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茶あざ(扁平母斑・カフェオレ斑)レーザー除去症例
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茶あざ(扁平母斑・カフェオレ斑)レーザー除去症例

Qスイッチ・ルビーレーザーは日光性色素斑(老人性色素斑)や雀卵斑(そばかす)など茶色のあざを除去する効果があるレーザーですが、今回は、幼少期から存在する茶あざ(扁平母斑)の除去症例について解説します。

扁平母斑の原因や分類

茶あざは正式には扁平母斑(へんぺいぼはん)と言い、英名ではNevus spilus (ニーバス・スピルス)です。組織学的には表記基底層のメラニンの増加が原因とされます。

扁平母斑には生まれた時から存在する先天性のものと、思春期以降で出てくる後天性(遅発性)のものがあります。いずれも茶色のあざのようなものですが、扁平母斑の中でも茶色の色味が薄くてカフェオレのような色をしている茶あざについては「カフェオレ斑」とも呼ばれています。色味が薄い=メラニン量が少ないためか、カフェオレ斑のような色味が薄いものは経験上レーザーの効果が出にくいことが多いです。 なお扁平母斑の中でも、肩に生じる発毛性の遅発性扁平母斑はベッカー母斑と言います。

扁平母斑の治療法

扁平母斑に悪性のものはないためそのままでも問題はないですが、特に顔や腕などの目立つ部位の場合、審美面から除去を希望される方が多いです。このような扁平母斑の除去にはQスイッチ・ルビーレーザーが有効です。 当院では、JMEC社のZ-1を使用しています。

扁平母斑の除去症例1

右こめかみにある濃い褐色の扁平母斑の除去を希望して来院された30代女性の症例です。
術前

濃い茶色で、あざと肌の境界部分がかなり明瞭です。扁平母斑の症例の中で時々見られるのですが、母斑の中に色素が濃縮したような点状の小さな濃い点々が生じています。
先天性か後天性かはわからず、気が付いたころには茶あざがあったということです。

なおQスイッチ・ルビーレザーによる茶あざ除去は、認可されたマシンであれば2回まで保険が適用されます。Qスイッチ・アレキサンドライトやQスイッチ・ヤグは保険は効きません。

4cm²未満 22,000円+初診料or再診料、軟膏代
4cm²~16cm² 23,700円+初診料or再診料、軟膏代
16cm²~64cm² 29,000円+初診料or再診料、軟膏代
64cm²以上 39,500円+初診料or再診料、軟膏代

保険を適用することで上記価格の3割の自己負担で治療を受けることができます。
価格は保険治療のため全国一律です。

以下は照射直後の状態です。
照射直後

レーザー照射をした部分が少し泡のように白く浮き上がっています。このような反応はIWP(intermediate whigening phenomenon)といい、今回のケースではIWPがしっかり出ているため良い反応が期待出来ます。

1か月後の様子です。
術後1か月後

逆に反応がよすぎて白抜けしてしまっているようにも見えますが、この程度なら1,2か月で元に戻り通常の自然な肌色になるでしょう。

扁平母斑の除去症例2

左手首外側にできた茶あざの除去を希望して来院された40代の女性です。
術後1か月後

一度別のクリニックでレーザー照射をしており、その部分がすでに白抜けしています。「これ以上は取れない」と言われたため、改めて当院に来院されました。

保険診療で行ったとのことなので当院と同じQスイッチ・ルビーレーザーのはずです。今回は少し強めの6Jで照射を行いました。

3か月後の状態です。
術後1か月後

他院でのレーザー照射では抜けが悪かったと問診で聞いていたため強めに照射を行ったため若干白抜けしていますが、茶あざ自体はほぼ取れきることができたため患者さんもとても満足されていました。なお白抜けは数か月程度で元に戻ります。

茶あざのレーザー除去治療はしっかり色を取ることが難しい上に再発するケースもあり、治療自体をあきらめてしまっている方も多いようですが、当院ではQスイッチ・ルビーレーザーによる除去症例を多数経験しております。
お悩みの方は一度ご相談ください。

Doctor

院長・監修者情報

みずほクリニック 院長 小松磨史(こまつ きよし) 美容外科・美容皮膚科 みずほクリニック院長

札幌医科大学・大学院卒業。米国フロリダ・モフィット国立癌センター勤務(ポストドクトラル・フェロー)後、札幌医科大学・形成外科 助教、北海道砂川市立病院・形成外科 医長、大塚美容形成外科入職(大塚院・金沢院・名古屋院など)を経て、2014年みずほクリニック開院。形成外科・美容形成外科での豊富なオペ実績とあわせ、レーザー治療や注入術へ対する独自理論を追求し、患者様の理想とする姿を目指し的確でスピーディな結果を出すことに意欲を注ぐ。免許・資格:日本形成外科学会・認定専門医、日本美容外科学会・正会員、医学博士 医師紹介はこちら

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