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包茎手術の症例

2021年04月26日(月) | カテゴリ: 美容外科, 男性美容・メンズ整形
当院ではデリケートゾーン(男性器・女性器)の手術にも
力を入れていますが、男女比では圧倒的に女性のほうが多いです。

どうやら当院で以前手術をされた女性の方で、
TwitterなどのSNSによって施術前後の様子や内容などを
発信してくださっている方が複数いらっしゃるようで、
その方々のコメント?もしくは写真?を見たということで
当院にいらっしゃる方がかなり多いです

女性の小陰唇縮小術の症例については
いくつか症例紹介としてブログ記事に挙げたことがありますので、
今回は男性の症例について見てみましょう。

男性器のお悩みのリクエストとして一番多いのはやはり包茎です。

今回は包茎治療の症例をご紹介致します。

※部位的な側面もあり、女性器の場合と同様に
閲覧注意画面としてクリックしなければ見られないようになっていますので、
治療を検討中などご興味のある方のみクリックして実際の画像をご確認ください。



まずは上の写真は仮性包茎の症例です。




かぶっている包皮を手で剥くと容易に亀頭を露出させることが出来ますので、
仮性包茎ということになります。

剥くことが出来るので、亀頭回りは十分清潔に保たれています。

これに対して、手で包皮を剥こうとしても
皮膚同士が癒着して剥けないのが真性包茎であり、
後ほど比較のためお示しします。

この他、嵌頓(かんとん)タイプというものもありますが、
頻度としては珍しいものです。





上図は、亀頭を覆う余った皮膚を切除して
手術後1ヶ月目で腫れが落ち着いた状態を示します。

環状皮膚切除術と言って、
亀頭の根元の部分とその中枢側で余った皮膚を切除縫合します。

したがって、傷跡が亀頭の根元部分のラインに一致するように
縫い上げることで目立たない傷跡としています。
当院の包茎手術の種類や費用についてはこちらをご確認ください。

次の方は、真性包茎のタイプです。






術者の私が指で皮を剥こうとしても途中で皮膚同士が癒着して、
途中でひっかかってしまい亀頭を完全露出させることが出来ません。

このような場合、写真上見えるかと思いますが、
包皮と亀頭の間に白い垢がたまりやすくなるため、
亀頭を清潔にたもつ事が難しく、手術によって癒着部を
切除して解除してしまうほうがはるかに衛生的です。

仮性包茎では、このような問題は発生しないため
完全に見た目の改善のみを目的とした手術となりますが、
真性包茎では、不衛生であるだけでなく勃起した時に
癒着部で突っ張って強い痛みが出たり、
性交がうまく出来ないなどの実際上の不都合が生じてしまうため、
出来るだけ早い段階で手術治療によって治すことが強く推奨されます。




そして、上が術後1ヶ月目の状態です。

真性包茎の場合、皮が余って亀頭が覆われているというよりも
癒着が原因ですので、仮性包茎のように数cm幅で皮膚を除去することなく
癒着している部分の皮膚を取る程度で容易に亀頭を露出させられます。

余り皮膚を取り過ぎると、勃起した時に伸びるべき皮膚量が足りなくなり、
突っ張ってしまい今度は別の意味で痛みが発生するため、
切除幅は出来るだけ控え目にするように心がけています。

上の写真を見ると、今まで包皮が癒着して、
窮屈そうにしていた亀頭が解放されてのびのびとリラックスして、
陰嚢の上に鎮座している様子がうかがえます。

ご本人様からも今まで悩まされていた痛みからようやっと解放されて、
手術を受けてみて本当に良かったというコメントを頂きました。

包茎手術では、術後の腫れと内出血が長引くことがあり、
また手術直後の出血状態によっては止血し直しの再手術が
必要なケースがある点が最大の問題です。

私の場合、以前はオーソドックスに
メスとハサミを使って皮膚切除していましたが、
3年ほど前からは刃物を一切使うことなくレーザーメスで
最初から最後まで切除を行うようになったことで、
出血と腫れがほとんどない状態で仕上げることが出来るようになりました。

レーザーメスを使用すると術中の出血がほぼないので、
翌日のチェック時および抜糸の段階でもほとんど腫れがなく、
傷の治りも驚異的に早いです。

またレーザーでは、切開と止血が同時進行ですすむため、
手術時間も以前40分程度で行っていたのが20分程度に短縮されました。
これは、止血の手間が省かれている点が大きな要素です。

包茎手術後のダウンタイムつまり、痛み・腫れ・内出血等が心配という方は、
是非レーザー切開を行っているクリニックで行うことをお勧めします。
傷の治りが早いと、傷跡も本当に目立ちません。
当院の包茎手術の種類や費用についてはこちらをご確認ください。

<本ブログの症例に関する情報>

治療名:包茎手術 費用:52,800円 
治療に伴う可能性のあるリスク・副作用:腫れ、内出血、出血、知覚鈍麻、感染、創離開など 
施術内容に関する問い合わせ先:お問い合わせフォームからどうぞ





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監修者情報
美容外科・美容皮膚科 みずほクリニック院長

札幌医科大学・大学院卒業。米国フロリダ・モフィット国立癌センター勤務(ポストドクトラル・フェロー)後、札幌医科大学・形成外科 助教、北海道砂川市立病院・形成外科 医長、大塚美容形成外科入職(大塚院・金沢院・名古屋院など)を経て、2014年みずほクリニック開院。形成外科・美容形成外科での豊富なオペ実績とあわせ、レーザー治療や注入術へ対する独自理論を追求し、患者様の理想とする姿を目指し的確でスピーディな結果を出すことに意欲を注ぐ。
免許・資格:日本形成外科学会・認定専門医、日本美容外科学会・正会員、医学博士

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