尖り過ぎた目頭先端の角を丸めて、
蒙古ひだ(もうこひだ)を作る手術です。
目元を柔らかく見せたり、若々しく見せるなどの効果があります。
目頭に蒙古ひだのボリュームがない際に、自身の皮膚組織を用いて新たに蒙古ひだを作り出すことで、目頭にソフトな丸みのあるラインを生み出す手術です。目頭切開手術の修正手技として行われる場合と、生まれつき蒙古ひだのない方に新たに作成するケースがあります。
<目頭切開修正術の場合>
以下のような目的で行います。
- 目頭切開手術で皮膚を切り過ぎて、左右の目と目の距離が近寄り過ぎた。
- 目頭切開手術により目頭の形があらわになったが、その形に不満がある。
つまり、目頭切開によって失われたもう古ひだを復元する手術です。(この治療は目頭切開による傷跡の修正術ではありません)
<修正術以外の場合>
東洋人の目元の特徴の一つとされる目頭の蒙古ひだですが、今までに目頭手術を受けたことがなくても、生まれつき蒙古ひだがなく先端がとがった形の目頭をしていることもあります。そのような場合に、以下のような目的で手術を行います。
- 目と目が近すぎてバランスが悪く感じる。
- 目と目の間の距離を遠く見せて、年齢を若く見せたい。(逆に近いと年齢が高く見える)
- 目頭がとがり過ぎて、きつい印象なのでよりソフトな雰囲気の目元にしたい。
傷跡は、術後1ヶ月程度は若干目立ちますが、3~6ヶ月以内にはほぼ目立たなくなります。