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ジュビダーム・ボライトXC(ヒアルロン酸による美肌治療)
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ジュビダーム・ボライトXC(ヒアルロン酸による美肌治療)

ジュビダーム・ボライトXC(ヒアルロン酸による美肌治療)ジュビダーム・ボライトXC(ヒアルロン酸による美肌治療)

※本数は注入部位と治療範囲により異なります。

ジュビダーム・ボライトXCは、
肌を土台部分からみずみずしく若返らせる
新コンセプトの美肌専用のヒアルロン酸注射です。

ジュビダーム・ボライトXC

ジュビダーム・ボライトXCは、今までのジュビダームシリーズとは全く異なるコンセプトのヒアルロン酸で、肌の保湿力を高めて潤いを与えることで年齢により衰えた肌を若々しい肌へと蘇えらせます。すぐれた保湿効果によって毛穴が引き締まることで、滑らかでツヤのある肌となる他、赤ら顔なども改善する効果が得られます。さらに、小じわに直接打つことで従来のヒアルロン酸のようなしわを伸展させて目立たなくする作用も併せ持ちます。数あるジュビダームシリーズの中で最も柔らかい低粘度のヒアルロン酸のため、皮下に注入した後も非常に滑らかで自然な仕上がりになる点が特徴です。

第三世代のヒアルロン酸、
ジュビダーム・ボライトXC

第三世代のヒアルロン酸、ジュビダーム・ボライトXC

従来の若返り治療に用いられるヒアルロン酸は、肌のへこみやしわが気になる部分の皮膚・皮下組織に注入することで、ダイレクトに内側から皮膚を持ち上げたり皮膚を伸ばすことでしわ・へこみ改善効果を得るという使い方が一般的でした。このようなヒアルロン酸を「第一世代」とすると、「第二世代」のヒアルロン酸としては、皮膚と骨膜をつなぐようにして注入することで、皮下に存在する線維状組織や靱帯様組織を補強することで、リフトアップ効果を狙うとするヒアルロン酸が登場しました。
そしてさらにバージョンアップしたヒアルロン酸としてここ数年で特に注目されているのが、肌再生を促進する効果のある「第三世代」のヒアルロン酸です。第三世代のヒアルロン酸は、皮膚に細かく散らして面で打つことで肌自体を根本から若返らせて肌質を改善する効果が期待できます。
第三世代のヒアルロン酸にはスネコス、プロファイロなどがありますが、このたび、アラガン社から同様のジャンルに属するヒアルロン酸としてジュビダーム・ボライトXCが新たなメンバーとして加わりました。(これによってジュビ―ダムシリーズのヒアルロン酸は2023年段階で合計7種類となりました)

ヒアルロン酸の進化

第一世代:肌の凹凸に内側からボリュームを追加して物理的に改善する(しわ・へこみの改善)

第ニ世代:皮下の靭帯様組織部分などに注入しリフトアップ効果を狙う(たるみ改善)

第三世代:表皮層近くに面で散らすように注入して肌質を改善する(美肌・肌再生)

ジュビダーム・ボライトXCの適応部位

ジュビダーム・ボライトXCの適応部位

ジュビダーム・ボライトXCは以下のような方にお勧めです

  • 肌のハリ・ツヤ感をアップしたい
  • 肌の乾燥やゴワつきが気になる(潤いアップ)
  • 毛穴の開きやたるんだ毛穴を引き締めたい・年齢で首のしわが気になる
  • 化粧ノリを良くしたい
  • 肌荒れや肌トラブルが気になる
  • 即時効果の実感出来る治療を希望
  • 赤ら顔を治したい
  • 効果持続期間の長い肌再生治療を選びたい

真皮層から潤いを与えることが可能な美肌治療

真皮層から潤いを与えることが可能な美肌治療

ジュビダーム・ボライトXCは、直接真皮層に製剤を注入することで、皮膚の土台部分に作用して皮下深部から肌の水分保持力を高めることが可能です。真皮中に注入されたヒアルロン酸によって線維芽細胞が刺激され、コラーゲンやエラスチンといった細胞外基質の産生が増加し、表皮の厚みが増すようなシグナル伝達が真皮から発生します。さらに、肌へ繰り返し針を刺してマイクロレベルの極小の穴を多数開けることで、ダーマペン同様の真皮への創傷治癒機転を惹起して、新たなコラーゲン・エラスチンの生成をさらに促します。これらの総合的な作用によって、皮膚に弾力などを生じさせます。

ジュビダーム・ボライトXCによる
美肌効果のメカニズム

肌細胞を構成するヒアルロン酸やコラーゲンは加齢に伴って次第に減少していき、これによって肌は潤いを失い、乾燥や小じわの他、滑らかさやハリの低下といった様々な老化の症状が生じます。 このような状態の肌にジュビダーム・ボライトXCを補充することによって、保水力が上がり潤いが改善します。また注射によってコラーゲン産生が刺激されて、表皮を厚くして肌にハリ・弾力を与え、若々しい皮膚構造に回復します。

ジュビダーム・ボライトXCによる美肌効果のメカニズム

ジュビダーム・ボライトXCの特性について

水分保持機能による各種美肌効果

水分保持機能による各種美肌効果

ヒアルロン酸はもともと皮膚の真皮内に存在する成分で、1gあたり6Lもの水分を保持する機能があります。そのため皮膚内にヒアルロン酸が多いと肌がみずみずしく潤った状態になる他、水分が保持されることでしわや毛穴が目立たない肌理の整った肌になります。さらに表皮のバリア機能が向上して外部からのあらゆる刺激に対して強く健康な肌になるなど、様々な美肌効果を得ることができます。逆に水分量の不足(乾燥)は、肌においてあらゆるトラブルの原因となり、肌荒れ、赤み、かゆみ、たるみ、小じわなどが生じやすくなります。

注入部位で肌質改善を示す様々な指標マーカーが増加

ジュビダーム・ボライトXCを注入した部位について患者様の実感としては、「うる肌」「つや肌」と呼ばれるようなしっとりと濡れたような艶感やもっちりとした弾力感を感じる方が多いですが、科学的にもこれらを裏付ける、肌質改善を示す指標分子の増加が確認されています。具体的には肌の潤いの指標とされるグリコサミノグリカン、AQP3(Aquaporin3アクアポリン3)などの皮膚の水分保持に必要な分子の増加や、肌の弾力とハリを保つ上で欠かせないコラーゲン、フィブリンの産生促進などが挙げられ、バイオマーカーレベルでも肌質改善が証明されています。

真皮層までしっかりと保湿効果を届けることが可能

化粧品などでも「ヒアルロン酸配合」と謳った製品は多数ありますが、ヒアルロン酸の分子量サイズを考えると、化粧品はあくまで表皮(皮膚の一番外側の角質層部分、わずか0.02mm程度の深さ)までしか成分は浸透出来ないとされています。ジュビダーム・ジュビダーム・ボライトXCをはじめとしたヒアルロン酸注入の場合、真皮内に直接注射で入れることで成分が皮膚の土台部分にダイレクトに補充されます。またヒアルロン酸自体が弾力や粘性を持つため、肌のモチモチ感やハリツヤがさらに向上します。

組織再生作用(創傷治癒効果)

組織再生作用(創傷治癒効果)

美容皮膚科で人気の肌質改善治療としてあげられる施術にダーマペン4がありますが、この治療は肌に繰り返し多数の微細な穴(傷)を造ることで、その傷が治る時に生成されるコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸などの細胞外基質の再生作用や、サイトカイン、成長因子(Growth factor)の分泌作用、さらに創収縮によって肌にハリが出たり、ニキビ跡が滑らかになるといった作用が期待できる施術です。ジュビダーム・ボライトXCにおいても、広く面状に繰り返し注射を繰り返す施術となるため、ダーマペン4に近い作用、つまり創傷治癒機転を利用した肌質改善効果を得ることができます。

細胞レベルで健康的な肌に改善

細胞レベルで健康的な肌に改善

ジュビダーム・ボライトXCは肌の土台部分となる真皮層へ作用する第三世代のヒアルロン酸です。単純に真皮層へボリュームを与える(物理的足場を与える)だけでなく、細胞の表面にあるレセプターを介して結合し、細胞内にシグナルを送る機能によって真皮を構成する線維芽細胞にも良い影響を及ぼすことが分かっています。これによって線維芽細胞が刺激され、コラーゲンの産生量を増加させる他、真皮細胞から今度は表皮への信号伝達が発生することで加齢によって菲薄化(肌痩せ)した表皮が厚くなり、肌理が整った若々しい肌へと変化していきます。

ごく自然でスムースな仕上がりに

ごく自然でスムースな仕上がりに

ジュビダーム・ボライトXCは非常に低粘度のヒアルロン酸のため、注入後に肌がデコボコするなど術後に肌に違和感が生じることがほぼありません。従来型のヒアルロン酸(注入物でしわ・へこみを物理的に改善する手法)では、打った直後は一見スムースに仕上がっているように見えても、後日徐々に周囲の水分を吸収することで膨化(膨潤)し、注入部位が点状に膨らんで見えてしまうことがありました。このような症状は、目元など皮膚の薄い場所で浅い層に打った場合によく見られた問題点でした。これに対して、アラガン社のバイクロス技術で合成されたヒアルロン酸はこの点がよく改良されており、ほとんど水を引き寄せて膨らむことがなく(低吸水性)皮膚の薄い部分に注入してもボコつきが生じにくいのが特長です。
万が一、術後に膨らみが一時的に生じたとしても、サラサラの低粘度タイプのため指でマッサージ(モールディング)して凹凸を肌に馴染ませることでスムースに修正が可能です。マッサージはご自身で行ってもよいですが、もし不安があればクリニックにおいで頂ければ、医師のほうでマッサージすることが出来ますのでお申し付けください。

※現在、ヒアルロン酸の入れすぎによる不自然な顔貌「オーバーフィル:過剰注入」が美容医療業界全体で問題になっていますが、メーカーで指定する量を守って適切な方法で打つ限り、詰め物感が生じたり顔が必要以上に膨れて大きく見えることは、このヒアルロン酸に限ってはあり得ません。

厚労省の認可を得た信頼性の高いアラガン社のヒアルロン酸

厚労省の認可を得た信頼性の高いアラガン社のヒアルロン酸

アラガン社のジュビダームシリーズは、ジュビダーム・ボライトXCも含めて他のヒアルロン酸のラインナップも全てが厚労省の認可製品です。(ジュビダーム・ボライトXCは2020年12月に認可取得済み)さらに厚労省が「肌質改善作用あり」と認可したヒアルロン酸は、現在市場に流通しているものの中で唯一、ジュビダーム・ボライトXCのみとなります。(2023年7月現在)
その効能は、「顔面及び頚部における小じわ等の表面のへこみ修正及び皮膚状態(保水性、弾力性等)の改善を目的」とすると明記されており、公式に薬機法の承認が取れています。海外製のヒアルロン酸には、価格の極端に安いものもありますが、必ずしも効果の確実性が実証されていなかったり、安全性の問題が指摘されているものも少なくありません。
ジュビダームシリーズは他のヒアルロン酸と比較して決して安いとは言えない製剤なのですが、患者様の体に入れるものですので国が設定した厳しい審査基準をクリアした安全な製品のみを当院では診療に使用しています。 アラガン社のその他のヒアルロン酸詳細

「厚労省認可」の重要性・安全性について

肌の基本構造は人類共通ですが、実は民族間で注目すべき違いもあります。それは肌の色だけでなく、ケガをした時に傷が治りやすいか、もしくは傷跡が残りやすいかどうか、さらに加齢によってしわ・たるみが生じやすいかどうかなど、様々な部分において肌の特色や違いがあります。このように民族間で肌には様々な特徴がある中で、実は日本人の肌質にあった「純日本産のヒアルロン酸」というものは現段階で存在していません。
このような現状を鑑みた上で日本人にあうヒアルロン酸を追求していくと、それはFDA(米国)やKFDA(韓国)などの外国の機関ではなく、「日本の厚労省」がこの効能と安全性に対して認可を出しているかどうかという点は大変大きな意義があり、そういった意味でもアラガン社のジュビダームシリーズは、自信をもって患者様にもお勧めできる日本人にあった製剤であると言えるでしょう。

幅広い年齢層の方に効果を実感いただける
新世代のヒアルロン酸

第三世代のジュビダーム・ボリューマXCは、年齢や肌質問わず、様々な方に効果を実感していただきやすいヒアルロン酸です。肌の衰えを感じ始める30歳以上の方には加齢によって生じる皮膚のしわ・たるみの改善効果を実感していただけますし、10代、20代といった若い方の場合は、毛穴の開き・ニキビ跡、赤み、乾燥といった肌トラブルの改善効果を実感いただけることがほとんどです。
ジュビダーム・ボライトXCは注入後に皮膚の水分保持機能が大幅に向上するため、一般的なヒアルロン酸同様の老化ケア(小じわなどの改善)にとどまらず、肌質改善、美肌治療、美白治療としても充分効果的であると言えます。つまり、特定の年齢層に限定することなく幅広く使うことの出来る治療法です。

レーザーや注入系治療との併用による
美肌・若返りの「相乗効果」

レーザーや注入系治療との併用による美肌・若返りの「相乗効果」

第三世代のヒアルロン酸であるジュビダーム・ボライトXCは、もちろん単独での使用でも美肌・エイジングケアなど様々な効果を実感できる施術ですが、その他の肌再生治療との相性もよく、同時に施術を行うことで更なる美肌・若返り効果が期待できます。

お勧めの併用治療例

  • ジュビダーム・ボライトXC×プロファイロ注射
  • ジュビダーム・ボライトXC×スネコス注射
  • ジュビダーム・ボライトXC×フラクショナルレーザー
  • ジュビダーム・ボライトXC×ウルセラ(HIFU)
  • ジュビダーム・ボライトXC×スムースアイ(インティマレーザー)
  • ジュビダーム・ボライトXC×フォトナ6Dリフト(インティマレーザー)

異なる種類のヒアルロン酸を同時に注入しても、ヒアルロン酸同士が反応したりして悪影響を及ぼすことはありません。またヒアルロン酸とレーザーなどの照射系治療についても、「同時に行うとヒアルロン酸が溶けるのでは?」という質問をいただくこともありますが、ヒアルロン酸製造の過程(滅菌工程)で使用される温度を考慮すると、レーザー、HIFU、高周波などのエネルギーが組織に入ることで生じる熱で上昇する生体内温度では、ヒアルロン酸が溶けることは数値上ではあり得ません。つまり、ヒアルロン酸注入と照射系治療を同日同時に行うことは、むしろ推奨さえできるものと当院では考えております。

ニキビや肌荒れ、赤ら顔にも有効な治療

ジュビダーム・ボライトXCは、30代以上の方で肌に衰えを感じ始めた世代の美肌・エイジングケア治療として使用されることが多いですが、それ以外にも肌の乾燥が原因で生じる様々な症状改善にも効果を発揮します。皮脂分泌の亢進によって生じるニキビを改善する他、皮膚内の水分保持機能が損なわれることで生じるバリア機能の低下とそれに伴う肌荒れ、かゆみ、赤ら顔なども、ジュビダーム・ボライトXCの注入によって改善した例が多数あります。エイジングケアだけではなく、ニキビ・肌荒れ・赤ら顔など幅広い症状改善を目的として使用することができるため、年代などを特定せずにオールラウンドに使用いただける第三世代のヒアルロン酸です。

首、手の甲のエイジングケアにも
最適なヒアルロン酸

首や手の甲は皮膚が薄い部分のため、従来型のヒアルロン酸の場合は術後に凹凸がかなり目立ってしまうケースがありました。これに対しジュビダーム・ボライトXCは、現在ある7つのジュビダーム・シリーズの中で最もソフトなタイプのため、手の甲や首のしわなどに使っても違和感がなく、ボコつきのない滑らかに仕上がりになります。首や手の甲に刻まれたしわをボリューム効果で単純に伸ばすのではなく、面で細かく広く打つことで、今までと肌の質感が全く違う、しわのない、滑らかでしっとりとしたテクスチャになります。これは、ジュビダーム・ボライトXCの持つ優れた保湿効果に負うところが大きいです。

当院ではドクターが手打ちで施術を行います

当院ではドクターが手打ちで施術を行います

この施術は、美容皮膚科医もしくは美容外科医として経験を充分に積んだ医師が「適切な部位」に「適切な深さと角度」を見極めて、「手指の感覚」を元に注射を行うことで、はじめて効果が発揮される施術といっても過言ではありません。
クリニックによっては、医師の手間と労力を省くためにメソガンや水光注射のガンなどの器械に製剤を詰めて看護師に打たせているクリニックも多いようですが、この方法では、術後の結果にばらつきが生じてしまうのも当然のことです。メソガンなどでの注射は、設定した一定の深さで均一に入るので一見バラツキがないように思えますが、人間の皮膚の厚さは個人差があるとともに、同じ人でも部位によって(例として額と頬、頬の中でも内側と外側など)皮膚の厚みにはかなりの違いがあります。このような、部位によるわずかな皮膚の差を器械で打ち分けるのは至難の業であり大変な手間がかかるため、通常は最初に設定された深さの数値を全く変えることなく文字通り機械的に打っているのが現状です。

実際にメソガンで施術をされたことのある患者様のお話では、1回目の施術では効果が出たとしても、2回目に別の看護師が施術をした際には効果を感じられなかったという話や、一部の皮膚表面がボコボコになったといったこともあるようです。そもそも、器械を使った注入は針が皮膚面に対して「垂直方向」に入るため、アラガン社がプロトコールによって指定している角度(皮膚目に対して30度以下)と深さに対してヒアルロン酸が全く入っていきません。また打つ場所についても、顔面の場合は事前に細かくマッピングデザインをして、決められたポイントに打つように決められていますが、メソガンなどを使用した場合はこのようなプロトコールと異なる形で注射をしていることになります。
当院のジュビダーム・ボライトXCの施術は、全ての患者様に対して院長の小松がすべて手打ちで施術を行っています。また製造元(アラガン社)が取り決めるプロトコールに従い、角度、深さ、デザインなどを細かく事前に取り決めた上で精確に注射を行っています。

痛みやダウンタイムは最小限に抑えることが可能

従来のヒアルロン酸はしわ・へこみが気になる部分に点や線で注入する治療でしたが、ジュビダーム・ボライトXCは皮膚へ面状に広く注入をするタイプのヒアルロン酸のため、その分だけ針を皮膚に指す回数が今までよりも多くなります。その点について、患者様から「痛みやダウンタイムが長くなるのでは?」といった質問をいただくことがありますが、当院ではこれらを最小限に抑えるための対策を複数行っております。
施術前処置として麻酔クリームを塗布した後、通常よりも少し長めに時間を置いてから注入を行うことで麻酔の効きを良くしており、注入時の痛みを大幅に軽減しています。また他のジュビ―ダムシリーズ同様に、ジュビダーム・ボライトXCの製剤には最初から麻酔成分が含まれているため、この点でも痛みはより軽減されます。
腫れや内出血については、径の細い針(32Gサイズ)を使用することで基本的にほぼ生じません。仮に生じたとしても、メイクで充分カバーして隠せるレベルのものであり、あくまで個人差はありますが、1~2週間で落ち着くことがほとんどです。それでもどうしても痛みが不安という際には、アラガン社が開発した専用クールジェルパッドなどで冷却することなども可能ですのでお気軽にご相談ください。

施術の特長

「保湿による美肌」に特化した新しいタイプのヒアルロン酸
第三世代の肌再生系ヒアルロン酸は、多くの製剤が美肌効果を売りとしていますが、その中でもジュビダーム・ボライトXCは、「乾燥による肌質の劣化」に対して非常に大きなアドバンテージのある製剤です。美肌の条件にはいくつかの要因がありますが、その中でも保湿は最もベーシックでありながら最も重要なファクターであると言えます。以前は同じような美肌注射として「水光注射」が一世を風靡しましたが、水光注射は施術直後に潤いを感じても、その後の効果持続期間には個人差が大変大きく、患者様によっては1ヶ月も効果が続かなかったというケースもありました。その当時はそれが現代の医療技術(工業技術)の限界という諦めもありましたが、それから時を経て技術が飛躍的に進歩し、潤いの実感の持続期間が9ヶ月近くまで延長されるに至りました。
肌の水分保持が充分なレベルに変化してくると、皮膚のコンディションが目に見えて改善されていき、それまで悩んでいた様々な肌トラブルが次第に解消されていきます。皮膚が若々しさを保ち、正常に機能するための最も重要な基盤が適切な水分量の保持であることに疑いをさしはさむ余地はありません。そういう意味では、ここ数年で発表された肌再生機能を持つ第三世代のヒアルロン酸の中でも、非常に特色のある新製剤になっています。
アラガン社はこの分野においては他社から少々出遅れた感は否めませんが、美容医療業界において常にトップクラスの実績を持つ開発メーカーということもあり、抜かりなく練りに練って満を持して他社競合製品との違いをしっかり出してきた点については「さすがアラガン」と唸った医師もきっと多いのではないでしょうか。
第三世代のヒアルロン酸の中で最も長い持続力

ジュビダームシリーズでは、アラガン社独自の特許技術「*VYCROSSバイクロス」によるヒアルロン酸の構造形成により、既存の製剤よりも長期間にわたって保湿効果を長持ちさせることが可能となりました。そのためジュビダーム・ボライトXCの施術は、初回こそ月1回のペースで2回の施術が必要となることもありますが、2回の注入が終われば肌質改善効果は9か月ほど持続します。これは現存する第三世代(肌再生系)のヒアルロン酸の中でも最も長く、費用対効果に優れた製剤であると言えるでしょう。忙しいのでできるだけ来院回数を減らしたい方、できるだけコスパのよいヒアルロン酸で美肌効果を得たい方には特にお勧めです。

アラガン社独自の特許技術「*VYCROSSバイクロス」の詳細

日本の厚労省認可という安全性と信頼性
ジュビダーム・ボライトXCは、日本の厚生労働省から「肌質改善」(=顔面及び頚部における小じわ等の表面のへこみ修正及び皮膚状態(保水性、弾力性等)の改善)作用のあるヒアルロン酸として認可されている唯一の製剤です。(2023年7月段階)またボライトXC以外においても、アラガン社ジュビダームシリーズはすべてのラインナップにおいて厚労省の認可を得ており、その安全性・信頼性は他製剤と比較しても揺るがないものとなっています。ヒアルロン酸には様々なメーカーから様々な種類が開発されていますが、当院では国が設定した厳しい審査基準をクリアした安全な製品のみを使用しています。

アラガン社独自の特許技術「*VYCROSSバイクロス」について

ジュビダームシリーズのヒアルロン酸では、アラガン社独自の特許技術「*VYCROSSバイクロス」によってヒアルロン酸が形成されています。バイクロスとは、高分子ヒアルロン酸と低分子ヒアルロン酸を混ぜ合わせて架橋結合させたもので、従来のヒアルロン酸よりも高密度な複合体を形成することが可能です。これにより生体内での分解スピードを遅らせて、効果持続期間を大幅に延長することが出来るようになりました。アラガン社が実施した患者様アンケート結果では、ベースラインから改善した満足度の割合は、1ヶ月時では90.8%, 4ヶ月後では88.4%, 6ヶ月後では83.6%, 9ヶ月後では75.8%でした。ちなみに、2回目の再施術1ヶ月後の満足度では91.9%と初回施術直後の満足度に匹敵する値が得られております。

アラガン社のその他のヒアルロン酸詳細

しわ治療としてのヒアルロン酸詳細

アラガン社独自の特許技術「*VYCROSSバイクロス」について

当院で使用するヒアルロン酸全般について

現在、市場には様々な種類・銘柄のヒアルロン酸が存在しており、それぞれ目的や使用部位によって細かく用途が分かれています。いずれも医師が個人輸入したものであり、メーカー側の主張する効果を(一応)信用する形で使用しているケースがほとんどかと思いますが、患者様に限らず医師の側でもどれが最も効果的でかつ安全性が高いかなど、確たる判断基準なく使われているのが現状ではないでしょうか。
そのような中で、現在日本に流通しているヒアルロン酸において厚労省が公式に認可を与えているのは、アラガン社のジュビダームシリーズとガルデルマ社のレスチレンシリーズの2つのみです。そして、当院ではこれら2社のヒアルロン酸をメインの2軸として治療に使用しています。他社のヒアルロン酸も持続性や効果などで優れたものもあるのかもしれませんが、信頼性や安全性を考えた場合、日本の厚労省がお墨付きを与えているという点が、私がこの2社の製品を特にこだわりをもって好んで使用している最大の理由です。
またジュビダームは、世界130ヶ国以上の国々で政府の保健医療機関が承認しており、世界で使用されるヒアルロン酸の何と40%以上ものシェアを占有しており、この占有率は数ある同様の製品を抑えて堂々の世界第一位の座を獲得しています。(2023年現在)このことは、ジュビダームシリーズが真の最高級ブランドである証と言ってもよいでしょう。

当院で使用するヒアルロン酸全般について

ジュビダーム・ボライトXCによる施術詳細について

目安の本数

あくまで目安とはなりますが、各部位におけるジュビダーム・ボライトXCの使用本数については以下が推奨されます。顔については、頬、額、口元など肌質が気になる部分が中心であれば4本程度で注入が可能ですが、もし上まぶた、下まぶた、鼻なども含めた「顔全体」に注入をしたいという場合は5本程度が妥当な本数となります。もちろんご希望があれば少ない本数で打つことも可能ですが、効果が落ちてしまう可能性はあります。

全顔:4~5本
両頬:2本 額:1本
首:1~2本
両手の甲:2本

施術可能な部位

ジュビダーム・ボライトXCは、お顔の他、首や手の甲にも注射することができますが、「上まぶたのしわ」については効果を実感できないことが多く、アラガン社も推奨していません。なお「上まぶたのくぼみ」については施術可能です。施術部位は同じではありますが、注入する層が異なるためこのような効果の違いが生じます。

施術回数

ジュビダーム・ボライトXCは、基本的には1回の施術で効果を実感いただけますが、皮膚の薄い部位(主に首)へ注入を行う際には、1ヶ月毎に2回の施術が推奨されています。2回に分けて施術を行う理由は、皮膚が薄い部位の場合、一度に多くの量を注入すると内出血が生じやすくなる他、多少ではありますが、ボコつきが生じる可能性があるためです。全顔に注入する場合などは、2回に分けずに1回で施術を行うことがほとんどですが、もしより高い肌質改善効果をお求めの際には、1ヶ月後に2回目の補充をブースト的に行うとよいでしょう。

効果の持続期間について

効果の持続期間には個人差はありますが、一般的にジュビダーム・ボライトXC は、1回の施術で9ヶ月程度に渡って保湿効果が続きます。肌再生系の第三世代のヒアルロン酸にはスネコスやプロファイロなどいくつかの種類がありますが、一度の施術で9か月持続するものは他になく(2023年現在)、最も持続力のある肌再生系ヒアルロン酸であると言えます。

術後に効果を実感できるまでの期間

ジュビダーム・ボライトXCは、注入後数日で肌質に変化が出ることもありますが、多くの場合は施術後1ヶ月程度経過してから実感できることがほとんどです。通常のヒアルロン酸(しわやへこみを注入物によって物理的に持ち上げる施術)と異なり、肌を構成するコラーゲンやエラスチン産生を促進する組織再生タイプのヒアルロン酸のため、効果を実感できるようになるまでには多少の時間がかかります。

術後のメンテナンスについて

ジュビダーム・ボライトXCは施術後9か月程度効果が持続するため、美肌の状態をその後も維持すル場合には、9か月後にメンテンナンスの注射を追加で行うことをお勧めします。メンテナンスの際には2回の施術を行わずに1回の注射でも十分に効果を実感できることが多いです。もちろん1ヶ月毎に2回の治療を行えば、より高い美肌・保湿効果は得られます。

ジュビダーム・ボライトXCの副作用・リスクについて

ジュビダーム・ボライトXCは非常に細い針で注入作業を行うため、一般的な注入術で生じる副作用である腫れ・内出血などが生じにくい点が特徴です。稀ではありますが、万が一内出血が生じた際には、個人差はありますが改善するまでに2週間ほどかかります。その他、施術直後にわずかなボコつきが生じることもありますが、1週間程度で目立たなくなってゆきます。

ジュビダーム・ボライトXCの術後における注意点

ジュビダーム・ボライトXCの術後における注意点

ジュビダーム・ボライトXCの施術後は、血流がよくなるような活動をすると赤み、痒み、腫れ、内出血などが長引く可能性があるため、施術から24時間程度は高強度の運動、アルコールの摂取、長湯やサウナといった体を長時間にわたって温めるような活動は避けるようにしてください。また、ヒアルロン酸注入部位をマッサージしたり触ったりすると、注入したヒアルロン酸が皮下で移動してしまい、狙った位置からずれてしまうことがあります。そのため術後1週間程度は、施術部位を出来るだけ触れないようにしてください。
また術後の痛み・赤み・痒みなどが気になる際には、ヒアルロン酸注入箇所を冷やすことである程度抑えることが可能です。どうしても気になるという際には、炎症を抑える外用薬を処方することも可能ですのでクリニックまでご連絡ください。

効果目的

  • 肌の保湿
  • 毛穴の開き改善
  • 年齢による肌の衰え全般の改善
  • 赤ら顔、肌の赤みの改善
  • 小じわの改善
  • 肌にハリツヤを与える(美肌)
  • 乾燥が原因のニキビ
  • 肌の肌理を整える

施術の流れ

  1. 洗顔:術前にメイクや日焼け止めをしっかり落としていただきます。
  2. 痛み止めの麻酔クリーム(もしくは麻酔テープ)を貼付して20分効かせます。
  3. 麻酔をスタッフが拭き取ります。(もしくは麻酔テープを剥がします)
  4. 処置ベッドに仰向けで横になって頂きます。
  5. ジュビダーム・ボライトXCを、肌質を改善したい部位に注入します。
  6. 注入後はスタッフが軟膏を塗布します。
  7. 術後はすぐにメイクが可能です。必要な際にはパウダールームをご利用ください。

料金

ジュビダーム・ボライトXC
(ヒアルロン酸による美肌治療)
1回 1本 44,000円

※回数:1ヶ月に1回のペースで計2回、その後は9ヶ月毎にメンテナンスの施術を推奨。

※本数は部位と治療範囲によって異なります

※記載料金は予告なく変更することがございます。またカウンセリング・診察時にご提示したお見積について、有効期間は提示日より3か月とさせていただきます。

施術情報

  • 所要時間
    30分程度
  • ダウンタイム
    注射部位に薬液の注入による膨隆が生じることもありますが、翌日にはほぼ改善します。また目回りなどに打った場合には内出血・腫れが生じることがありますが数日で改善します。
  • 施術の痛み
    注射を刺す際の針の痛み(麻酔によって痛みは軽減されますが多少生じます)
  • 通院
    通院は不要ですが、施術は1ヶ月に1回のペースで計2回がプロトコールとなります。
  • 麻酔
    外用麻酔(麻酔クリームor麻酔テープ)
  • 持続性
    9ヶ月程度(効果維持のために9か月後にメンテンナンスの再注射を推奨)
  • 洗顔
    当日可能
  • シャワー・入浴
    当日可能
  • メイク
    当日可能

本施術を受けられない方

  • アレルギー体質(程度による)
  • 免疫疾患
  • ケロイド体質
  • 感染症のキャリアー
  • 糖尿病(重度の場合)
  • 悪性腫瘍
  • 妊娠中の方
  • 授乳中の方
  • ポルフィリン症

よくあるご質問

ヒアルロン酸注入を以前行っていますが、追加でジュビダーム・ボライトXCを注入することはできますか?
すでにヒアルロン酸を皮膚もしくは皮下に注入していても、ジュビダーム・ボライトXCの施術は可能です。仮に同部位で同じ深さに注入しても、ヒアルロン酸同士が反応してトラブルが生じるといったことは理論上もあり得ませんし、今まで実際にそのようなことが発生したこともありません。
ジュビダーム・ボライトXCは面状に広い範囲に打つとありますが、注射後に赤みや腫れが強く出たりしますか。
ジュビダーム・ボライトXCは真皮内(皮内)の浅い層に注入する施術のため、大きな血管を傷つけることもなく、内出血が広がるということはありません。また内出血や赤みをより軽減したいという際には、メーカー推奨の32G針ではなく、さらに細い34G径の針を使用することも可能です。(34G針の使用はオプションとなります)細い針を使うことで腫れ・赤み・内出血のリスクをさらに軽減することが出来ます。
ジュビダーム・ボライトXCを額や頬に注射する場合、何回くらい針を刺すのでしょうか。
平均的な刺入回数は、両頬で72回程度、額全面で50回程度になります。通常のしわ・へこみを改善する際のヒアルロン酸注射よりも注射をする回数がどうしても多くなりますが、それによって特に強い腫れや内出血が生じやすくなるということはありません。その理由は、皮膚の浅い層に入れるということと、低粘度のヒアルロン酸のため、32G, 34Gなど通常サイズの針よりかなり細いサイズの針での注入するためです。ちなみに、粘度の高いヒアルロン酸の場合は27Gなどの太い針で注入を行います。(ジュビダームシリーズでは、ボラックス、ボリューマがそれに相当します。)
外用麻酔以外に痛みを軽減する方法はありますか。
ヒアルロン酸注入による痛みの軽減法としては、麻酔クリームや麻酔テープなどの外用麻酔を用いるのは極めてスタンダードなやり方でどのクリニックでも採用されています。また当院では、このような方法に加えて笑気ガス、静脈麻酔、アラガン社が開発した顔面全体にフィットする専用ジェルパッドなど様々な手段を用いて痛み対策としています。さらに、手軽に出来る痛みのコントロール方法として、振動装置を使った痛み対策も行っています。これは、振動する棒を患者様に持っていただき、さらに施術者が針を皮膚面に刺す瞬間にも皮膚面に振動を加える装置を当てるというものです。この装置はJMEC社から販売されている、「ブルブルペンⓇ」という製品です。理屈としては、人間の脳は痛みを感ずる回路と振動を検知する回路が共通の経路を使用しているため先に振動刺激を与えると、それに続く痛みの知覚信号の脳への入力が著しく低下するという「ゲートコントロールセオリー」に基づいています。
ジュビダーム・ボライトXCの施術ができないケースはありますか。
ジュビダーム・ボライトXCは、ご妊娠中もしくは妊娠の可能性のある方は基本的に施術をお受けいただくことができません。また、化粧品等で今までに皮膚のトラブルが発生したことがある方も事前にその旨お伝えください。その他の施術禁忌ケースについては、当該ページに記載している「本施術を受けられない方」という項目をご参照ください。
ジュビダーム・ボライトXCはどんな悩みに特に向いていますか。
ジュビダーム・ボライトXCは、年齢による肌の衰えはもちろん、赤み、ニキビ、乾燥など様々な肌トラブルの改善にも効果を発揮するヒアルロン酸です。ジュビダーム・ボライトXCは一般的なヒアルロン酸と比較して保湿効果にさらに優れており、また肌の水分維持機能を高める作用があることから、皮膚のバリア機能を改善することができます。また線維芽細胞を刺激することでコラーゲン産生を促進し、肌にハリツヤを与えます。若い方でも、皮脂の分泌が亢進しておりニキビ肌や脂性肌が気になるという方や、赤ら顔が気になるという方において大変有効です。ジュビダーム・ボライトXCは対応可能な肌トラブルの守備範囲も広いですが、同時に年齢層も、幅広くカバーしています。
ジュビダーム・ボライトXCはスネコス・プロファイロなど他の肌再生系との違いはありますか。
ジュビダーム・ボライトXCやスネコス・プロファイロといった第三世代のヒアルロン酸はいずれも肌再生作用ある点が今までのヒアルロン酸と大きく異なる部分ですが、その中でもジュビダーム・ボライトXCは「保湿」に特化しているという点が最大の特徴です。皮膚の中の水分保持量が回復と、あらゆる皮膚トラブルを解消することにつながります。これは、単純に乾燥肌がみずみずしく潤うというだけではなく、皮脂の分泌を抑えることで毛穴を引き締めたり、皮膚のバリア機能を高めることで外部刺激に対する反応を抑えて肌を健康に保つことなどに大きく寄与します。
またもう一点、ジュビダーム・ボライトXCと他の第三世代のヒアルロン酸の違いとして、持続期間が長いため施術間隔(インターバル)が約9か月程度である点も特長です。現在ある肌再生系のヒアルロン酸の中では、最長の効果持続期間となっています。(2023年現在)
ジュビダーム・ボライトXCとレーザー治療の同時施術は可能ですか。
ヒアルロン酸とレーザー治療の同時治療はできないのでは?といった質問を患者様からいただくこともありますが、実際にはレーザー照射によって皮膚に注入された製剤が変性したりすることはありません。むしろ、レーザーと組み合わせることで相乗的な良い効果を期待できますので、当院ではジュビダーム・ボライトXCとあわせて他の施術と組み合わせることをむしろ推奨しています。特に美肌系レーザー(レーザートーニング、フォトナ6Dなど)や肌再生系レーザー(フラクショナルレーザーなど)、さらにフォトフェイシャル(光治療)などが有効です。
ジュビダーム・ボライトXCとボトックスなど他の注入治療の同時施術は可能ですか。
ジュビダーム・ボライトXCと同時に、ボトックスなどの注入治療を組み合わせることは全く問題ありません。むしろ相乗効果によってより高い効果が得られますので当院では積極的に推奨しています。
美肌治療としてマイクロボトックスを続けていますが、併用は可能ですか。
ジュビダーム・ボライトXCとボトックス注射の併用は可能です。マイクロボトックス(美肌治療)との併用治療もできますし、通常用途としてのボトックス注射(しわ取りなど)も同時に可能です。
基本的にジュビダーム・ボライトXCの施術は、他の注入系、照射系の治療と干渉して何らかの問題を発生するといったことはありません。
ジュビダーム・ボライトXCが注入出来ない箇所はありますか。
ジュビダーム・ボライトXCは、顔の場合は「上まぶたのしわ」以外であれば、どの部位にでも注入が可能です。(上まぶたも、しわではなく窪みであれば注入治療は可能です。)さらに顔以外の推奨部位としては、首、手の甲などへの施術が可能です。
ジュビダーム・ボライトXCはニキビ跡のクレーターにも効果はありますか。
ジュビダーム・ボライトXCは低粘度のヒアルロン酸のため、ニキビ跡の凹んだ組織を下から持ち上げるだけの力を持ち合わせていないためクレーター治療には適しておりません。ニキビ跡のクレーター治療であれば、同じジュビダームシリーズなら高粘度のボリューマXCが効果的です。
ただしニキビの炎症によって皮膚が硬くなっている場合は、どのようなヒアルロン酸注入であってもクレーターのヘコミ部分の底面を持ち上げることはかなり困難になるため、ヒアルロン酸以外の治療法をご提案させていただく形になります。
なおニキビによる毛穴の開きであれば、ジュビダーム・ボライトXCでも改善が期待出来る他、ニキビ跡でも、クレーターではなく赤みの場合は、ジュビダーム・ボライトXCで良くなることもあります。
ジュビダーム・ボライトXC は1回の施術でも変化は感じられますか。
ジュビダーム・ボライトXC は1回の施術でもハリ・ツヤアップなど肌質の変化を実感いただけることが多いですが、毛穴や小じわ、赤ら顔などの肌トラブルの改善といった皮膚再生効果をしっかりと得るためには、アラガン社が推奨する量(最低2本)の注射が有効です。
ジュビダーム・ボリューマXCを1クールに2回打つのはどういった場合でしょうか。
ジュビダーム・ボリューマXC を1クールで2回注射するのは、首などの皮膚が薄い特殊部位へ施術を行う場合になります。額、頬、顔全体といった部位は、1クールで1回の施術が基本となります。注入するジュビダーム・ボリューマXCの量は、施術範囲によりますが一部位であれば1~2本程度、全顔の場合は3~4本程度となります。
ジュビダーム・ボライトXCの効果の持続期間はどの程度ですか。
個人差はありますが、一般的にジュビダーム・ボライトXC は、1回の施術で9ヶ月程度に渡って保湿効果が持続します。ただしアラガン社が指定する十分量を注入していない場合は、効果の持続期間が短くなってしまう可能性はあり得ます。
ジュビダーム・ボライトXCは施術後に定期的なメンテナンスは必須でしょうか。
施術効果をできるだけ長く良い状態で維持するためには、メンテナンスは必須です。ジュビダーム・ボライトXCの効果持続期間は、一般的には9ヶ月程度とされています。そのため前回の施術から9ヶ月程度が経過したタイミングで再施術を定期的に継続されることをお勧め致します。
注入後にマッサージなどのアフターケアは必要ですか。
ジュビダーム・ボライトXCは、非常に粘度の低いソフトタイプのヒアルロン酸ですので基本的にボコつきが出にくいのですが、それでも皮膚の薄い首などに打つと僅かに凹凸が生じることがあります。このような凹凸は医師が皮膚をつまむようにマッサージをすることで均すことが出来ますが、ご帰宅後にもし気になった際には、ご自身で軽く皮膚を押したり揉んだりして均していただくことも可能です。一般的にヒアルロン酸は、注入後に患者様ご自身によるマッサージは禁止のケースが多いですが、ジュビダーム・ボライトXCの場合は他のヒアルロン酸と違って粘度が低いこともあり、多少のマッサージであれば問題ないことが多いです。(もちろんご不安がある際には当院までお気軽にご連絡ください)
ニキビ跡治療の場合も、ジュビダーム・ボライトXCの治療回数や治療間隔は同様ですか。
まず前提として、ジュビダーム・ボライトXCは粘度が低いヒアルロン酸のため、ニキビ跡の中でも凹凸タイプではなく毛穴の開きや赤みに対する治療がメインとなります。この場合のジュビダーム・ボライトXCの注入頻度や回数については、美肌・エイジングケアとしての治療と同じように、1回目の治療後は9ヶ月程度経過したタイミングで再度注射を行うというペースが基本となります。ただし、これはあくまで平均的な期間の目安ですので、必要があればより短い治療間隔でメンテナンスを繰り返すことも可能です。
ジュビダーム・ボライトXCは炎症性ニキビ(赤ニキビ)にも注射は可能でしょうか。
ジュビダーム・ボライトXCに限らずヒアルロン酸全体において言えることとなりますが、一般的にニキビが炎症を起こしている場合は、その部位へヒアルロン酸注射は行いません。炎症性ニキビの場合は、ACRS(注射)やロアキュタン(内服)、もしくは光治療などを組み合わせた治療にて炎症をいったん落ち着かせた後に、ジュビダーム・ボライトXCを打つほうが良い結果が得られます。
ジュビダーム・ボライトXCはニキビ(炎症性ニキビやニキビ跡ではない状態)にも効果はありますか。
ニキビ自体にヒアルロン酸を打つことはありませんが、ニキビ周辺の皮膚へ広く全体にジュビダーム・ボライトXCを面状に打つことで、肌に潤いを与え、それによって肌トラブルの起こりにくい肌質に変えてゆくことが可能です。その結果として、ニキビができにくい健やかな皮膚の状態を長期に渡って維持することが出来ます。
手の甲に浮き出た血管を改善したいのですが、ジュビダーム・ボライトXCで改善出来ますか。
ジュビダーム・ボライトXCは、非常に低粘度のヒアルロン酸のため、肌のしぼんだ感じをボリュームアップさせる用途には適切とは言えません。このような際には、当院ではジュビダームシリーズですとボリューマXCを使用しています。ボリューマXCは粘度の高いヒアルロン酸のため、注入によって手の甲がふっくらとして血管が強く浮き出た状態を和らげてくれます。ただし手の甲にできたしわや、乾燥による肌の老化を改善したいという際には、ジュビダーム・ボライトXCによる治療が適しています。
メンテナンス治療を 9ヶ月よりも短いサイクルで行うことは可能ですか。
ジュビダーム・ボライトXCで推奨されるメンテナンス時期は9ヶ月後となりますが、この数字は臨床データに基づいてメーカーが主張する期間となります。効果の持続期間には個人差がありますので、実際にはこれより長い間隔で行うことも出来ますし、逆に気に入って短いスパンで繰り返し注射を行っている患者様もいらっしゃいます。
ジュビダーム・ボライトXCは、周囲に治療したことがばれることはありませんか。
ジュビダーム・ボライトXCは、粒子を大変細かく均質化して造られているため生体組織に対する親和性が非常に高く、適度な弾力を残しつつ肌によくなじみ、シコリを造ったりすることがほぼありません。(従来型のヒアルロン酸は硬いシコリを造ることが稀にありました。)そのため、顔の表情の動きを全く邪魔することもなく、表情が不自然に変わったり、また表情を変えるとヒアルロン酸が盛り上がって見えるといったこともありません。ジュビダーム・ボライトXCは滑らかな製剤のため、従来のヒアルロン酸のように顔の形やパーツを大きく変えるような作用は持ち合わせておりませんので、周囲へ気づかれずに治療を行いたい方には逆にお勧めの治療法です。人知れず、いつの間にか肌の弾力が増してモチモチになって、さらにハリツヤが出て化粧ノリが良くなっているというようなイメージです。
他院よりもジュビダーム・ボライトXCの価格がかなり安いのは何故ですか。
二重整形や鼻整形などの美容外科治療と異なり、美肌・エイジングケアを目的とした美容皮膚治療については、「継続的に治療を受ける」ことで効果を実感できるものが数多く存在します。そのため当院では、患者様が治療を出来るだけ長く続けやすいように、またそれによって末永くお付き合い頂けるように、できるだけ患者様のご負担にならないことを第一に考えて価格設定を行っております。
他院よりも注入量を少なくして入れているなどといったことは一切ありません。また、全て施術を院長である小松自身が手打ちで注入を行っており、看護師がメソガンなどを使って機械的に打つということもありません。医師による手打ち注入は、アラガン社が指定する唯一の正しい注入法であり、当院はこれを厳守しています。

Doctor

院長・監修者情報

みずほクリニック 院長 小松磨史(こまつ きよし) 美容外科・美容皮膚科 みずほクリニック院長

札幌医科大学・大学院卒業。米国フロリダ・モフィット国立癌センター勤務(ポストドクトラル・フェロー)後、札幌医科大学・形成外科 助教、北海道砂川市立病院・形成外科 医長、大塚美容形成外科入職(大塚院・金沢院・名古屋院など)を経て、2014年みずほクリニック開院。形成外科・美容形成外科での豊富なオペ実績とあわせ、レーザー治療や注入術へ対する独自理論を追求し、患者様の理想とする姿を目指し的確でスピーディな結果を出すことに意欲を注ぐ。免許・資格:日本形成外科学会・認定専門医、日本美容外科学会・正会員、医学博士 医師紹介はこちら

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