鼻尖耳介軟骨移植(鼻先耳軟骨移植)
ご自身の軟骨で鼻先を高くする治療です。
鼻先を細く見せる効果もあります。
耳の軟骨を鼻先に移植することで、鼻先を高くする手術です。
耳の軟骨は、耳の裏ないし耳の穴の中を切って採取するので傷跡が目立つことはありません。
また、耳からの軟骨採取によって耳の形が変わることはありません。
本施術は基本的に局所麻酔で行いますが、傷みをできるだけ感じたくないという際には静脈麻酔や全身麻酔で施術を行うことも可能です。静脈麻酔の場合は、手術中に鼻の状態を確認することも可能です。
※「だんご鼻」「あぐら鼻」「にんにく鼻」など、鼻の名称としてよく使われる俗称について、それぞれの特長や治療法についてまとめてみましたので、あわせてこちらもご覧ください。
鼻の俗称とその治療法について(だんご鼻・あぐら鼻など)こんなお悩みの方に
- 鼻先を高くしたい
- 鼻先を細く見せたい
施術の特長
- 腫れにくい
- 鼻先の軟骨を移植する部位は、非常に限られた小さな部位なので術後に腫れ・内出血はほぼありません。
- 自己組織だから安心
- シリコンプロテーゼなど人工物を用いて鼻先を高くしようとすると、皮膚に負担が掛かり赤くなったりなどのトラブルが発生することも稀にありますが、ご自身の軟骨を使うのでその心配がありません。
- 高くするだけでなく、細くもなる
- 鼻先を高くすることで、同時に鼻先を細く見せる効果があります。 鼻先の太さに悩んでいる方にはオススメの治療です。
症例写真
鼻尖耳介軟骨移植(クイック法/クローズドアプローチ)
ドクターによる症例解説
症例に関する情報
治療名:鼻尖耳介軟骨移植術 費用:220,000円(クローズ法)モニター価格88,000円 治療に伴う可能性のあるリスク・副作用:腫れ、内出血、感染、血腫、皮膚面の凹凸、傷跡、左右非対称、知覚麻痺など 施術内容に関する問い合わせ先:お問い合わせフォームからどうぞ
鼻尖鼻耳介軟骨移植(単独手術)
ドクターによる症例解説
術前
鼻先の低さを気にされてご相談を受けた25歳の女性です。 横から見たプロフィールで、鼻先が若干上を向いており、上下に短い鼻(短鼻)の傾向があります。鼻中隔延長は行わず、鼻先耳介軟骨移植単独手術を行うこととなりました。
術後
写真は、術後2ヶ月目の状態です。鼻柱切開を伴うオープンアプローチで、鼻先へ左耳から採取した耳珠軟骨を3枚重ねとして移植しました。術前に比べて、鼻先の高さが前方へしっかり出ており横からみたプロフィールも美しく仕上がっています。オープンアプローチならば、鼻中隔延長に頼らずともこの程度の高さを出すことは十分に可能です。 ※オープンアプローチ法のメリットはこちら
症例に関する情報
治療名:鼻尖耳介軟骨移植 費用:330,000円(オープン法) 治療に伴う可能性のあるリスク・副作用:腫れ、内出血、血腫、皮膚壊死、皮膚の傷跡など 施術内容に関する問い合わせ先:お問い合わせフォームからどうぞ
効果目的
- 鼻先の高さをだす
- 鼻先の位置を変える
- 鼻先を細く見せる
施術の流れ
- 局所麻酔の注射を耳と鼻先に打ちます。
痛みが不安な方は静脈麻酔や全身麻酔での施術も可能です。 - 耳の軟骨を採取します。(耳の裏ないし耳穴の中からアプローチ)
- 鼻の穴の中の粘膜を切開し、鼻先の皮下にスペースを作ります。
- 耳の軟骨を束ねて鼻先の皮下に置いて固定します。
- 鼻の穴の中の切開創を糸で縫合して閉じます。
料金
鼻尖耳介軟骨移植(鼻先耳軟骨移植) | クローズ法 220,000円 |
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モニター価格 | クローズ法 88,000円 |
※記載料金は予告なく変更することがございます。またカウンセリング・診察時にご提示したお見積について、有効期間は提示日より3か月とさせていただきます。
施術情報
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所要時間1時間
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ダウンタイム1週間
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施術の痛み局所麻酔注射時のわずかな痛み
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通院術後1週目の抜糸
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麻酔局所麻酔(注射)。痛みが不安な方には静脈麻酔もしくは全身麻酔での施術も可能。
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持続性半永久
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洗顔7日目以降可能
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シャワー・入浴当日より可能
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メイク7日目以降可能
よくあるご質問
- 傷跡は目立ったり、ばれたりしませんか
- 鼻尖耳介軟骨移植では、鼻の穴から切開を行うため術後も傷跡はほぼ目立ちません。
- 術後に赤みや腫れはありませんか
- 鼻尖部耳介軟骨移植後では、非常に小さな部位を切開して軟骨を挿入するため術後もダウンタイムはほぼありません。
- 移植した耳の軟骨があったところは目立ちますか
- 軟骨は耳の内側や裏面から採取するためほとんど傷跡は目立ちません。またほんの少しだけ切除するため機能面でも問題はありません。
- 鼻尖耳介軟骨移植で鼻はどのくらい高くなりますか
- 鼻尖耳介軟骨移植は自身の耳の軟骨を移植する、比較的変化の小さな手術です。少しだけ効果を出したいという場合は単独で行うこともありますが、ある程度しっかりと鼻尖を高くしたいという場合には鼻尖修正術やプロテーゼ挿入術と併用して行うこともあります。事前のカウンセリングでどんなラインにしたいかを確認した上で、一人ひとりの鼻や目元、顔全体の雰囲気にあった方法を提案しています。
術前
鼻先をわずかに高くしたいというリクエストの30歳の女性です。できるだけダウンタイムも抑えたいとのことでしたので、今回は皮膚切開を伴わないクローズドアプローチによる施術を行うこととしました。
クローズ法は鼻の中のみを切開する手法のため、耳介軟骨移植であればごく短時間で終わる上に、ダウンタイムも最小限で済みます。さらにギプス固定の必要ない点もこの術式のメリットです。このような理由から、今回の方のように「ごくわずかな変化」をご希望の際にはクローズ法による鼻尖耳介軟骨移植もお勧めです。(クローズ法の場合、オープン法と比較して予算も抑えることができる点もメリットでしょう)
術後
術後3ヶ月後の状態です。術前後の変化については、写真上ですとごくわずかに分かる程度ですが、ご本人はイメージ通りの仕上がりとのことで大変満足されておりました。
鼻先にしっかりとした変化をご希望の際には、やはり鼻中隔延長かコルメラストラットをお勧めしておりますが、全ての人がそのような変化を希望されるわけではないため、このような「さりげない変化」を良しとする方の場合、クローズ法(クリック法)による鼻尖耳介軟骨移植で充分なこともあります。