ピル外来
生理周期のコントロールや
PMS対策としてピルを処方しています。
患者様からのご要望が多かったため、ピル外来を開始しました。
ピルはエストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲスゲン(黄体ホルモン)という二つの女性ホルモンを主成分とした避妊薬で、生理周期の安定化だけではなく、PMS(月経前症候群)対策などでも活用されているお薬です。その他、緊急避妊ピルや旅行などにあわせた月経移動、さらにホルモンバランスの乱れによるニキビや肌荒れなども予防としても活用されています。
また関連して、性病(性感染症)検査も行っています。血液検査・尿検査・唾液採取などの簡単な検査方法により、数日程度で結果が判明します。検査可能な感染症は多岐にわたり、淋菌(性器・咽頭)、クラミジア(性器・咽頭)、梅毒(TP・RPR)、HIV、HBs抗原(B型肝炎ウイルス)、HCV抗体(C型肝炎ウイルス)、マイコプラズマ(性器・咽頭)、ウレアプラズマ(性器・咽頭)を一度に検査することも可能です。
ピルの種類
低用量ピル
低用量ピル(oral- contraceptives)は卵胞ホルモン含有量50μg未満のもので、排卵を抑制するお薬です。ピルによって女性ホルモンを取り入れることで身体が妊娠しているような状態になり、排卵を抑制し避妊効果を高めます。
またホルモンバランスが整うため、ニキビや肌荒れの改善、月経前症候群(PMS)の緩和、生理不順や月経痛の緩和といった効果もあります。
こんな方に
- 望まない妊娠を避けたい
- 生理周期を安定させたい
- 生理痛を軽減したい
- 生理前のイライラ(PMS)を軽減したい
- ニキビや肌荒れを治したい
服用方法
注意点
服用を始めた当初は、吐き気、倦怠感、不正出血などがみられることがありますが、1か月ほどで落ち着くことがほとんどです。
禁忌事項
- 35歳以上で1日15本以上タバコを喫う方
- 肝機能障害のある方
- 妊娠(または、その可能性)、授乳中の女性
- 血栓性静脈炎、肝塞栓またはその既住のある方
※詳細はご相談ください。
アフターピル(緊急避妊)
アフターピル(緊急避妊)は、コンドームが破れてしまったなどの望まない妊娠を避けるためのお薬です。より身体に負担もなく確実な避妊法は低用量ピルですが、万が一の際の緊急対策として活用されるとよいでしょう。72時間以内に服用するようにしてください。早ければ早いほど避妊できる確率も上がります。
こんな方に
- コンドームが破けたり外れた
- コンドームを使用しなかった
- 望まない性交渉があった
服用方法
注意点
吐き気、頭痛などの症状がありますが、1日程度で収まります。
月経移動(中容量ピル)
卵胞ホルモン含有量が50μgのピルを中容量ピルといい、月経周期の調整で使用することが多いお薬です。旅行やイベントなどを生理が重なるという際に周期をずらすためにも服用します。月経周期を早める方法と遅くする方法がありますが、遅くするほうが一般的です。
こんな方に
- 旅行やイベントと重なる生理をずらしたい
服用方法
禁忌事項
- ヘビースモーカーや血栓症の既往歴のある方
- 肝機能障害がある方
- 妊娠の可能性のある方
料金
低用量ピル(トリキュラー) | 2,420円 |
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アフターピル・緊急避妊 (ノルレボ) |
15,950円 |
アフターピル・緊急避妊 (プラノバール) |
6,600円 |
月経移動(ソフィア) | 3,300円 |
性病(性感染症)検査
性病(性感染症)検査 | セット1 | 検査項目:淋菌(性器)、クラミジア(性器)、梅毒TP、梅毒RPR、HIV、HBs抗原 | 11,000円 |
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セット2 | 検査項目:淋菌(性器)、クラミジア(性器)、梅毒TP、梅毒RPR、HIV、HBs抗原、淋菌(咽喉)、クラミジア(咽喉)、トリコモナスマイコプラズマジェネタリウム | 22,000円 | |
セット3 | 検査項目:淋菌(性器)、クラミジア(性器)、梅毒TP、梅毒RPR、HIV、HBs抗原、淋菌(咽喉)、クラミジア(咽喉)、マイコプラズマ(性器)+ウレアプラズマ(性器)、マイコプラズマ(咽喉)+ウレアプラズマ(咽喉)、HCV抗体 | 33,000円 |
※ピル服用歴のない方の場合、初診時に血液検査5,400円を行うことを推奨しています。
※記載料金は予告なく変更することがございます。またカウンセリング・診察時にご提示したお見積について、有効期間は提示日より3か月とさせていただきます。