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シスペラ(Cyspera)しみ治療用美白クリーム
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シスペラ(Cyspera)しみ治療用美白クリーム

シスペラ(Cyspera) / しみ治療用美白クリームシスペラ(Cyspera) / しみ治療用美白クリーム

外用薬なのにレーザー級のしみ治療が可能!
現存する中で最強の美白作用をもつクリームです。

こんなお悩みの方にお勧めです。

  • 紫外線(日焼け)によるしみ(日光性色素斑)
  • 肝斑
  • そばかす
  • にきび跡の色素沈着
  • 目回り・口回りのくすみ
  • 肘・膝・脇・お尻の黒ずみ
  • デリケートゾーン・乳首の色素沈着
  • できるだけダウンタイムなくしみを消したい
  • ハリ・ツヤといった美肌効果も欲しい
シスペラ(Cyspera)

従来の外用薬による美白療法(軟膏、クリーム等)に代わる、新しいコンセプトの強力な美白外用薬として開発された美白クリームが、「シスペラ(Cyspera)」です。シスペラ(Cyspera)は、元々人間の体に存在する成分の1つであるシステアミンを主たる成分とする新しい美白剤で、その効果の強力さと安全性、さらに使用後の赤みなどもない点が高く評価され、現在最も熱い注目を集めています。
スイスの新興化粧品メーカー、サイエンティス・ファーマ社が製造しているシスペラ(Cyspera)は、すでに世界中で美白治療の一環として使用されている製品ですが、どの国においてもクリニックにて医師の指導のもとでのみ処方可能な医療機関専売品です。(ドラッグストアや通販サイトなどで入手出来るものではありません。)

ダウンタイムなく早期改善効果が期待できるしみ治療です

しみは、美容皮膚科において治療リクエストが最も多いお悩みの一つです。当院では、ピコレーザー、Qスイッチヤグレーザー、Qスイッチルビーレーザー、Qスイッチアレキサンドライトレーザー、Vビームレーザーなどなど各種レーザーを取り揃えており、患者様のご希望やしみの状態にあわせて、ダウンタイムができるだけ少ないマシンや、1回でも結果が出やすいものなどを施術毎に選択して施術を行っています。
しかしながら、全ての患者様がしみ治療としてレーザーを希望されるわけではなく、レーザー照射が苦手なため、外用薬や内服薬、導入治療であるイオン導入や電気穿孔法(エレクトロポレーション)などの治療手段をお選びいただく方ももちろんいらっしゃいます。これらのレーザーを使用しない形でのしみ治療は、早期かつ確実に結果の出るものではないことが多く、かなり長期の治療期間が必要なものが今までは多かったと言えます。
レーザー以外のしみ治療の中で比較的短期間で効果を出せる施術としてはトレチノイン軟膏の外用があります。トレチノインの場合、表皮レベルのメラニン色素の沈着に対して3~6ヶ月程度で効果を出すことも出来ましたが、使用後に赤み・皮むけ・ヒリつきなどの刺激感があり、レーザーとは違う意味でのダウンタイムがあるため使用には少しハードルを感じる方もいらっしゃいました。

ダウンタイムなく早期改善効果が期待できるしみ治療です

そしてこのような副作用を生じることなく、美白効果を発揮するクリームとして新しく開発されたのが、シスペラ(Cyspera)です。標準的な使用方法として、16週間(=4ヶ月)の使用によって効果が得られることが多いです。中にはそれより短い期間で効果が実感出来たというケースも多くあります。今までレーザー治療やトレチノイン療法のダウンタイムが苦手だった方や、外用薬などでなかなか美白効果を実感できなかった方にもお受けいただきやすいしみ治療となっています。

シスペラ(Cyspera)がメラニンを除去するしくみ

シスペラ(Cyspera)がメラニンを除去するしくみ

システアミンを主成分とするシスペラ(Cyspera)が、皮膚内のメラニン量を減らす仕組みは主に、「メラニン生成の抑制」です。 ちなみに従来の美白外用薬として代表的なものと比較すると、

  • トレチノイン=「メラニン排出促進」
  • ハイドロキノン=「メラニン産生抑制」

ですから、分類上はハイドロキノンと同じタイプの美白剤ということになります。 ハイドロキノンとの違いについて簡単にまとめると、シスペラは、以下の4つの作用機序によりメラニン生成をブロックします。

  1. チロシナーゼ活性を抑える。(メラニン生成酵素を阻害)
  2. ドーパオキシナーゼを阻害(メラニン生成酵素を阻害)
  3. ペルオキシダーゼを阻害(インドール重合化阻害によりメラニン生成をブロック)
  4. 細胞内グルタチオンの増加(ユーメラニンではなく、フェオメラニン生成の方に導く)
ハイドロキノンとの違いについて

ハイドロキノンにはチロシナーゼ活性阻害作用があるため、メラニンの生成を抑えることが分かっています。シスペラ(Cyspera)はこれに加えてさらに3つの経路でメラニン生成をブロックするため、よく「ハイドロキノンの4倍効く」などのキャッチコピーを目にしますが、正確には従来の機序に加えて3つの新しいメカニズムでしみが出来るのを防ぐということになります。

また「白玉点滴」の名で知られ、当院でも大変人気のグルタチオン(上記4)ですが、グルタチオンはシステイン、グリシン、グルタミン酸の3つのアミノ酸からなり、主にこのシステインが美白作用を発揮するとされますが、システインの分解産物がシステアミンであることもシスペラ(Cyspera)の美白メカニズムに関与する可能性が考えられます。またシスペラ(Cyspera)のその他の付随的な成分として、ナイアシンアミド(ニコチン酸アミド:ビタミンB群の一種)が配合されており、メラノソームが表皮に輸送されるのをブロックしてしみ・くすみを防ぎます。

このように、シスペラ(Cyspera)は幾重にもわたる仕組みを通じてメラニン抑制作用を発揮するため「最強の 美白剤」であるとされます。さらにこのビタミンは、真皮内のコラーゲン量が減るのを抑える効果もあり、しわが出来るのを防ぐため肌質にも良い影響があります。

使用方法について

シスペラ(Cyspera)は簡単なホームケアで効果を得ることができますが、その使用方法が少し独特のため、使い方については事前に確認した上で使用を開始してください。

肌を休めてから使用する

塗布直前に洗顔を行わないでください。洗顔が必要な場合は、塗布までに1時間あけてください。

15分待つ

肌に適量を塗ります(熱感または軽度のピリピリが生じることがありますが、次第に落ち着きます)。そのままで15分待ちます。

洗い流す

肌に優しい洗顔料で洗い流します。タオルで優しく水分を拭きとります。

保湿する

一日中、肌の潤いを保つように保湿します。

1.肌を休めてから使用する
使用前に洗顔を行う場合は、【洗顔後1時間】あけてからシスペラ(Cyspera)をご使用ください。※シスペラは高い浸透力を持つため、洗顔後すぐに使用すると肌に刺激が出ることが稀にあります。洗顔後の乾燥が気になる際には、化粧水・乳液等でお肌を整えた後にシスペラ(Cyspera)を塗布も可能です。
また、時短テクとしては、メイクをした状態のまま塗布し、15分後にメイクと一緒にクレンジングをすることもできます。
2.15分待つ
シスペラ(Cyspera)を2~4プッシュを肌に薄く塗ったら、そのまま最低15分待ちます。熱感または軽度のピリピリ感が生じることもございますが、次第に落ち着きます。使い始めや敏感肌の方は5分程度からスタートしてください。
3.洗い流す
肌に優しい洗顔料で洗い流し、タオルで優しく水分を拭き取ります。
4.保湿する
シスペラ(Cyspera)の使用後は乾燥しやすい状態のため、しっかりと保湿をしてお肌を整えます。より良い効果を保つため日中も肌の保湿を心がけ、紫外線対策を推奨いたします。

施術の特長

従来の美白剤より効果が高い
従来の美白剤の代表的なものとしてハイドロキノン・クリームがありますが、メラニンを生成する生化学的な経路がハイドロキノンは1箇所のみ阻害するのに対してシスペラ(Cyspera)は4つの箇所でブロックするため、より確実に、しかも短期間に結果を出すことが出来ます。また、ハイドロキノンの場合、レーザー治療を行う際の補助手段的な意味合いが強いのですが、シスペラの場合はこれ単剤単独でレーザー治療に近い結果を出せることがあるので、その意味では、レーザー治療を好まれない患者様や忙しかったり、遠方で繰り返し通院が難しい方にもホームケアでしみ治療が出来る点がメリットです。
ダウンタイムがほぼない
美白効果のある外用薬としてトレチノインもまた、現在まで使われ続けていますが、使用後に赤みが出る、皮むけが生じる、ヒリつきなどの刺激感が出るなど、ダウンタイムが比較的強くでるため、万人向けの治療法とは決して言えない状況でした。対してシスペラ(Cyspera)の場合、赤みや腫れなどの皮膚トラブルが発生する可能性は皆無とまでは言えませんが、トレチノインに比べてかなりその頻度は少ないです。ですから、シスペラは誰にでもお勧めしやすい治療であることは間違いありません。塗布により若干の乾燥感を生じることは稀にありますが、シスペラ(Cyspera)を洗顔で除去した後にしっかりと保湿すれば、肌に悪影響が出る心配はありません。
美白以外にも得られる美肌効果
シスペラ(Cyspera)に含まれるシステアミン自体が、表皮角質層のケラチンのジスルフィド結合(=シスチン結合)を還元分解することで角質溶解作用を発揮するため、これにより肌を滑らかにしたり、毛穴を引き締めたりするいわゆる「ピーリング効果」も期待出来ます。また、ニコチン酸アミドが含まれることで、肌にハリ・ツヤを与えるなど肌質改善効果も得られます。
天然由来の成分だから安心
シスペラの主成分であるシステアミンには、人体中に元来存在する成分の一つで、特に母乳中に高濃度に含まれることが知られています。そのためシスペラ(Cyspera)は「母乳由来の美白剤」というキャッチで紹介されることも多い製品です。またシステアミンは、元をたどるとシステインの分解産物であり、このシステインは美白作用のある内服薬として昔から使用されている「ハイチオール」の主成分の1つです。つまりシステインは、必須アミノ酸であるメチオニンから生体内で常に生合成されるアミノ酸ですので天然由来成分と言うことが出来ます。システインは「内因性の抗酸化剤」とも呼ばれ、組織を酸化ストレスから保護する還元物質として知られています。
白斑を生じた事例がない
シスペラ(Cyspera)は、メラニンを作り出す元細胞であるメラノサイトに一切ダメージを与えることなくメラニン産生量を減らすので、白斑を生じるリスクがありません。逆にレーザー治療においては、例えばヤグレーザーを高出力で長期間にわたって照射し続けるなど極端な治療を行った場合に、色が白抜けして戻ってこなくなることがあり得ます。これは、長期のレーザー照射によりメラノサイトがそのエリアで完全に死滅することによって発生する現象です。

効果目的

  • しみ取り(日光性色素斑の除去)
  • そばかすの除去
  • 肝斑の改善
  • ニキビ跡の色素沈着
  • デリケートゾーンの色素沈着治療 (VIO、男性器)
  • 口唇の色素沈着治療
  • 美白・トーンアップ
  • 肌に透明感を与える
  • くすみ、色むらを薄くする
  • 毛穴を引き締める
  • ハリ・ツヤを与える
  • 肌理を整える

塗布により美白効果が期待出来る部位

  • 顔全体(唇・上瞼・下瞼を含む)
  • デコルテ
  • 手背・腕
  • 体幹(胸部・腹部・背中)
  • 下肢
  • 臀部(坐骨部)
  • デリケートゾーン(VIO)
  • 男性器

施術の流れ

  1. 洗顔:化粧・日焼け止めをしっかり落とします。
  2. 化粧水・乳液を塗布します。
  3. シスペラ(Cyspera)をしみ・くすみ・肝斑などの色素沈着のある箇所に塗布します。
  4. 15分後にシスペラを洗顔により洗い流します。(時間は厳守が必要です)
    *デリケートゾーンや口唇に使用する場合は、塗布時間を5分からスタートして徐々に塗布時間を10分、15分と伸ばしてゆきます。
  5. 保湿クリーム等でしっかりと保湿します。

料金

シスペラ(Cyspera) 1本 33,000円

※記載料金は予告なく変更することがございます。またカウンセリング・診察時にご提示したお見積について、有効期間は提示日より3か月とさせていただきます。

※回数・期間:1クール4ヶ月 。その後、維持療法として週に2回塗布

薬品情報

  • ケアに要する時間
    約20分程度
  • ダウンタイム
    軽度の赤み・かぶれ・かゆみ・刺激感が生じることが稀にあります
  • 通院
    使い切った際に再購入時いただく際の来院のみ
  • 持続性
    4ヶ月1クールのホームケア後、効果維持には1週間に2回の継続塗布が必要。

使用禁忌

妊婦および妊娠の可能性のある女性には使用できません。
また妊活開始の少なくとも3ヶ月前にはシスペラの使用を中止する必要があります。

よくあるご質問と回答

シスペラ(Cyspera)は長期間使用しても身体に害はありませんか。
シスペラ(Cyspera)の使用期間については、最大○ヶ月などの使用期間の上限はありません。長期に渡って使用しても安全に継続使用出来る薬剤です。現在のところ長期使用に伴って現れたという有害事象はありません。 しかし、短期間で見た場合は赤み、かぶれ、かゆみ、刺激感などが発生する場合がごく稀に報告されています。(特に使用開始直後)これらの程度が強い場合は当院医師までご相談ください。
敏感肌でもシスペラ(Cyspera)の使用は可能ですか。
シスペラ(Cyspera)に限らず、どのような薬剤でも肌に合わないことはあるためケースバイケースであります。そのため当院では、医師の定期的な診察の元で継続を使用いただいております。他の美白剤に比べてアレルギー症状などが出づらいことが分かっていますが、まれに赤み、痒み、乾燥などが強く生じることもあり、このような際には一旦中止して、当院医師までご相談ください。 なお敏感肌の方の場合、メーカーが推奨する使用法は最初の1週間は5分間の塗布とし、その後の治療期間は最大10分間とします。メンテナンス治療中は、1週間に2回、上限10分間の塗布とし、効果の高い保湿剤を1日最低2回は使用することとされています。
治療を開始してどのくらいの期間で効果が実感出来ますか。
標準的な使用方法として、16週間(=4ヶ月)の使用により効果が得られることが多いとされます。しかし、それより短い期間で効果が実感出来たというケースも多くあります。
レーザー治療を行った後にシスペラ(Cyspera)を使用することは出来ますか。
レーザーを受けた直後に生じる、赤み、かさぶた、腫れなどが消えてからであれば、シスペラ(Cyspera)を塗布することは可能です。なお、レーザーの種類や照射出力によって赤み、かさぶた、腫れなどが引く回復期間(ダウンタイム)はまちまちのため、具体的に「○日間あける」などの決まった日数があるわけではありません。そのため施術で使用したレーザーや肌の状態など医師が確認した上で判断いたします。
シスペラ(Cyspera)を使い続けることで肌が白抜けしてしまうことはないですか。
現在まで、いわゆる色素脱失によって肌の色が塗布部分だけ白抜けして色が戻ってこなかったという副作用は報告されていません。但し、他の治療との併用によって美白効果が増強された際などには、そのような現象が絶対に起こらないとまでは言い切れないため、使用後に少しでも色素脱失を疑う兆候が見られた場合は当院医師にご相談ください。
シスペラは毎日使用して問題ないのですか。
シスペラ(Cyspera)によるホームケアは原則毎晩1回となります。しかし使用開始直後など、塗布後に乾燥感や刺激感が強いと感じた際には2日に1回など間隔をあけて使用し、徐々に肌をこの薬剤に慣らしてゆくという使い方も可能です。なお、4ヶ月間の1クール目の治療が終了した後は、維持療法として週に2回の塗布が推奨 されますが、1日1回で使ってはいけないというものでもありません。
シスペラ(Cyspera)との併用によって効果的な美容液、クリームなどはありますか。
特にメーカーで指定しているスキンケア用品はありませんが、シスペラ(Cyspera)は塗布後に乾燥が生じやすいことが知られていますので、塗布前と塗布後に洗顔を行った際には、保湿力の高い美容液・乳液の使用が推奨されています。もし、手持ちのもので十分ではないということであれば、効果的な保湿成分の入ったスキンケア用品を当院でご紹介することが出来ますのでお申し付けください。
しわにも効果があるということで、アンチエイジング目的での使用も可能ですか。
シスペラ(Cyspera)の塗布によって得られる効果のメインは、美白、しみ抜き効果です。副次的な効果として、小じわ改善も期待できますが、あくまで美白・しみ抜きがメインの作用ですので、しわ・たるみが気になる際には、それらに特化した治療(注射、照射治療、外用薬など)を別途行うことをお勧めします。
シスペラ(Cyspera)とハイドロキノンとの違いは何ですか。
ハイドロキノンが、しみの色の原因であるメラニンの生成過程をチロシナーゼ活性阻害によってしみを抑制する作用であるのに対して、シスペラは、これに加えてドーパオキシナーゼ、ペルオキシダーゼの2箇所でもしみの生成を抑制し、かつ細胞内のグルタチオンの量を増加させることでユーメラニン(いわゆるしみの色となるメラニン)の増加を抑制してフェオメラニン(黄色メラニン)を増やすため、結果的にしみ、くすみといった茶色や黒い色味を抜いて、美白する作用が得られます。ハイドロキノンが1つの経路でメラニン生成をブロックするのに対して、シスペラ(Cyspera)は4つのメカニズムで阻害するため、「ハイドロキノンの4倍効く」などのキャッチコピーで紹介されることも多い薬剤です。
シスペラ(Cyspera)はデリケートゾーンにも使用可能ですか。
もちろん可能であり、その効果は実証済みです。しかし注意点として、使用開始時は塗布時間を1日5分から初めて、徐々に塗布時間を伸ばしていくことをお勧めします。
シスペラ(Cyspera)を粘膜へ使用する際に気をつける点はありますか。
デリケートゾーン(VIO)などの粘膜への塗布は、シスペラ(Cyspera)に限らず一般的に言って皮膚への塗布よりも薬剤成分の吸収が早く多く浸透するため、最初は塗布時間を5分など短めに設定し、その後問題なければ10分、15分と徐々に延長して最終15分とすることをお勧めします。刺激感や赤みの発生などの副反応が強い場合は毎回5分での継続でも問題ありません。
シスペラ(Cyspera)は夜の塗布が推奨されていますが何故ですか。
シスペラ(Cyspera)は、洗顔後1時間おいてから塗布し、さらに15分置くなどケアに時間がかかるため、朝の忙しい仕事前の時間帯などに時間を取るのが現実的に難しいためです。ただし、洗顔をせずに直接シスペラを塗布するというケア法もありこの方法であれば、時間は短縮可能です。
シスペラ(Cyspera)は未成年でも使用可能ですか。
小児(15歳未満)、妊婦、授乳婦での使用に関する試験は実施されていないため使用は控えるべきです。
ゼオスキン、エンビロンなどビタミンAを含むコスメとの併用は可能ですか。
赤み、皮むけ、ヒリつき等の刺激感など、いわゆるA反応がない状態であれば併用可能です。これらの副反応があるうちは、シスペラ(Cyspera)を併用することはお控えください。
シスペラ(Cyspera)は炎症性ニキビがある状態でも使用は可能ですか。
シスペラ(Cyspera)の副反応に乾燥が上げられるため、乾燥によって皮脂の分泌が促されてニキビが悪化する可能性があります。ニキビの治療が完全に終わってから、しみ・美白治療としてシスペラを使用するというステップを踏む方が無難です。
シスペラ(Cyspera)の分類は、医薬品ですか。化粧品ですか。
分類上医薬品ではなく化粧品に該当します。
シスペラ(Cyspera)を1本購入した場合、全顔に塗布すると仮定するとどのくらいもちますか。
1回2~3プッシュを手の平にとって顔全体に塗布すると仮定すると、2プッシュで3ヶ月、3プッシュで2ヶ月程度です。
ハイドロキノンやトレチノインなど他の外用美白剤と併用は可能ですか。
シスペラ(Cyspera)はハイドロキノンとの併用は可能です。トレチノインについては、落屑、赤み、刺激感などの副反応が収まってからであればシスペラ(Cyspera)を使用できます。なお、内服のイソトレチノイン(ロアキュンタン)についても同じことが言えますが、シスペラ(Cyspera)は肌の乾燥を引き起こすため、保湿力の強い保湿剤を日に数回塗布するなら併用可能です。
メンテナンス期(週2回の塗布)の後、再度集中ケア(1日1回の塗布)を行いたい場合は、前回の集中治療期間からどのくらい間隔をあければ良いですか。
特に開けるべき間隔期間は決まっていません。どのタイミングでも週に2回から1日1回に戻すことが可能です。
シスペラ(Cyspera)はアトピー性皮膚炎の方にも使えますか。
アトピーの患者様のシスペラ(Cyspera)の使用は、禁忌ではありませんが、アトピーの方は皮膚のバリア機能が低下しているため、シスペラ(Cyspera)の塗布によって乾燥、赤み、痒みといった副反応が発生する可能性が通常肌の方よりも若干高くなることが予想されます。そのため、塗布時間を1日15分から始めずに、5分、10分、15分と1週間に1回づつ延長するなど慎重な使用が望ましいです。強い副反応が出るようでしたら直ちにケアを中止して下さい。
口唇の色素沈着に使う場合、口腔内にクリームが入っても大丈夫ですか。
シスペラ(Cyspera)は、赤唇および白唇の色素沈着の色を抜く作用があるため口唇に使われることもあります。この薬剤に細胞毒性はありませんので、口腔内に少しクリームが入ったとしても特に問題はありません。
シスペラ(Cyspera)を塗布したまま寝てしまうと何か問題が発生したりしますか。
シスペラ(Cyspera)は皮膚への浸透力が大変強く、塗布後急速に成分が皮内に入ってゆきます。敏感肌の方や乾燥肌の方の場合は皮膚のバリア機能が低下しているため、刺激感が出る可能性を考慮して、15分間で洗浄して洗い流す使用法を推奨しています。しかし実際には、シスペラ(Cyspera)を3時間以上塗布した後に洗い流しても特に問題は発生しなかったという過去の試験データもありますので、メーカーが推奨する「15分」は安全を考慮した上での数字であるといえます。しかし、寝てしまいそのまま放置した結果については、今のところ臨床データはありません。使用によって生じるトラブルをできるだけ避けるためにも、メーカーが推奨する15分を厳守することをお勧めします。
シスペラ(Cyspera)の2回目以降の購入に診察は必要ですか。
シスペラ(Cyspera)はクリニック専売品ですので、購入毎に医師の診察を行うことが理想です。しかしながら、シスペラ(Cyspera)は医薬品ではなく化粧品に分類される製品であるため、実際にはクリニックや医師によって判断は分かれるところであると考えます。当院では、出来るだけ購入時に対面診察を行うようにしていますが、 2回目以降の購入の場合には、患者様のご希望次第ともさせて頂いております。
洗顔をせずにメイクの上からシスペラ(Cyspera)を塗布することは出来ますか。
洗顔をせずに、メイクや日焼け止めなどの上からシスペラ(Cyspera)を塗布することは可能です。シスペラ(Cyspera)において推奨される塗布法は、帰宅時洗顔後、化粧水・乳液を塗布して1時間後にシスペラを塗布し15分置く方法ですが、洗顔をせずに化粧の上からシスペラを塗布して15分置き、その後に洗顔するというケア時間を短縮したショートバージョンの塗布法もあります。
トレチノインのような皮むけはありますか。
シスペラ(Cyspera)には、トレチノインのような皮むけを生じる副反応はありません。稀ですが、可能性としてありうる副反応は、乾燥感、赤み、かゆみ、刺激感などが主たるものです。
シスペラ(Cyspera)の保存方法を教えてください。
いわゆる常温保存で問題ありませんが、15度~30度での保存が理想的です。またチューブの口に残ったクリームが空気に触れると、茶色く変色することがありますので、変色してしまった場合はチューブの口を拭いて数回プッシュして変色した部分を取り除いてからご使用ください。なお、チューブ内はエアレスポンプになっているためチューブ内のクリームが空気に触れることはありません。
製品を開封後どのくらいの使用期限かを教えて下さい。
開封後は、1年以内に使いきってください。
シスペラ(Cyspera)を使用しているものの、しみの改善が見られません。
シスペラ(Cyspera)は、主に表皮内のメラニンを原因とするしみに対して有効です。(肝斑、日光性色素斑、炎症後色素沈着、そばかすなど)そのため、シスペラ(Cyspera)を16週間使用したものの全く色味に変化がない場合は、ADMなどの真皮内の病変である可能性がありますので、これらの改善を希望される際には当院までご相談下さい。
赤あざ・青あざなどの他の色味のトラブルにも効きますか。
シスペラ(Cyspera)が得意とするのは、表皮内のメラニンによるしみ・くすみのため、主に茶色系の肌トラブルに対して有効で、赤色や青色の皮膚病変については効果が期待できません。赤い色であれば毛細血管拡張や、にきび跡、赤アザなどが予想され、また青色なら太田母斑やADMなどが考えられますが、この場合はいずれもシスペラ(Cyspera)ではなくレーザー治療が有効です。

Doctor

院長・監修者情報

みずほクリニック 院長 小松磨史(こまつ きよし) 美容外科・美容皮膚科 みずほクリニック院長

札幌医科大学・大学院卒業。米国フロリダ・モフィット国立癌センター勤務(ポストドクトラル・フェロー)後、札幌医科大学・形成外科 助教、北海道砂川市立病院・形成外科 医長、大塚美容形成外科入職(大塚院・金沢院・名古屋院など)を経て、2014年みずほクリニック開院。形成外科・美容形成外科での豊富なオペ実績とあわせ、レーザー治療や注入術へ対する独自理論を追求し、患者様の理想とする姿を目指し的確でスピーディな結果を出すことに意欲を注ぐ。免許・資格:日本形成外科学会・認定専門医、日本美容外科学会・正会員、医学博士 医師紹介はこちら

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