

ダーマペンはマイクロニードル療法とも言われ、髪の毛よりも細い超極細の針を振動させることで、肌に目では見えないくらいの極めて小さな穴を開けていきます。その針穴を治そうとする力、つまり「肌の自然治癒力」を利用して、肌の再生・活性化、ターンオーバーを促していく肌再生療法です。
肌を修復していく過程(自然治癒力)では、新陳代謝が活性化され、線維芽細胞の増殖とそれに伴うコラーゲンの増生、成長因子の促進が行われることで、ニキビ跡や毛穴の改善、傷の修復に効果が得られ、お肌のキメが整っていきます。自然治癒力は誰もが持っているものですが、この力は加齢と共に減少するため、ダーマペンで刺激を与えることによって、小じわの改善、ハリ・ツヤ感アップなど、様々なアンチエイジング効果が得られる治療法です。なお当院では数あるダーマペンの中でも最新版であるダーマペン4による美肌治療を行っています。
施術風景(動画)
当院では、施術の最後にEGF配合の保湿ハイドロジェルマスクを使用します。炎症が起きているお肌の沈静を目的に行ますが、ジェルの成分が皮膚に密着するので、皮膚の炎症を落ち着かせつつも、しっかり潤いを与えてく、保湿も可能なものになっています。また、EGF(上皮細胞成長因子)が配合されているので、新しい細胞の生成を促進し、健康な肌へと導きます。このマスクは施術時に限らずホームケアとしても使用でき、メディアでも紹介されたことのある人気のマスクになっております。
ダーマペンは、オーストラリアのダーマペンワールド社が2011年に開発した機器です。この10年ほどでより効果が出る仕様へとバージョンアップが繰り返されており、現在は4代目となる「ダーマペン4」が最新となっています。当院では最新のダーマペン4を使用し、治療を行っています。
従来のダーマペンの他、類似したものとしてダーマローラーなどがありますが、ダウンタイムや術後の効果などを総合的にみると、ダーマペン4が最も優れていると言えるでしょう。
ダーマペン4 | ダーマペン3 | ダーマローラー | |
針 | 16本 33ゲージ |
12本 33ゲージ |
ローラーに200本の針 |
深さ | 0.2mm~3mm | 0.25mm〜2.5mm | 0.5mm〜0.25mm ※力の入れ具合によって深さが変わる。 |
回転数 | 1秒に120回転 | 1秒に108回転 | 手動 |
ダーマペン4は、1世代前のダーマペン3と比べると、針の本数が16本(ダーマペン3は12本)・1秒あたりの回転数が120回転(ダーマペン3は108回転)へと増えたため、毎秒1920個の穴を肌に開けることができるようになりました。これは従来のダーマペンの1.5倍で、短時間でより多くの針穴を開けることができるようになった上に、高密度で肌細胞に刺激を与えることができるため、より治療効果を実感しやすくなっています。また回転速度が速くなったことで痛みも感じにくくなっています。
類似治療として挙げられるダーマローラーには200本の針がローラーを囲むようについていますが、手動で皮膚の上を転がしながら行う治療のため、施術者の力の入れ具合によって針の穿刺の深さや密度にムラが出やすいのが欠点でした。対してダーマペン4はペンタイプの電動機器なので、垂直に穿刺ができ、一定の深さと強さで、均一な治療を可能にしています。
ダーマペン4は、0.1mm単位で針の深さを調節できるため、一人ひとりの皮膚の状態に合わせて最適な深さで施術を行うことが可能です。またダーマペン3まででは針の深さは2.5mmが限界でしたが、ダーマペン4では新しく「スカートリートメントモード」が加わり、深さ3.0mまで穿刺可能になったため、従来のダーマペンよりも皮膚の深層まで治療することが可能となり、凹凸の深いニキビ跡や厚みのある皮膚の方、硬さのある皮膚の方にも効果を実感しやすい仕様になっています。また皮膚の浅い部分に対しても。、0.2mmから穿刺できるようになったため、目元など皮膚の薄い部分への治療も可能となり、より幅広い部位に施術をすることができるようになりました。
ダーマペン4の特徴として、施術時に様々な薬剤(塗布剤)を塗布することで、肌の状態や施術目的にあわせてカスタマイズした施術ができる点が挙げられます。 選択する薬剤によって、美白、リジュビネーション(肌の若返り)、ツヤ・ハリ感アップなどの効果がより一層期待できるため、ダーマペン4を行う際にはぜひ薬剤の併用をお勧めします。
なお、もし当院にない薬剤であっても、以前に他院で気にいった塗布剤があるようでしたらそれらをお取り寄せしてダーマペンで皮膚内に有効成分を入れ込むということも可能です。また、当院オリジナルの施術として、ダーマペンで針穴をあけてエレクトロポレーション(メソアクティス)で薬剤を皮内に直に運び入れ、超高効率な浸透効果を狙うというスペシャル・メニューのご用意もあります。お気軽にスタッフまでお声掛けください。
成分
効果・効能
施術情報
施術頻度;毎月1回で3回から5回程度。その後メンテナンスとして3ヶ月に1回。成分
効果・効能
施術情報
施術頻度;毎月1回で3回から5回程度。その後メンテナンスとして3ヶ月に1回。成分
効果・効能
施術情報
施術頻度;毎月1回で3回から5回程度。その後メンテナンスとして6ヶ月に1回。成分
効果・効能
施術情報
施術頻度;3ヶ月ごと2−3ヶ月に1回の治療。その後必要に応じて、6−9ヶ月毎にメンテナンス。成分
効果・効能
施術情報
施術頻度;1ヶ月ごと3回の施術が効果的です。*マッサージピールとダーマペンの組み合わせ治療は、「ヴェルヴェットスキン」という施術名で呼ばれます。
>ヴェルベットスキン治療の詳細はこちら成分
効果効能
施術情報
施術頻度;1ヶ月ごとに3回から5回で効果。その後維持療法として3ヶ月に1回。ダーマペン4は、1世代前のダーマペン3と比べると針の抜き差しを行う際のマシンのブレが少なく改良されたため、皮膚へのダメージがますます少なくなっています。また手動で転がすローラータイプのダーマローラーは、皮膚上にローラーを転がして針を刺すため針が垂直に刺さりにくく、斜めに針を刺すことで皮膚をえぐる様な状態となり、針穴が大きくなったり出血のリスクが高くなる他、赤みが出やすくなり肌へのダメージが大きくなるため、ダウンタイムが長くなってしまうことが多くありました。ダーマペン4は一定の深さ・強さで垂直に針を穿刺することができ、且つ均一に施術ができるので、皮膚へのダメージが少ない点が特徴です。
フラクショナルレーザーは、レーザー照射によって目に見えないくらい微細な穴を肌表面に多数開けることで、傷ついたお肌を治そうする力(自然治癒力)を利用し、肌質改善や皮膚の再生を図っていく治療です。治療のメカニズムや期待できる効果はダーマペンと大きく変わりませんが、フラクショナルレーザーは針ではなくレーザーによって肌に穴を開けるため、穴と穴の間隔が狭すぎると、レーザーの熱が肌内部にこもり火傷のようになってしまうリスクがあります。よりしっかりと効果を出すためにレーザーを高出力で照射すると、ますます皮膚の中に熱がこもりやすくなるため、周辺の組織にもダメージを与えてしまい赤みやひりつきが長期化しやすい傾向があります。対してダーマペン4は、熱の産生がないため高密度に真皮層まで針穴をあけることが可能です。ダウンタイムを気にされる方にはダーマペンがお勧めです。
初めてダーマペンの施術を行う際には、顔中に針を刺すことに少し不安があるかもしれませんが、麻酔クリームを使用するため痛みはほとんどありません。マシンの音が少し大きいので、痛みよりも最初はそのマシン音が気になるかもしれません。術直後は赤みや点状出血が多少生じますが、術後2,3時間程度で7割がたが改善し、12時間程度でほぼ落ち着きます。フラクショナルレーザーは術後に肌にヒリヒリ感(ひりつき)が生じることが多いですが、ダーマペン4はそれほどひりつきが大きくない点も特徴です。術後1週間程度は皮膚表面にざらつきが生じますが、それ以降はほぼ改善され、ハリ・ツヤを実感できることが多いです。(麻酔代は有料となります)
ダーマペン4 | 30,000円 |
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※記載料金は予告なく変更することがございます。またカウンセリング・診察時にご提示したお見積について、有効期間は提示日より3か月とさせていただきます。
お肌の状態にもよりますが、月に1回、3〜5回の治療をお勧めしています。
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