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二重埋没法によって目の開きが改善した症例

2016年04月25日(月) | カテゴリ: 美容外科, 二重整形・眼瞼下垂・目元
先週のブログで、目ヂカラをつけて目の縦幅を実際に大きくする、
皮膚切開ありの眼瞼下垂手術(挙筋腱膜短縮法・挙筋腱膜前転法)の症例についてご紹介しました。

その話の続きとなりますが、皮膚切開を行わない埋没法で
目が大きく見えるケースについて例を見てみましょう。

この方法はいわゆる「切開なしの眼瞼下垂手術」ではありませんが、
目ヂカラがついたように見えるケースの一つです。

下は、二重手術を希望されて当院を受診された28歳の女性です。



確かに目の縦幅が狭く、細い目と言えるかもしれませんが、眼瞼下垂ではありません。

まつ毛の向きを見れば分かりますが、若干逆さまつ毛気味であり、
上から皮膚が余っておおいかぶさることで目が小さく見えてしまっています。

このようなケースでは、通常の二重整形手術(埋没法or切開法)であっても
目を充分に大きく見せることが可能です。

この方は切開を希望されませんでしたが、比較的厚い皮膚のため
通常のピンポイントで留める二重手術では数年で二重ラインがゆるみ
消えてしまうことが予想されました。
そこで、当院でこれまでに取れて戻ったことのない二重埋没法の
「3点連結式 二重・スパイラル」を行うこととしました。


下が、施術直後の状態です。


通常の点で留めてゆく埋没法二重に比べると、
プラスアルファの腫れは生じますが1~2週のうちにこの腫れは落ち着きます。

「通常の埋没法を行って何度か修正することを考えれば、この程度の腫れは充分許容範囲」
と言って頂けることが多いです。

しかし、これはご本人の感じ方や受け止め方もあるため、
もう少しまぶたの腫れを少なく、かつほとんど外れない方法を希望されるようでしたら、
3点連結ではなく、2点連結での二重埋没法を行うことも可能です。


ちなみに、2点連結は3点連結よりもわずかに強度(耐久性)は落ちますが、
腫れは通常の2点の埋没法と変わりませんので、上記写真を見て
「こんなに腫れては困る!」と感じるようでしたら2点連結法で行うことをお勧めします。


上は、術後1ヶ月後の再診時に撮影した写真です。

眼瞼下垂手術ではありませんが、上まぶたの皮膚のかぶさりが
二重ラインの中に折り込まれ、黒目が見えるエリアの縦幅が広がっています。

単純に二重埋没法でも、このように目が大きく見えるようになるケースも確かにあります。

他院で、「切開ないし埋没の眼瞼下垂手術でないと目を大きく見せることは出来ません」と言われた方も、
実は切開する必要が全くない場合もありうるので、お悩みの方は一度是非ご相談頂ければと思います。

当院では複数の二重埋没法を取り揃えていますので、
一人ひとりのご要望や症状にあわせてベストな術式を選択することができます。

なお、二重埋没法は留める点数が多ければよいというわけでもありません。
解説をまとめておりますのでこちらもご覧ください。
※二重整形後の腫れ対策などはこちらにまとめています

<本ブログの症例に関する情報>

治療名:二重埋没法(3点連結) 費用:154,000円
治療に伴う可能性のあるリスク・副作用:腫れ、内出血、皮膚の傷跡、ライン消失、左右差など
治療内容に関する問い合わせ先:お問い合わせフォームからどうぞ

監修者情報
美容外科・美容皮膚科 みずほクリニック院長

札幌医科大学・大学院卒業。米国フロリダ・モフィット国立癌センター勤務(ポストドクトラル・フェロー)後、札幌医科大学・形成外科 助教、北海道砂川市立病院・形成外科 医長、大塚美容形成外科入職(大塚院・金沢院・名古屋院など)を経て、2014年みずほクリニック開院。形成外科・美容形成外科での豊富なオペ実績とあわせ、レーザー治療や注入術へ対する独自理論を追求し、患者様の理想とする姿を目指し的確でスピーディな結果を出すことに意欲を注ぐ。
免許・資格:日本形成外科学会・認定専門医、日本美容外科学会・正会員、医学博士