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ニキビ治療薬・アクネトレント(ロアキュタン)
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ニキビ治療薬・アクネトレント(ロアキュタン)

数あるニキビ治療薬の中で、
最強の効果を発揮する内服薬がアクネトレントです。
頑固なニキビに対する最後の切り札として使われます。

アクネトレント

ニキビ治療薬であるアクネトレント(ロアキュタン)は、数あるビタミンA誘導体の中でも最も強い生理活性作用をもつタイプの一つです。(一般名:イソトレチノイン)皮脂の分泌を抑えつつ、皮膚の代謝を正常化する作用を介してニキビの症状を改善させることが出来ます。
アクネトレントは皮脂の分泌を抑えるという薬の性質上、皮膚が乾燥するという副作用が生じますが、保湿をしっかり心がけることと、また少しづつ薬の用量を増やすなど1日量を調整することで皮膚を次第に慣らしていくと、ほとんどの人が乾燥状態に順応することができ、治療を継続することができます。
なお代表的なニキビ治療の外用薬(塗り薬)のトレチノインも、アクネトレント同様にビタミンA誘導体の一つですが、直接肌に塗布するため角質が剥離されて赤みが出ることがあり、あたかもニキビ症状が悪化したかのように見えてしまい、患者さんの心理的に治療継続が困難となることが多いと言えます。
しかし、内服薬であれば同じビタミンAであっても皮膚面に赤みを帯びたり、角質が剥けることで起きるひりつきやかゆみなどの刺激感がほぼないため、ほとんどの方で治療継続が可能となります。
さらに、アクネトレント治療は別名「飲むピーリング」とも言われており、皮膚面の古い角質が適度に剥けることで、(外用剤のビタミンAに比べて剥け方がマイルドです。)毛穴が引き締まり、皮膚にハリツヤを与えニキビ跡の皮膚面の凹凸を滑らかにする作用もあります。
皮膚にピーリング剤を塗布する一般的なピーリング治療の場合、2週間から1ヶ月に1回クリニックに通っていただきますが、通院が手間に感じる人にとってはもう一つの選択肢になりうる自宅治療です。
また近年の研究によって、顔中に多数の「こもりニキビ」が生じてシコリとなったり、粉瘤と呼ばれる化膿性の皮膚腫瘍を多数生じやすい、いわゆる「膿皮症」タイプの肌の方の治療にもアクネトレントが有効であることが分かってきました。この「膿皮症」は、顔に生じるタイプの他に、臀部のみ、頭部のみなどのタイプもありますが、いずれのタイプにもアクネトレントはかなりの有効性を発揮します。

本施術はオンライン診療が可能です

施術の特長

確実な効果
一般保険診療によるニキビ内服薬、外用薬(塗り薬)や従来のホルモン療法(ピル)などで治療が困難であったケースでも、ほぼ確実な改善効果を期待出来ます。
さらにアクネトレントに加え、アルダクトンなどの強力なニキビ内服薬や照射治療(IPL)を組み合わせたニキビ複合治療を行うと、なおいっそう早く効果を出すことも可能です。
外用薬に比べて継続がしやすい
塗り薬によるニキビ治療の場合、多かれ少なかれ角質除去作用があるため、直接ニキビに塗布すると赤みが生じるほか、かゆみ、ひりつきなどの刺激感を伴うものが多いと言えます。(抗生物質の外用薬を除く)
特に、赤みがニキビの部位において増すとニキビが悪化したように感じて治療を中断してしまうケースが多く見られますが、アクネトレントの内服においてはこのような副作用がほぼないと言えます。逆にニキビが早期に改善されることで赤みは消退してゆくことが多いと言えます。
美白効果・美肌効果も期待出来る
イソトレチノインを含むビタミンA誘導体には、古い角質を剥がれ落ちるのを早めて皮膚の代謝を促進しつつ正常化する働きがあるため、メラニンを持つ表皮細胞を皮膚面から除去するメラニン排出促進作用があります。 また、皮膚面の古い角質をマイルドにピーリングする作用により、毛穴が引き締まり、ニキビ跡の凹凸を滑らかにして目立たなくする効果も期待出来ます。これにより、しみ・色むらのないつややかでハリのある美肌を作ります。 冷却するので、知覚が鈍くなり痛みをほとんど感じません。

効果目的

  • ニキビ
  • ニキビ跡(色味、凹凸)
  • 毛穴の開き
  • オイリースキン(あぶら肌)
  • 美白作用
  • 膿皮症(顔)
  • 臀部膿皮症
  • 頭部膿皮症
  • 多発する粉瘤

症例写真

アクネトレント内服とアルダクトン内服、光治療によるニキビ複合治療

ドクターによる症例解説

術前

1年ほど前より口回りからフェイスラインにかけて難治性のニキビがあり、一般皮膚科で保険診療の内服、外用薬治療を受けていましたが改善が全く見られないとのことで、当院に相談に来られた21歳の女性です。
アクネトレントおよびアルダクトンの2剤同時内服治療を開始し、2ヶ月目にIPL(光治療・アイコン)とクリアタッチの照射を行っています。

術後

アクネトレント内服および照射治療を開始して6ヶ月目の状態です。
まだ赤みは残りますが新たなニキビはもはや生じない段階まできています。今後IPL、Vビームレーザーなどを用いることで残った赤みをかなりの程度まで薄くすることも出来ます。

症例に関する情報

治療名①:アクネトレント 費用:10mg 11,000円/30錠 治療に伴う可能性のあるリスク・副作用:皮膚の乾燥など 治療名②:アイコン 費用:22,000円/回 治療に伴う可能性のあるリスク・副作用:腫れ、内出血、水疱形成、熱傷、熱傷による色素沈着など 治療名②:クリアタッチ 費用:10,780円/回 治療に伴う可能性のあるリスク・副作用:腫れ、内出血、水疱形成、熱傷、熱傷による色素沈着など 施術内容に関する問い合わせ先:お問い合わせフォームからどうぞ

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内服方法

1日1回10mgもしくは20mgを定時に内服。 本施術はオンライン診療が可能です

料金

アクネトレント
(ロアキュタン)
10mg 30日分/30錠 11,000円
20mg 30日分/30錠 13,200円

※記載料金は予告なく変更することがございます。またカウンセリング・診察時にご提示したお見積について、有効期間は提示日より3か月とさせていただきます。

施術情報

  • 剤型
    10mg, 20mg
  • 治療期間の目安
    2ヶ月~6ヶ月
  • 副作用
    乾燥
  • 備考

    ・内服期間中および内服中止後3ヶ月以内は、避妊が必要です。また妊婦の方は使用できません。

    ・内服期間中および内服中止後1ヶ月以内の献血が禁止となります。

    ・肝障害・腎障害のある場合は使用できません。

    ・大豆アレルギー、ピーナッツアレルギーのある場合は使用できません。

    ・15歳未満の方や成長期で身長が伸びている方は使用できません。

    ・トレチノイン製剤、ビタミンA製剤でアレルギーを起こした方は使用できません。

Doctor

院長・監修者情報

みずほクリニック 院長 小松磨史(こまつ きよし) 美容外科・美容皮膚科 みずほクリニック院長

札幌医科大学・大学院卒業。米国フロリダ・モフィット国立癌センター勤務(ポストドクトラル・フェロー)後、札幌医科大学・形成外科 助教、北海道砂川市立病院・形成外科 医長、大塚美容形成外科入職(大塚院・金沢院・名古屋院など)を経て、2014年みずほクリニック開院。形成外科・美容形成外科での豊富なオペ実績とあわせ、レーザー治療や注入術へ対する独自理論を追求し、患者様の理想とする姿を目指し的確でスピーディな結果を出すことに意欲を注ぐ。免許・資格:日本形成外科学会・認定専門医、日本美容外科学会・正会員、医学博士 医師紹介はこちら

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