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猫手術・Cカール形成(鼻唇角形成術)
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猫手術・Cカール形成(鼻唇角形成術)

猫手術・Cカール形成(鼻唇角形成術)猫手術・Cカール形成(鼻唇角形成術)

口元が前に出ていて、いつも拗ねているように見える。
猫手術・Cカール形成(鼻唇角形成術)は、
鼻の付け根に軟骨を挿入して口元の突出を軽減します。

「鼻唇角(びしんかく)」とは、鼻の付け根と上唇のラインによってできる角度のことを言い、東洋人の場合は一般的に90度前後が美しい横顔とされています。この部分が90度よりも鋭角になっていると横から見た際に口元が突出して見えるため、いつも怒っている、いつも拗ねているような印象を与えてしまうことがあります。
猫手術・Cカール形成(鼻唇角形成術)は、口元が前方に突出している状態に対して鼻柱の付け根(鼻柱基部)の皮下に耳介軟骨を挿入し、口元の出っ張った状態を改善する鼻の整形術です。猫手術・Cカール形成術は、本来は「鼻唇角形成術」という施術名ですが、ここ最近は若い人を中心に人気を集めており、このような愛称で呼ばれることが増えています。
(「猫手術」の名称は韓国のドクターがつけた名称ですが、確かに猫の顔を横から見ると鼻と上唇の間に段差がなく、鼻翼基部プロテーゼ挿入の「貴族手術」もそうですが、かの国独特のネーミングセンスであり大変興味深いです)

95~100度くらいが標準

Cカール形成術が特に人気です。

丸みのあるラインを形成
丸みのあるラインを形成

当院の場合、鼻下の皮下に挿入する耳介軟骨移植の大きさや挿入位置を細かく調整することで、鼻の付け根と上唇における「角度」や「ライン」についてはカスタマイズが可能です。最近は「鼻下の付け根のラインを丸みのあるCカールにしたい」というご希望が多く、そのような形に仕上げることが多いです。Cカールとは、鼻下を横から見た際に、鼻柱の付け根から鼻の下(上唇の上の皮膚)のほうに伸びる口元のラインが滑らかな曲線=「C]の形になっている状態を言います。この技法はCカール形成術と言い、鼻下から口元のラインを滑らかなラインに変えるのとあわせて、カーブの形を角ばっているものから丸みのある形に変化させることが可能です。

こんなお悩みの方に

  • 口元が前に出ているのを目立たなくしたい
  • 鼻の付け根が小鼻よりも陥没して見える
  • 横顔を見た時に口元と鼻の角度が鋭角気味なのが気になる
  • 鼻下が長く見える
  • 鼻の上下長が短い

鼻唇角が通常よりも鋭角のラインになっている場合、口元が突出してみえるため普段から機嫌がよくない印象を与えてしまうことがあります。猫手術・Cカール形成(鼻唇角形成術)はこの口元の突出感を消す鼻の整形術で、耳裏か耳珠から軟骨を採取して四角く何枚か切り出し、これらを束ねて上唇と鼻柱の移行部の上唇部皮下ポケットに挿入することでこの部分を前方に出します。

ひっこんでいる

これによって鼻唇角の角度が鋭角から鈍角に変わり、口元の突出感が和らぎます。なお猫手術・Cカール形成(鼻唇角形成術)の手術では、鼻の穴の中(穴のキワ部分)のみを切開するため表から傷跡が目立つということはありません。

切開

理想的な鼻のライン形成も可能

理想的な鼻は、小鼻の位置に対して鼻柱がやや下方に突出している逆三角形の状態が美しいとされています。このような左右の小鼻と鼻柱の位置関係をACR/Alar-columellar relationshipと言います。鼻柱の基部が陥没していることによって左右の小鼻と鼻柱の位置関係(ACR/Alar-columellar relationship)のバランスが悪い場合には、猫手術・Cカール形成(鼻唇角形成術)とあわせて鼻柱下降(鼻柱延長)を行うことで、鼻柱部分もしっかり下方に出してやると、鼻の上下長の短さも補うことができ非常に良い結果となることが多いです。

ARC
左右の小鼻と鼻柱の位置関係(ACR)について

猫手術・Cカール形成(鼻唇角形成術)の応用

傷跡を残さずに人中短縮をしたい

上唇と鼻柱の移行部が後方に引っ込んでいると鼻柱基部と上唇の間の距離が長くなるため、鼻の下が長く見えます。このような症状改善には人中短縮術がメジャーですが、人中短縮術は術後に傷跡が数か月ほど残ること、また上唇が術前よりも厚くなることを嫌う方もいらっしゃいます。このような場合には、切らずに人中短縮ができるボトックス注射(人中短縮ボトックス)が適応となりますが、猫手術・Cカール形成(鼻唇角形成術)と鼻柱延長をあわせて行う手法もお勧めです。外から見える傷が一切ない状態で、また上唇の厚みを変えることなく、人中の長さを短く見せることが可能となります。

人中短縮術(リップリフト)詳細はこちら 切らない人中短縮ボトックス詳細はこちら
垂れ鼻(魔女鼻)を改善したい

鼻唇角の角度が鋭角過ぎると、鼻先が下がって見えることによって「垂れ鼻」に見えるケースがあります。垂れ鼻は魔女鼻ともいわれ、横顔が老けて見える原因となるため男女問わず修正を希望される方が多いお悩みです。垂れ鼻の修正には鼻尖挙上術鼻柱挙上術などもありますが、鼻柱の付け根が引っ込んでいる際には猫手術・Cカール形成(鼻唇角形成術)が適応となります。鼻唇角部分を前方に出すことで鼻先が術前よりも上がり、また鼻のシルエットをわずかにアップノーズに変化させることでプロフィールを今より若々しく見せることができます。

耳介軟骨の採取に抵抗がある際には、シリコン使用も可能

もし、猫手術・Cカール形成(鼻唇角形成術)で使用する耳介軟骨の採取に抵抗があるのであれば、鼻や顎先のプロテーゼ手術に使用するシリコンを、事前にサイズや形を調整した上で移植軟骨の代用物として皮下に挿入する方法も可能です。この方法ですと耳を切開することなく、より短時間で仕上がります。ただし鼻に異物を入れることを好まないのであれば、耳介軟骨の使用をお勧めします。

口元の突出の原因が骨格の場合は骨切り術による施術も可能

口元の突出感(口ゴボ)が骨格の構造に付随するものの場合、猫手術・Cカール形成(鼻唇角形成術)では十分に口元の突出感を改善できないこともあります。そのような場合は輪郭整形を併用することで土台(骨格)ごと改善することも可能です。当院では輪郭整形も多数取り行っておりますのでお気軽にご相談ください。

輪郭整形の詳細はこちら

施術の特長

口元の突出感(口ゴボ)を和らげる
口元が突出しており、いつも拗ねているように見えるのが気になるものの、骨切術などの大がかりな手術までは考えていないという際に猫手術・Cカール形成(鼻唇角形成術)は有効な施術です。日帰り手術でダウンタイムが少なく、施術時間も1時間前後で終わるためストレスも少ない点も特長です。
傷跡が外から見えない
猫手術・Cカール形成(鼻唇角形成術)は、術直後であっても傷跡が見えない点も人気の理由です。同様の目的で行うことがある施術として、鼻下が長さを短くする人中短縮術がありますが、この施術の場合はどんなにうまく皮膚を切開して丁寧に縫っても、傷跡はゼロではありません。また唇が上にリフトアップされて上唇の幅が厚くなることを気にする方もいらっしゃいます。猫手術・Cカール形成(鼻唇角形成術)は鼻の穴の粘膜部分を小さく切開して耳介軟骨を移植するため、傷跡が一切ない点が人中短縮に対して優れたメリットと言えます。
コンビ治療でワンランク上のライン形成も可能
猫手術・Cカール形成(鼻唇角形成術)とあわせて鼻柱下降(鼻柱延長)を行うことで、小鼻と鼻柱の位置関係(ACR)が理想的な鼻のラインともいえる逆三角形の状態になり、患者様にとって非常に満足度の高い結果になることが多いです。なお、鼻柱下降術だけでは鼻の上下長(眉間から鼻先までの鼻の長さ)が短いと感じる際には、鼻中隔延長術によって鼻先の方までしっかり下方に向けることで、より上下長を長く見せるということも可能です。

症例写真

猫手術・Cカール形成(鼻唇角形成術)

「猫手術・Cカール形成(鼻唇角形成術)」の症例写真・ビフォーアフター

ドクターによる症例解説

術前

鼻柱の根本(鼻柱基部)と上唇の境界線が引っ込んていて鋭角になっているのを改善したいとご相談に来られた34歳の女性です。この部分に丸みを持たせてラインを柔らかくする施術は「猫手術」と呼ばれており、昨今若い方を中心に相談が増えている鼻の整形術です。
鼻柱基部に皮下ポケットを作って耳介軟骨を移植することで鼻柱基部を前方に出し、鼻から口元にかけてのプロフィールを変えます。軟骨は耳珠軟骨か耳甲介軟骨を使用します。(軟骨の採取を避けたいという際にはプロテーゼ挿入で代替することも可能です)この部分を前方に出すと、口元の前方への突出感(口ゴボ)を和らげる効果も期待出来ます。

術後

術後1ヶ月目の状態です。鼻柱基部が「C」の形に丸い滑らかな曲線を描き、前方に出ていることが分かります。
鼻柱基部の引っ込んだ部分を単純に前方に出すだけでなく、このように「C」の形のような滑らかなカーブを描いた形で先方に出す方法を、最近は「Cカール形成」と呼ぶことが多いです。鼻の整形術の中ではダウンタイムも少なく、また手術は1時間前後と比較的短時間で終わるクイック治療ですが、患者様の満足度が大変高い施術になっています。

症例に関する情報

施術名:猫手術・Cカール形成(鼻唇角形成術) 費用:220,000円 治療に伴う可能性のあるリスク・副作用:腫れ、内出血、感染、左右差、血腫、傷跡など 施術内容に関する問い合わせ先:お問い合わせフォームからどうぞ 施術内容に関する問い合わせ先:お問い合わせフォームからどうぞ

効果目的

  • 鼻唇角の角度を整える(横顔の改善)
  • 口元の突出感(口ゴボ)を緩和する
  • 鼻下の長さを短く見せる(人中短縮効果)
  • アップノーズ気味に見せる(垂れ鼻の改善)

施術の流れ

  1. 洗顔後、術前に記録として写真撮影を行います。
  2. 顔面全体および耳を消毒します。
  3. デザイン:皮膚ペン(スキンマーカー)により皮膚面にマーキングを行います。
  4. 耳および鼻に局所麻酔注射を打ちます。
  5. 耳から軟骨を採取します。(軟骨は、耳珠もしくは耳甲介から採取することが多いです)
  6. 鼻の穴のキワの切開を行います。(鼻柱外側および、内脚隆起付近)
  7. 鼻柱と上唇の移行部付近の皮下を剥離してポケットを作ります。
  8. 耳介から採取した軟骨を何枚か束ねて、作成した皮下ポケットに挿入します。
  9. 施術中、皮膚を仮縫合した状態で上体を起こしていただき、御自身で鏡を持って見てもらい鼻唇角付近の形・角度などを入念にチェックしてもらいます。必要があれば、微調整を行います。
    *この時点でほとんど腫れはありませんので、正確に完成形をシュミレーションすることが出来ます。
    *鏡で見て自身で横顔が確認しづらければ、スタッフが横からカメラで写真を撮影して術中にカメラの液晶画面で見え方を確認することも可能です。
  10. 鼻の穴の粘膜を糸で縫合して傷を閉じます。
  11. 移植した軟骨がずれないようにテープ固定を行います。
  12. 20分ほど安静室にて休憩し、その後出血が止まっていることを確認して帰宅します。

料金

猫手術・Cカール形成
(鼻唇角形成術)
1回 220,000円

※記載料金は予告なく変更することがございます。またカウンセリング・診察時にご提示したお見積について、有効期間は提示日より3か月とさせていただきます。

施術情報

  • 所要時間
    60分前後
  • ダウンタイム
    腫れが落ち着くのに1週間程度
  • 施術の痛み
    局所麻酔注射による痛み
  • 通院
    7日目:縫合部の抜糸
  • 麻酔
    以下から選択可能
    局所麻酔注射のみ
    局所麻酔注射+鎮痛点滴
    局所麻酔注射+静脈麻酔
  • 持続性
    半永久的効果
  • 洗顔
    翌日より可能
  • シャワー・入浴
    鼻の腫れがひくまではシャワーのみが望ましい
  • メイク
    抜糸後より可能

Doctor

院長・監修者情報

みずほクリニック 院長 小松磨史(こまつ きよし) 美容外科・美容皮膚科 みずほクリニック院長

札幌医科大学・大学院卒業。米国フロリダ・モフィット国立癌センター勤務(ポストドクトラル・フェロー)後、札幌医科大学・形成外科 助教、北海道砂川市立病院・形成外科 医長、大塚美容形成外科入職(大塚院・金沢院・名古屋院など)を経て、2014年みずほクリニック開院。形成外科・美容形成外科での豊富なオペ実績とあわせ、レーザー治療や注入術へ対する独自理論を追求し、患者様の理想とする姿を目指し的確でスピーディな結果を出すことに意欲を注ぐ。免許・資格:日本形成外科学会・認定専門医、日本美容外科学会・正会員、医学博士 医師紹介はこちら

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