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埋没法による平行型二重/目頭切開なし その2

2016年06月27日(月) | カテゴリ: 美容外科, 二重整形・眼瞼下垂・目元
夏が近づいてくると、二重手術のお問い合わせががぜん増えてまいります。

みなさんやはり手術後のダウンタイムが気になるので、
学生さんだと夏休みを使って術後の腫れている時期は人と会わないようにしたり
社会人の方ですとお盆休みを使って、うまく術後の期間をやり過ごしたいという方が
多いためです。

夏以外で、二重手術が多くなる時期と言えば年末と、新学期前や就職前である
3月ということになり、これら3つの時期が美容外科の繁忙期とも言えます。

しかし当院式の二重埋没法ですと、腫れはゼロとは言いませんがかなり抑えられるため、
営業・接客系のお仕事をされている方であっても
「仕事を休む必要が全くないほど腫れなかった」という言葉を術後に頂いております。

それでも、腫れの程度がどうしても気になる!という方のために
当院の二重手術のそれぞれの腫れのレベルを比較すると、
腫れの出やすいものから順に

3点連結法 > 3点法 > 2点連結法 = 2点法 > 1点法

となります。

※それぞれの埋没法の術式の違いについて(参考)
埋没法の術式の違い
糸を留める点数を増やせば増やすほど、腫れが出てくることは容易に想像がつきますが、
これはあくまで相対的な話であり、イメージとしては3点連結法が軽くむくむ程度で、
寝過ぎて起きた後や、お酒を飲み過ぎた(水分を取り過ぎた)翌朝のレベルです。

2点法や1点法になるとほぼ腫れが分からないことが多いです。

いずれにせよ1、2週で引きますし、女性の場合はお化粧を使ってカバーすれば
充分に隠せる程度の腫れです。

術後わずかに腫れても良いので「永続的な効果を期待する方」には3点連結がお勧めですし、
「腫れを最小限とすることを重視している方」にはシンプルな従来通りの2点法二重を
勧めています。

当然1点法は、2点法よりもさらに腫れは少ないのですが、
あまりもちが良くないということがあり強くは押していません。

「腫れを最小限におさえつつ」「効果の持続性も長くしたい」という考えの方には
2点連結がお勧めです。
留める点数が2点だと、連結にしても腫れはほぼ通常の2点法と変わりません。


さて先週のブログに引き続き、目頭切開なしで
平行型二重を作った方がいらしゃったのでご紹介します。

27歳の女性で一重を二重にしたいという最もオーソドックスなリクエストです。


先週の方もそうでしたが、日本人であっても蒙古ひだのかぶりが少なく
目頭の赤い結膜の赤い部分が三角形になっていて、目頭の先端の形が
鳥のクチバシのように細く鋭くとがっているのがその特徴です。

ちなみに、先週の方の目頭を参考のため下に示します。


目頭の形が、上の方と実によく似ています。

このような形をした目頭の場合、あまり幅を広く取らなくても
平行型の二重とすることが可能です。

お二人とも、目頭の先端部位が下を向いているのが特徴的ですが、
これは必ずしも必要な条件ではありません。

水平方向に内側を向いている方でも正面から見て赤い結膜面が充分に露出していれば、
自然な幅でも平行型となります。

そして下は、どうでもいいですが私の目頭です。


目頭切開してませんが、蒙古ひだのかぶりがゼロです。
こういう人も実際珍しいかと思いますが、二重にしたら、平行型にしか出来そうにありません。
(特にする気はありませんが。。)

さて話は戻り、一番最初の写真の方に
三点連結・スパイラル法にて埋没二重手術を行い1ヶ月目の状態が、以下の2枚目です。

      

幅的には、全く無理をせずに作られています。

この方の場合、元々皮膚に厚みがあるのでこれ以上広くすると
むしろ皮膚の厚みが余計に目立ってしまい、厚ぼったく見えるため
このくらいの幅でやめておくのが、目がマックスで大きく見えると言えます。

平行型の二重を埋没法で作った例を先週、今週とご紹介しましたが、
どんな目頭であれば目頭切開を用いずに埋没法単独で「平行型」とできるか
おわかり頂けましたでしょうか。

もちろん、お一人お一人の目元によって多少の違いもありますので、
切らずに平行二重まぶたにしたいと思っている方はまずはお気軽にご相談ください。
当院の二重埋没法詳細はこちらです。
二重埋没法後の腫れや赤みの対策についてはこちらにまとめました。
その他の二重埋没法の症例はこちらです。

<本ブログの症例に関する情報>

治療名:二重埋没法(3点連結) 費用:154,000円
治療に伴う可能性のあるリスク・副作用:腫れ、内出血、皮膚の傷跡、後戻り、左右差など
治療内容に関する問い合わせ先:お問い合わせフォームからどうぞ

監修者情報
美容外科・美容皮膚科 みずほクリニック院長

札幌医科大学・大学院卒業。米国フロリダ・モフィット国立癌センター勤務(ポストドクトラル・フェロー)後、札幌医科大学・形成外科 助教、北海道砂川市立病院・形成外科 医長、大塚美容形成外科入職(大塚院・金沢院・名古屋院など)を経て、2014年みずほクリニック開院。形成外科・美容形成外科での豊富なオペ実績とあわせ、レーザー治療や注入術へ対する独自理論を追求し、患者様の理想とする姿を目指し的確でスピーディな結果を出すことに意欲を注ぐ。
免許・資格:日本形成外科学会・認定専門医、日本美容外科学会・正会員、医学博士