくなったともおっしゃいました。

当院でアイコンを数回かけた患者さんがよく使う表現として
「肌がもちもちになった」とおっしゃる方が多いです。

光の刺激作用で肌にコラーゲン、エラスチンなど
肌にハリツヤを与えるタンパク質が作り出されるためとされます。

今回は5回のみの照射ですが、光治療はさらに長く続けてゆくと
いよいよ皮膚がつややかになりしみ・くすみが除去されることで
「白磁」のような肌にまで磨き上げることが可能です。

今回の患者さんも結果に大変満足して頂けました。

この方以外にも、現在アイコンの光治療を行っている患者様で
明らかに効果が現れている方がまだまだいらっしゃいますので、
ご本人の許可が取れたならブログでも症例写真を紹介してゆく予定です。
当院のアイコンによる光(IPL)治療詳細はこちらからご覧ください。

<本ブログの症例に関する情報>

治療名:アイコンによる赤ら顔治療 費用:22,000円/回 5回照射
治療に伴う可能性のあるリスク・副作用:腫れ、内出血、水疱形成、熱傷、熱傷による色素沈着など
治療内容に関する問い合わせ先:お問い合わせフォームからどうぞ

監修者情報
美容外科・美容皮膚科 みずほクリニック院長

札幌医科大学・大学院卒業。米国フロリダ・モフィット国立癌センター勤務(ポストドクトラル・フェロー)後、札幌医科大学・形成外科 助教、北海道砂川市立病院・形成外科 医長、大塚美容形成外科入職(大塚院・金沢院・名古屋院など)を経て、2014年みずほクリニック開院。形成外科・美容形成外科での豊富なオペ実績とあわせ、レーザー治療や注入術へ対する独自理論を追求し、患者様の理想とする姿を目指し的確でスピーディな結果を出すことに意欲を注ぐ。
免許・資格:日本形成外科学会・認定専門医、日本美容外科学会・正会員、医学博士