頬骨上(頬肉)の脂肪吸引
メーラー/ジョールファットの脂肪吸引では除去できない
頬肉の脂肪(笑った時にできる頬の盛り上がり)は
頬骨上の脂肪吸引で膨らみを落とすことができます。
頬骨上(頬肉)の脂肪吸引は、笑った時にできる頬の高い位置の膨らみを除去することを目的とした脂肪吸引術です。頬骨の上にまるで乗っかったように存在するこの部分の脂肪(頬肉)は、一般的に行われる頬の脂肪吸引術(メーラーファット・ジョールファット)では除去することができません。そのため頬骨上(頬肉)の脂肪が気になるという際には、別途この部分をターゲットとした脂肪吸引を行う必要があります。
※頬骨上(頬肉)の脂肪吸引術は、もともと当院では取り扱っていなかったメニューなのですが、患者様からのご要望が多いことから施術として追加する運びとなりました。通常の頬の脂肪吸引はメーラーファットやジョールファットを除去する小顔術となるため、どちらかというと頬の下部(口元に近い部分)の膨らみを除去する施術となりますが、頬骨上の脂肪吸引は、頬の高い位置にできる盛り上がり(頬肉)を除去することに特化した脂肪吸引術となります。なかなか取扱いが少ない部位のようですので、頬肉の盛り上がりが気になる際にはお気軽に御相談下さい。
頬骨上(頬肉)の脂肪吸引は
以下のような方にお勧めです
- 頬の高い位置に膨らみ・盛り上がりがある
- 笑った時に頬がさらに盛り上がる
- アンパンマンのほっぺのように頬がパンパンだ
- 頬が前方向に張り出している
頬骨上(頬肉)の脂肪吸引とは
頬骨上(頬肉)の脂肪とは、笑った時に盛り上がる頬の高い位置にある膨らみのことを言います。(頬肉という言葉自体は学術用語などではありませんが、日常的に使用されることが多い、いわゆる俗語のようなものです)頬肉が張り出していると、笑った時に頬が盛り上がる・アンパンマンのように頬がパンパンになっている・丸顔に見える・顔が大きく見えることがあります。
当院では、1部位77,000円と比較的リーズナブルな価格で脂肪吸引を行っていることもあり、頬の脂肪吸引(メーラーファットやジョールファット除去)に関する診察・施術を日常的に多数行っていますが、実はその際に頬肉(頬骨上の脂肪)を気にしている方もかなり多いことが分かりました。この部分の脂肪吸引はあまり実施しているクリニックが多くはないようですが、患者様からのご要望が多いことから施術メニューとして導入しています。笑った際に盛り上がる、頬の高い位置にできる盛り上がり(頬肉・頬骨上の脂肪)も、わずか10分程度の脂肪吸引術によって除去することが可能です。
頬骨上(頬肉)の原因と治療法
頬骨上(頬肉)が盛り上がった状態になる原因にはいくつかあり、それぞれ原因に合わせた治療が必要になります。
- ①皮下脂肪による膨らみが原因の場合
- 頬骨の上にある皮下脂肪に厚みがあることで頬が盛り上がって見えるケースです。脂肪が膨らみの原因の場合、本施術(頬肉の脂肪吸引)が適応となります。頬骨上の脂肪量はだいたい5㏄から多くても10㏄程度とごくわずかではありますが、この脂肪の量によって顔の輪郭に大きな違いが生じます。
- ②皮下深層にある脂肪の膨らみが原因の場合
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一つ目(皮下脂肪が原因)と似ていますが、こちらの場合は「皮下深層」にある脂肪が膨らんでいることで頬が盛り上がってしまうケースです。この場合は皮下ではなく皮下深層(口腔内に近い部分)にある脂肪(バッカルファット)が原因となるため、バッカルファット除去によって膨らみを除去します。バッカルファットは脂肪吸引では除去できないため、口腔内を切開して、不要な脂肪を取り除きます。
バッカルファット除去の詳細はこちら - ③筋肉による膨らみが原因の場合
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頬付近には大頬骨筋(だいきょうこつきん)と小頬骨筋(しょうきょうこつきん)という筋肉があり、頬を膨らませる・すぼめるといった動きに関係しています。これらの筋肉の動きが衰えてくると、若い頃のように表情にあわせて柔らかく皮膚が動かなくなり(肩などにできる「凝り」のような状態)、頬の膨らみの原因となることがあります。このような際にはボトックス注射が有効になります。
ボトックス注射の詳細はこちら - ④骨格(頬骨)による膨らみが原因の場合
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笑った際に頬が盛り上がって見える原因が骨格のこともあります。この場合は笑った時だけではなく無表情でいる場合にも頬に盛り上がりが生じます。また膨らみに柔らかさはなく、触った際に硬い組織(骨)に触れるため、骨格が原因の場合は比較的わかりやすいでしょう。このような際には頬骨整形(骨切り・骨削りなど)が有効になります。当院の頬骨整形では、入院の必要がない静脈麻酔による手術(330,000円)も行っています。
頬骨整形の詳細はこちら
頬骨上(頬肉)とメーラーファット・ジョールファットの違い
頬の脂肪吸引としてメジャーなのはメーラーファットもしくはジョールファットの除去治療ですが、メーラーファット・ジョールファットは頬の比較的低い位置(口元に近い位置)に存在する脂肪のため、頬からほうれい線、口横にかけた部分にボリュームがある場合に有効な脂肪吸引術となります。そのため、頬の高い位置(頬骨の上)に脂肪が多い場合(いわゆるアンパンマンのほっぺのような頬の高い部分に脂肪が乗っている状態)は、一般的に行われている頬の脂肪吸引ではなく、この部位の脂肪を狙った脂肪吸引を別で行う必要があります。頬骨上(頬肉)の脂肪吸引は、このような際に有効な脂肪吸引術です。
超音波×超振動の次世代脂肪吸引
「ベイザー×アキーセル脂肪吸引」
さらに当院では、ベイザー(超音波)とアキーセル(超振動)を組み合わせた次世代の脂肪吸引術を行っています。
アキーセルとは、カニューレ全体が前後方向に超振動(高周波振動)することで、脂肪をほぐして崩しながら吸引することができる痩身治療機器です。ベイザーは超音波破砕テクニックによって脂肪細胞の結合をバラバラにするのに対して、アキーセルは高周波振動によって脂肪細胞をより細かく粉々にほぐす点が特徴です。通常の脂肪吸引(シリンジ法)と比較して以下のようなメリットがあります。
- 施術の痛みがより少ない
- 術後のダウンタイム(腫れ・内出血など)が短い
- 100%に近い脂肪量の除去も可能(個人差あり)
- メリハリあるボディラインに仕上げることができる
- 施術時間が短い
特にアキーセルはまだ導入しているクリニックも多くはないため、「一度の施術で最大限の効果を出したい」「痛みを抑えて施術を行いたい」という方には大変お勧めの脂肪吸引術です。
施術の特長
- 痛みが少なく、治療時間が短い治療
- 頬骨上(頬肉)の脂肪吸引は、局所麻酔(部分麻酔)による日帰り治療で施術が可能です。痛みが不安な方へ対しては、通常の麻酔にセットで静脈麻酔(点滴の麻酔)や笑気ガスなどを組み合わせることでよりリラックスして楽な気分で治療を受けることも可能ですが、頬骨上の脂肪(頬肉)は、身体の様々な部位の中でもかなり脂肪量が少ない部分となるため、施術による痛みはそれほど強くなく、また吸引にかかる施術時間も5分程度と短時間で終了します(麻酔を効かせるための時間は除く)。
- 脂肪吸引手術としては、ダウンタイムが短い
- 頬骨上(頬肉)の脂肪吸引は吸引管を使用した手術のため、術後に腫れや内出血などのダウンタイムが多少生じることはやむを得ませんが、二の腕や腹部、太ももなどの他部位の脂肪吸引手術に比べると、腫れ・内出血の程度が圧倒的に少ない点も特徴です。およその腫れが引くのに要する時間は12週間前後と短く、ダウンタイムが心配な方にもお勧めしやすい治療です。(個人差はありますが、当院の患者様の多くは2,3日程度でほとんどの腫れ・赤みが引いたというケースがほとんどです)また内出血の色味(青、赤、黄色など)はメイクで十分にカバー可能なレベルです。
- 他の治療法と組み合わせることで小顔効果がアップします
- 頬骨上(頬肉)の脂肪吸引は、通常の頬の脂肪吸引(メーラーファット・ジョールファット)では除去できない頬の高い位置にある脂肪(笑った際に盛り上がる脂肪)を取り除く脂肪吸引術です。この部分の脂肪を取り除くだけでも頬がすっきりして小顔効果を得ることができますが、お顔の状態によっては、頬の脂肪吸引やあご下の脂肪吸引などとセットで施術を行うことで、よりトータル的な小顔効果が期待できます。また脂肪吸引だけではなく、小顔ボトックス(エラ取り)や唾液腺ボトックス、ハイフ(ウルセラ)、糸リフトなどとの併用もお勧めです。
おすすめの小顔・引き締めコンビ治療
脂肪吸引は単独でも痩身効果を実感できる施術ですが、他施術と組み合わせることでより理想に近いラインを形成することが可能です。当院で行っている痩身コンビ治療の一例を紹介します。
よりすっきりした小顔に
シャープなVラインに
このような方に
- ほっそりシャープな顎のラインにしたい
- 顎が大きい/小さい
- 顎が引っ込んでいる/出っ張っている
引っ込んだ顎先や小さすぎる顎先にプロテーゼを挿入し、ツンと尖った顎先にする施術です。
引っ込んだ顎先や小さすぎる顎先にヒアルロン酸を注入し、ツンと尖った顎先にする施術です。
輪郭にヒアルロン酸を注入し、フェイスラインを明確にすることでメリハリあるラインを作ります。
骨切り術は、顎の大きさや位置、左右差などを一気に改善することができる人気の施術です。
もっと脂肪を取りたい
このような方に
- 脂肪量が他の人よりも多い
- できるだけ脂肪を取り除きたい
- 顔のセルライトが気になる
「クルスカ」の愛称で人気の脂肪冷却マシンです。当院では上位機種のエリートを導入しています。
レーザー照射による脂肪溶解マシンです。少量の脂肪もしっかり除去できる点が特徴です。
ピンポイントで、狙った部位の脂肪を除去する際には注射による痩身治療の併用がお勧めです。
効果目的
- 盛り上がった頬骨上肉(頬肉)の除去
- 小顔効果(顔痩せ)
施術の流れ
- 麻酔:局所麻酔注射を頬全体に行います。希望に応じて、静脈麻酔(点滴麻酔)や笑気ガスなども追加できます。
- 耳たぶの付け根の皮膚もしくは口腔内粘膜を5mmほど切開して脂肪吸引の管を挿入する穴を作ります。
- 脂肪吸引の管を上記の穴から挿入して脂肪を吸引します。
- 吸引管の挿入口を糸で縫合して閉じます。
- 頬にガーゼを当て、包帯を顔に巻いて圧迫をかけます。
料金
頬肉の脂肪吸引 | 頬骨上の脂肪 | 77,000円(両側) |
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頬肉の脂肪吸引 (ベイザー超音波脂肪吸引) |
頬骨上の脂肪 | 154,000円(両側) |
※記載料金は予告なく変更することがございます。またカウンセリング・診察時にご提示したお見積について、有効期間は提示日より3か月とさせていただきます。
施術情報
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所要時間5分~10分
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ダウンタイム2~3週間の腫れと内出血
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施術の痛み局所麻酔注射を頬に打つ時のわずかな痛み
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通院抜糸時に1回。その後の経過フォローに2回など。
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麻酔局所麻酔 and/or 静脈麻酔(点滴麻酔) and/or 笑気ガス
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持続性体重が増えない限り永久的
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洗顔翌日から可能
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シャワー・入浴翌日から可能
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メイク翌日から可能