当院のウルセラが人気の理由
1回の施術で効果を実感
ウルセラに限らず、超音波やレーザー、IPLなどを使ったマシンでは、術後に治療効果を感じることができるものと、1回の照射では実感しにくいものがあるのが通例ですが、ウルセラに限っては、術後に全く効果を感じられないと言われたことがほぼありません。
照射直後も若干の引き締まり効果が感じられますが、2~3ヶ月程度かけてさらにリフトアップ効果が進行するので、その頃になると患者さんからすごく良かったので是非また次回やりたいというご連絡を頂きます。終わった直後に効果をあまり実感できずに鏡を見ても首をかしげ「??」とうなっていた患者様も、3ヶ月目にはハッキリと変化が分かったというのもうなずけます。
また他のレーザーやIPLマシンは1か月に一度程度の頻度で照射する治療がほとんどですが、ウルセラの場合は施術の必要頻度は6ヶ月から1年となっていますので頻繁にクリニックに通う必要はありません。
小顔整形・たるみ予防として若い方も利用
たるみ治療として人気のウルセラですが、最近ウルセラの問い合わせで、20代から30代くらいの患者さんが増えています。
この年齢だとたるみは実際ないか、あってもごく軽度のレベルの方が多いのですが、それでもご自身の親の顔のたるみを見ているといずれ自分もそうなるのではないかという心配から、予防的に早めにケアしたいという方が意外に多く、私自身も驚きました。
このような若い方達がウルセラを受けた場合、当然たるみは元々強くないのでたるみ取り効果という点ではさほど目に見えて大きな変化はありませんが、治療を受けたことを周囲に話していないのに周りの人達から「最近やせた?」と言われるそうです。
つまり、顔の頬の肉が引き締まりフェイスラインがホッソリとしていわゆる「小顔効果」が得られるようです。
ボトックス、BNLSなど注射系の小顔整形に少し抵抗を感じている方には、ウルセラによるたるみ予防・小顔整形があっていると思います。
ヒアルロン酸との併用でよりパーフェクトな仕上がりに
また患者さんの中には、「たるみは取りたいけれど頬肉が引き締まることで頬がこけてやつれて見えるのは避けたい」というケースもあります。
理論的には、マリオネットライン外側の肉(いわゆるJowl)が上に引き上がるので、頬のこけがそれによりむしろ改善するはずなのですが、私が今まで使ってきてみた感想としては、ウルセラは「リフトアップ+引き締め」の効果があるため若干頬がこけて見えるケースがありました。
このような場合は、ウルセラによる治療が終わった後に頬骨の下の影にヒアルロン酸を入れて頬をふっくらとさせることも可能です。(あくまで患者様が気にされるケースに限ってですが)
ところで以前は、ヒアルロン酸注入が行われた部位や糸を埋入した箇所に対してウルセラを照射するとこれらが熱作用により分解・変性させられてしまうという情報もありましたが、ウルセラの照射による組織の温度上昇は70度付近であり、この温度ではヒアルロン酸や糸を分解変性させることは難しいというのが定説となりつつあります。
したがって、仮に以前にヒアルロン酸注入や糸などの人工物の挿入施術が行われていたとしても、全く問題無く、安全に照射することが出来さらに以前の施術が無駄になってしまうということはありません。
メーカー推奨のショット数を徹底しています
たるみ治療に効果的であるとFDAにも認可されているウルセラですが、当然メーカーが推奨するプロトコールと比較した際にショット数が少なければ期待できる効果を得ることはできません。
どうしてそれを知っているかと言うと、他院で施術された患者さんに当院で同じ部位にウルセラを打った際に、「倍くらい打たれている」と言われたことがあるからです。
もし現在どちらかでウルセラ治療を行っているものの効果を実感できないという際には、ウルセラを何ショット打ってもらっているのか確認すると良いかもしれません。なおショット数は本体のディスプレイ画面上に数字で表示されますのでそれを見てご自身で確認されるのもよいでしょう。