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リサーフィックス
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リサーフィックス

ダウンタイムがほぼないまま
凹凸のない滑らかな美肌へと導くレーザー治療
(ダウンタイムのない最新のフラクショナル)

M22

リサーフィックスはこのような悩みに適しています

  • 毛穴の開きや毛穴のたるみを改善したい
  • ニキビ跡の赤みが気になる
  • ほうれい線やフェイスラインのたるみが気になる
  • 肌のハリ・ツヤ感をアップしたい
  • メイクノリのよい肌にしたい
リサーフィックス・モジュール

リサーフィックスは、光(IPL)による肌治療マシン フォトフェイシャルM22のオプション設定による治療法で、毛穴・ニキビ跡・肌質の改善などに効果を発揮します。
M22の筐体にもう一段リサーフィックス・モジュールを挿入し専用のハンドピースに付け替えることで照射モードが切り替わります。右上の2枚のM22マシン本体の写真を見ていただくとわかるかと思いますが、通常のM22本体はファイバーが1本出しなのに対し、リサーフィックスの場合は2本のファイバーが伸びています。このハンドピースを装着することによりM22本来の完全なパフォーマンスを発揮することが出来るようになります。
一般的なフラクショナルレーザーと異なり、ダウンタイムや痛みがほぼない状態で同じような治療結果を得ることができる点が最大の特徴です。

リサーフィックスの治療原理

①通常のレーザーとフラクショナルレーザーとの違い

毛穴、ニキビ跡の凹凸、リフトアップなど肌質改善に効果を発揮するレーザーと言えばフラクショナルレーザーがその代表です。そしてフラクショナルレーザーとその他のレーザーの違いは、他のレーザーが「面状」で一様に隙間無くレーザー光を照射しているのに対し、フラクショナルでは「点(ドット)状」に照射部を分けてレーザー光を打つことで、一本一本のレーザー光の間に間隔があいている点です。
このようにフラクショナルレーザーは、照射面積の中で当たっている箇所と当たっていない箇所があるため「非連続照射方式」と呼ばれます。

フラクショナルレーザーの照射イメージ
フラクショナルレーザーの照射イメージ

上記の図のように意図的にビームとビームの間にあえて微細な間隔を設けることで、面で打つレーザーよりもはるかに強いパワーで照射しても、熱傷が起こりづらくまた色素沈着や潰瘍形成を生じることなく容易に皮膚が治癒するという特性があります。これはレーザー光が当たっている所と当たっていない正常部位が交互に規則的に並ぶことで初めて得られる効果です。

②フラクショナルレーザーの種類

現在、フラクショナルにも様々な機種があり、大きく分けてアブレイティブとノン・アブレイティブの2つのタイプがあります。アブレイティブは、皮膚の表面を蒸散作用により削り取り皮膚面を滑らかにしたり毛穴を引き締めたりするレーザーとして開発され、かつてはこのタイプが主流の時代がありました。

しかしながら、アブレイティブタイプは照射により

  • カサブタを生じる。(1週間から10日ほど)
  • 赤みが1週間から数週間などかなり長引くことがある。(元の地肌の色味が大きく関係)
  • 目回りに打った場合に腫れが1週間ほど目立つ。

などのデメリットがあり、1回行うとほとんどの患者様がそのあまりにものダウンタイムの長さと副作用の強さによって繰り返し続けることが難しくなることが多い治療です。

どのような優れたフラクショナルであったとしても、1回で完全な効果を発揮することは難しく最低でも月に1回程度の照射を5~6回は続けることでまとまった結果が得られるため、もし続けることが出来ないならば、もはや治療として成立しないことになってしまいます。よって炭酸ガスフラクショナルやフラクセルといったアブレイティブタイプのレーザーは現在も既にそうですが、今後はますます下火になってゆくことが強く予想されます。 これに代わって、表面を蒸散させることなく皮膚の中に無数の「凝固柱・凝固列」を作る、いわゆる皮内にドット状の「焼き」を入れるタイプのノン・アブレイティブタイプのレーザーが近年注目を集めるようになってきています。

Low setting - 20mJ
Low setting – 20mJ
Medium setting - 40mJ
Medium setting – 40mJ
High setting - 70mJ
High setting – 70mJ
凝固柱・凝固列
上の写真は皮内に生じた「凝固柱・凝固列」がパワーを上げるほど深いレベルまで達することを示す。

このタイプは、ダウンタイムが1日から3日程度の皮膚面の赤みとわずかな腫れが1日と従来のアブレイティブタイプのフラクショナルに比べてはるかに短いダウンタイムと少ない副作用で済むため、患者様にとっていわゆる継続可能な治療ということで当院でも最も人気の施術メニューの一つです。

③ノン・アブレイティブの時代へ

以前こそアブレイティブに比べてダウンタイムが短い代わりに1回治療の効果の面では弱いとされたノン・アブレイティブでしたが、レーザー会社の長年の研究努力により最近はアブレイティブに効果の面でせまりつつ、ついには凌駕してしまったとされるレーザー機器も出てまいりました。
その代表格が、当院に以前より既に導入済みのアイコンによるフラクショナル(Lux1540, 米国サイノシュア社)です。そしてこのLux1540をベンチマークとしてルミナス社(イスラエル)により後ほど追って開発されたのが、本ページで解説しているリサーフィックスです。

ノン・アブレイティブの時代へ

リサーフィックスは、エルビウムグラスファイバーを使用した波長1565nmのレーザーです。1565nmの波長は、上図に示されるようにヘモグロビンに反応しづらいため出血を起こしにくく、またメラニンへの吸収性も低いためシミに反応してカサブタを作ったりするものではありません。
(但しそれは逆に言うならばシミが取れたりするレーザーではないことを意味します。)
水にはよく吸収されますが、炭酸ガスレーザー(10600nm)ほどは高い吸収を示さないため皮膚の表面を一切傷つけることなく真皮層にのみ焼きを入れて「凝固柱」を形成する点がこの波長を用いた治療の重要ポイントとなります。
つまりその心はフラクショナルレーザーとしての効果を十分に狙いつつ、出血・カサブタなどのダウンタイムを生じないよう計算された絶妙にほどよい波長を採用しているということであり、それを上の吸収曲線の図から確かに読み取ることが出来ます。

リサーフィックスはLux1540の後に開発されその機能を越えるべく設計されていることもあり、いくつかの有利な点があります。まとめると以下3点になります。

1. Lux1540よりもわずかに波長が伸びたためより深部へのエネルギーの到達が期待出来る。

2. コンピュータ制御により1cm²あたりに最大500スポットなどかなりの高密度でビームを打てるようになった。

3. Lux1540が1本のレーザー光をレンズによって分散させてフラクショナル化させているのに対し、1本1本のレーザーが別々に出力制御されている。

1と3は非常にわずかな差であるように感じますが、一番重要なポイントは2番です。
Lux1540が1.5×1.5cm²あたりビームの束が49スポットであるのに対して、最大500スポットなど約10倍の密度で打てるということは皮膚に対してワンショットでより多くのエネルギーをビーム間の間隔を広げずに高密度に打てるというのがリサーフィックスとLux1540の最大の違いとなります。

それに対し実はLux1540にも優れた美点があり皮膚に当てる接触面がギザギザの突起状の構造となっており、当てる際にグッと強く押して圧着させることで皮膚に発射口を食い込ませてより深部にエネルギーを到達させるという工夫された方式をとっています。 よってリサーフィックスのほうが全てにおいて勝っているということではなく、それぞれの機種の特徴を理解した上で使い分けも重要ですし、場合によっては両者の同時コンビネーション治療なども有効と考えられます。

④リサーフィックスの紹介

<本機ResurFXの名前の由来>

Resurfは、英語のResurface 舗装する。表面を張り替える。などの意味からであり分かり安いですが、Fxは美容医療レーザーの分野においてFractional (laser)の略号としてよく用いられます。よってこれらふたつを合わせてResurFXつまりFractional laserによる肌の入れ替え、再生用マシンのようなニュアンスとなります。
読み方は、「リサーフィックス」でありフィックス fixには、修理する・治療するなどの意味があるため一種の掛け言葉(ダジャレ)のようになっているのも興味深くこのマシンの特性をよく表す考え練られたネーミングです。

<2019年時点での普及状況>

以前にデモ機をルミナス社からお借りし、スタッフや自身などに実際に使用してみて非常に良い感触を得たため2019年6月末に当院導入となった本機ですが、まだ全国的に見るとほとんど導入実績がないようです。主に西日本で導入しているクリニックが散見されますが、都内では現時点でなんと3台(3院)のみの導入となっており非常に希少性の高いマシンです。
M22本体自体は既に所有しているクリニックが大変多いスタンダードモデルのため、今後実績を積み重ねることで、ある時突然火が付いて爆発的なヒットにつながるポテンシャルを秘めたマシン(パーツ)と考えられます。

施術の特長

ダウンタイムがほとんどないのに効果的
皮膚面を蒸散させない(削り取らない)ノン・アブレイティブタイプのフラクショナルレーザーのため、照射後にカサブタは基本的には生じません。仮に最大パワーで照射を行った場合にはカサブタが生じることもありますが、非常に小さい点状のものなので、メイクで隠すことは十分可能です。
術直後は皮膚面に赤みを帯びますが、1週間以内にひきます。このダウンタイムの少なさ、つまり肌への負担が少ない点が、このレーザーの一番の特徴です。さらに治療効果については、従来のアブレイティブタイプよりもむしろ高い結果が出ています。
エルビウムグラスファイバーによる1565nmの波長は、真皮浅層から深層レベルまでエネルギーが入り凝固柱と呼ばれる柱状の焼きを真皮にドット状に入れることで、短期間に治癒可能なレベルの微細な傷を皮内に発生させます。(表皮=表面は一切傷つけません)
この傷が治癒する過程で、コラーゲン、エラスチン、サイトカイン、ヒートショックプロテイン、成長因子など皮膚の若返りと健康維持に必要な成分の産生が促進され、皮膚にハリ・ツヤを与え毛穴を引き締めます。また、ニキビ跡の凹凸は皮膚面の緊張(テンション)が均一ではない状態と規定されるため、微細な傷を皮内にあえて新たに加え入れることで、皮膚面のテンションを均一化し再構築することで表面の凹凸を和らげ滑らかな皮膚に近づけるという仕組みです。
なお当マシンは、ノンアブレイティブタイプのフラクショナルレーザーの中でも、現在のところ最も長い波長を有しており、より深部までエネルギーを十分に到達させることが可能となります。
密度を上げた高エネルギー照射
ルミナス社には以前より、蒸散タイプの炭酸ガスレーザーとしてアキュパルスという有名なレーザー機があり、そのスキャン技術には定評がありました。このスキャン技術を用いて、リサーフィックスのレーザー光をフラクショナル化して、他社製のものよりもはるかに高密度で皮膚面にエネルギーを入れることに成功しています。他社製のものでこの波長付近のレーザー光を500スポット/cm²などのレベルまで高密度に照射出来る製品がいまだないため、この点においては現在唯一無二のマシンと言えます。高密度で打てることは、1回に入るエネルギー量が多いだけでなく、文字通り皮膚面の凹凸や肌理を整える上で圧倒的に有利です。
比較例として画素数の粗い写真やTVと画素数のより多い精細な写真やテレビで、どのように見え方が異なるかを考えれば容易に想像がつくかと思います。
また、密度を上げて打てるため同じ箇所で照射面の位置をわずかにずらして何度も重ね打ちでレーザーを打ち込む必要がなく、一箇所につき1回のみ打つだけで良いので、施術時間が短くて済みこれが痛みの軽減効果にもつながっています。
クーリングデバイスによる痛みの軽減
既にフォトフェイシャルM22の施術を受けたことのある方なら分かるかと思いますが、ルミナス社のコンタクト・クーリングデバイスは秀逸です。
リサーフィックスもフォトフェイシャル同様皮膚面に照射面を軽く接触させながらの照射となりますが、照射面が4度以下に冷やされるため皮膚の知覚が鈍くなり、フラクショナルレーザー特有の痛みがかなり軽減されます。フラクショナルは効果が高いのは知っているが、痛みが苦手でなかなか定期的に続けられないという方にも好評を頂いております。
なお、肌再生系のフラクショナルレーザーとしては、このクーリング方式を採用しているのは現在リサーフィックスのみです。もしこの冷却作用を用いても痛みがつらいと感じる方は、麻酔クリームを事前に15分から30分皮膚に塗布することでさらなる痛みの緩和も可能ですのでその際はお申しつけください。

効果目的

  • 毛穴引き締め
  • ニキビ跡凹凸
  • 肌にハリツヤを与える
  • 肌理を整え化粧乗りを良くする
  • リフトアップ
  • 小じわを取る
  • 目回りの皮膚を引き締める
  • 首のしわ取り
  • 目尻のしわ取り
  • 下瞼のしわ取り
  • ホウレイ線を浅くする
  • マリオネットラインを浅くする
  • 毛孔苔癬
  • 妊娠線
  • 傷跡をぼかす
  • ストレッチマーク、皮膚線条

施術の流れ

  1. 麻酔:クリーム麻酔と注射麻酔から選択可能
  2. 施術:目的部位へレーザーを照射します。
  3. クーリング:皮膚面を冷タオルで5分間ほど冷却して終わります。

料金

リサーフィックス 目元 38,500円
両頬 27,500円

※5~6回推奨

※記載料金は予告なく変更することがございます。またカウンセリング・診察時にご提示したお見積について、有効期間は提示日より3か月とさせていただきます。

施術情報

  • 所要時間
    5分程度
  • ダウンタイム
    施術当日のわずかな腫れ、照射部の赤み数日
    数日から1週間の乾燥感、皮膚面のざらつき。
  • 施術の痛み
    皮膚面の熱感あり
  • 通院
    複数回の施術が望ましい
  • 麻酔
    外用麻酔 or 注射麻酔
  • 持続性
    個人差あり
  • 洗顔
    当日可能
  • シャワー・入浴
    当日可能
  • メイク
    当日可能

ありうる可能性のある副作用

  • 一時的にニキビや吹き出物の悪化が生じることがあります。
    (フラクショナルに特有の副作用ですが施術回数を重ねてゆくと生じなくなります)
  • かゆみ:数日
  • 乾燥(かさつき):数日
  • 皮膚面のざらつき:数日
  • ごく希に色素沈着が生じることあり。

適用禁忌:以下の方は施術は出来ません。

  • 重度の湿疹
  • 皮膚の炎症
  • 皮膚癌
  • 外用麻酔に対するアレルギー
  • 妊娠中

Doctor

院長・監修者情報

みずほクリニック 院長 小松磨史(こまつ きよし) 美容外科・美容皮膚科 みずほクリニック院長

札幌医科大学・大学院卒業。米国フロリダ・モフィット国立癌センター勤務(ポストドクトラル・フェロー)後、札幌医科大学・形成外科 助教、北海道砂川市立病院・形成外科 医長、大塚美容形成外科入職(大塚院・金沢院・名古屋院など)を経て、2014年みずほクリニック開院。形成外科・美容形成外科での豊富なオペ実績とあわせ、レーザー治療や注入術へ対する独自理論を追求し、患者様の理想とする姿を目指し的確でスピーディな結果を出すことに意欲を注ぐ。免許・資格:日本形成外科学会・認定専門医、日本美容外科学会・正会員、医学博士 医師紹介はこちら

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