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三重まぶた治療の選び方
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三重まぶた治療の選び方

上まぶたにラインが2本以上入っている状態を三重(みえ)まぶたと言います。

文字上では三重=「二重(ふたえ)+もう1本」ということですが、実際にはもっといっぱい線が入っているケースも含めて三重と総称することが多いです。

そして三重まぶたは以下のような症状を併発することがあり、これらも伴って全体的に目もとが老けて見えてしまうため、三重まぶたを治したいと相談に来られる方が多くいらっしゃいます。

・上まぶたのくぼみ
・上まぶたのたるみ
・上まぶたのしわ
・眼瞼下垂(眠たそうな目)

治療法は、三重まぶたの状態や程度、症状によって単独の手技で充分である場合から複数の手技の組み合わせにより改善するものまで様々です。

当院の三重まぶたの治療としては以下を治療方針としています。

「三重まぶたの軽度と重度の違いは?」と言われると、少し分かりづらいのですが、

  • 軽度:1日の内で三重であったり二重であったりする。ラインが安定しないタイプ。
  • 重度:常にもしくは、ほとんど三重の状態で、眼瞼下垂や明らかな上まぶたのくぼみ・たるみ・しわなどの随伴する症状があるもの。

といった感じです。

また以下は診察の際によく頂く質問です。この場を借りて分かりやすくまとめてみました。

Q.ヒアルロン酸で三重まぶたは改善しますか?
以前、上まぶたのくぼみに対するヒアルロン酸注入治療についてブログを書いた時に、くぼみの改善にともなって三重まぶたも改善するケースがかなりあると書きました。 このようなケースは確かにあるのは間違いないのですが、逆に言うと必ずしもヒアルロン酸注入のみの治療でよくならないケースもありうるということです。
Q.三重の凹んだラインにヒアルロン酸を入れれば改善するのでは?
三重まぶたに相当するしわ上の溝の部分に、浅くヒアルロン酸を入れればしわが伸びて二重まぶたになるのでは?とも患者さんからよく言われます。 理屈上はうまく行きそうなものなのですが、やってみると実際にはうまくゆきません。
Q.できれば手術はしないで三重まぶたを改善したいです
「手術なしで治したい」というお声をよく頂きますが、ヒアルロン酸注入で改善しないものには、切らないにせよ切るにせよ手術以外に方法はありません。このような際には、二重埋没法もしくは切開の眼瞼下垂手術(腱膜前転法)などを追加で行う必要があります。

とはいえ手軽に改善できるのがヒアルロン酸治療のメリットですので、まずはヒアルロン酸注入で三重まぶたの様子を見てみて、まだラインが目立つようであれば二重切開術や眼瞼下垂術を行うという選択も可能です。

実際に当院の患者さんでもそのような流れで治療を行っている方が多くいらっしゃいます。ヒアルロン酸だけで満足する方もいらっしゃいますし、この辺りは一人ひとりの感じ方にもよる部分と言えるでしょう。

Doctor

院長・監修者情報

みずほクリニック 院長 小松磨史(こまつ きよし) 美容外科・美容皮膚科 みずほクリニック院長

札幌医科大学・大学院卒業。米国フロリダ・モフィット国立癌センター勤務(ポストドクトラル・フェロー)後、札幌医科大学・形成外科 助教、北海道砂川市立病院・形成外科 医長、大塚美容形成外科入職(大塚院・金沢院・名古屋院など)を経て、2014年みずほクリニック開院。形成外科・美容形成外科での豊富なオペ実績とあわせ、レーザー治療や注入術へ対する独自理論を追求し、患者様の理想とする姿を目指し的確でスピーディな結果を出すことに意欲を注ぐ。免許・資格:日本形成外科学会・認定専門医、日本美容外科学会・正会員、医学博士 医師紹介はこちら

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